レスリング西日本学生春季リーグ 大阪体育大学が2部全勝優勝で1部復帰 北京五輪銀・湯元監督「まだ通過点」

大阪体育大学
チーム・協会
 日本学生レスリング春季リーグ戦が5月9、10日、大阪府堺市の金岡公園体育館で行われ、大阪体育大学は2部リーグで6大学に全勝して優勝し、1部昇格を決めた。

大技のバックドロップを決めるなど活躍した大阪体育大学・辻田陽咲 【大阪体育大学】

 試合は7人の団体戦で、2部リーグは総当たり戦となる。9日は3試合が実施され、初戦の桃山学院大学戦は7-0、関西学院大学戦で6-1、関西大学戦も7-0と全勝し、初日は4勝した南九州大学に続き2位で終えた。
 2日目の10日は初戦の天理大学戦に6-1で勝利した後、1位の南九州大学との全勝対決となった。1番手の74kg級・辻田陽咲(ようさく、スポーツ科学部1年、大阪体育大学浪商高校)がパワーを活かした豪快な投げ技で10点差をつけ、テクニカルスペリオリティー勝ちし、初戦を制した。2番手の70kg級・宇都宮聡太(スポーツ科学部3年、兵庫・猪名川高校)は敗れたものの、3番手の86kg級・茂野颯良(そら、体育学部4年、和歌山北高校)がダメージを受けながらも最後まで戦い抜き勝利。4番手の125kg級・松本理暉(りき、スポーツ科学部1年、大阪体育大学浪商高校)が5-0で、フォール勝ち。5番手の65kg級・瀬野悠斗(はると、スポーツ科学部2年、大阪体育大学浪商高校)も苦しみながらも勝利した。6番手の61kg級・石塚佑慎(ゆうしん、スポーツ科学部2年、群馬・市立太田高校)は14-1でテクニカルスペリオリティー勝ち、7番手57kg級・庵野琥士朗(あんの・こじろう、スポーツ科学部1年、大阪体育大学浪商高校)も16-5でテクニカルスペリオリティー勝ちを収め、優勝に限りなく近づいた。

重量級らしいパワフルな試合運びの松本理暉 【大阪体育大学】

 最終戦の中京学院大学戦は、1番手・辻田、2番手・茂野が10-0、3番手・庵野は12-1でテクニカルスペリオリティー勝ち。4番手・宇都宮は前戦での敗戦を払拭するフォール勝ち、5番手・松本、6番手・石塚もフォール勝ち、7番手・瀬野は負傷のため大事を取って不戦敗となり、初日から6戦全勝で優勝、1部昇格を決めた。
 また、個人賞では5試合全勝の茂野が2部最優秀選手に贈られる小田原杯を受賞した。

5試合全勝の茂野颯良 【大阪体育大学】

 レスリング部は大学生のみではなく、大阪体育大学浪商中学・高校も含めた中高大一貫指導体制を取り、2025年からは2008年北京五輪銀メダリストの湯元健一監督が就任し、オリンピアンの輩出を目標に掲げている。今大会で活躍した1年生も大阪体育大学浪商高校出身で、中高大一貫指導の成果で戦力が充実している。
 湯元監督は「2部優勝はあくまで通過点。現時点でも1部の上位に食い込める戦力がある」とさらなるステップアップに自信をのぞかせている。

試合の合間に選手にアドバイスする湯元監督 【大阪体育大学】

茂野颯良主将
 昨年、2部に降格になってから、特に3年生は必死で練習していて絶対に1部に上がりたかった。新1年生も強い選手が入ってきたので、戦力的に2部で優勝できる自信があった。リーグ戦なので個人のことだけでなくチームの勢いも大切なので、全体の雰囲気も気にしながら戦った。1部で戦っていくために足りない部分もあるのでまだまだ練習する


瀬野悠斗 【大阪体育大学】

庵野琥士朗 【大阪体育大学】

クレバーな試合運びの石塚佑慎 【大阪体育大学】

最終戦でフォール勝ちを決めた宇都宮聡太 【大阪体育大学】

2部最優秀選手に選ばれた主将・茂野颯良 【大阪体育大学】

大阪体育大学レスリング部 【大阪体育大学】

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著者プロフィール

日本を代表するスポーツの総合大学。体育系大学として西日本で初めて開設されました。スポーツ科学部は6領域を備えデジタルスポーツにも注力、教育学部は最大4つの教員免許が取れ、両学部生の96%が「満足」と卒業時アンケートに回答。6専用体育館・各種競技場・医師在勤の診療所・AT・S&Cルームが教室棟に隣接。学生の非認知能力の高さも特長です。

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