【2部・第6節】関東学院大学が破れ首位転落! 首位は東京国際大学、2位には産業能率大学の"引き分け同士"が入る
【試合結果】JR東日本カップ2026 第100回関東大学サッカーリーグ戦・2部リーグ第6節
『JR東日本カップ2026 第100回関東大学サッカーリーグ戦』2部リーグ第5節は、5月6日(水・休)に全6試合が行われた。
前節首位に立った関東学院大学が11位の神奈川大学に逆転負けを喫して首位から陥落。代わりに首位に立ったが、同じ勝点10で並ぶ2位の東京国際大学だ。東京国際大学は3位・産業能率大学と直接対決もスコアレスドローの痛み分けに。しかし同勝点の4位・立正大学が9位の慶應義塾大学と激しいゴールの奪い合いのうえ2-4で敗戦。結果、勝点1を重ねた東京国際大学が初の首位となり、同勝点の産業能率大学が2位となった。とはいえ、3位に後退した関東学院大学、4位・立正大学との勝点差はわずかに1。まだまだ上位グループの変動はありそうだ。
12位の専修大学は終了間際まで1-0でリードも、90+9分に城西大学にゴールを許し目の前で待望の今季初勝利を逃すことに。また7位の流通経済大学は9位・拓殖大学に逆転勝利を収め、順位をひとつ上げて6位に。拓殖大学は11位に大きく後退した。
一方、今節は9位~11位までの3チームがそろって勝利。11位の神奈川大学は首位の関東学院大学を、また9位の慶應義塾大学は4位の立正大学をそれぞれ下し、ひとつずつ順位を上げて10位と8位に。また順位は変わらないながらも9位の明治学院大学も5位・立教大学に勝利して待望の2勝目を上げた。
3連戦を締めくくる第7節は5月10日(日)に4試合が行われる。天皇杯地域予選の関係で「流通経済大学vs関東学院大学」「明治学院大学vs専修大学」の2試合は7月に延期となる。東京国際大学、産業能率大学、立正大学の上位3チームにとっては、先に勝点差をつけておく絶好のチャンス。はたして結果は――。
マッチレポート
今節は勝点10で並ぶ上位4チームがいずれも白星を逃す思わぬ展開となった。
前節首位に立った関東学院大学は11位に沈む神奈川大学と"神奈川ダービー"。唯一ナイターで行われた試合は、序盤の12分に関東学院大学が先制点。相手GKのDFへのボールをカットした岡田生都がそのままペナルティーエリアに持ち込んでゴールネットを揺らした。岡田の2試合連続先制点でリードを奪った関東学院大学だったが、神奈川大学も23分、松本大輝の右コーナーキックを高村桜輝がダイレクトボレーで叩き込んで同点に。1-1で迎えた後半は神奈川大学が一進一退の攻防戦となるが、神奈川大学が72分にフリーキックからチャンスを作り、有働嵩常が鮮やかな左足のミドルシュートを突き刺して逆転に成功。これが決勝点となり神奈川大学が1-2で勝利。待望の2勝目を挙げて10位に順位を上げた。一方、関東学院大学は4連勝ならずわずか1節で首位陥落となった。
前節初黒星を喫した4位・立正大学はホームに9位・慶應義塾大学を迎えて対戦。スコアが動いたのは開始早々の4分。立正大学がスローインを起点に左サイドから攻撃を仕掛け、高橋秀太のパスに阿部日夏太が合わせて先制する。しかしその後は1点を追う慶應義塾大学が猛攻を開始。33分に三浦大其のコーナーキックを古金谷悠太が頭で合わせて試合を振り出しに戻すと、42分には先制点をアシストした三浦大其が、鮮やかな切り返しで相手DFをかわしゴール左隅にシュートを突き刺す。後半も慶應義塾大学が試合を優位に進めるが、なかなか追加点までは至らない。それでも75分、霜田晟那の右からのクロスにオノノジュ慶吏が頭で合わせて3点目。1-3とリードを2点差に広げる。対する立正大学も83分、鈴木樟がペナルティーエリア手前からのフリーキックを直接決めて再び1点差に迫るが、その2分後には慶應義塾大学・オノノジュにこの試合2ゴール目となる4点目を許すことに。激しいゴールの奪い合いは2-4で決着がつき、立正大学まさかの2連敗を喫する結果に。一方、3試合ぶりの白星となった慶應義塾大学は8位に順位を上げた。
関東学院大学、立正大学がともに敗れたことで注目されたのが東京国際大学と産業能率大学、2位と3位の直接対決だ。試合はホーム、産業能率大学が主導権を握りチャンスを作るものの、最後までゴールネットを揺らすことなく0-0で終了。ともに勝点1を積み上げた。結果、2位の東京国際大学が順位を上げて初の首位に。3位の産業能率大学も2位となり、勝点1差で関東学院大学が3位となった。
勝点6で並ぶ7位・流通経済大学と8位・拓殖大学の直接対決。先手をとったのはホームの拓殖大学だった。序盤の10分、川村舞弥が鮮やかなミドルシュートを決めてリードを奪うが、その後は現在2連勝中で勢いに乗る流通経済大学が主導権を握る展開に。流通経済大学は30分、柚木創の浮き球のパスを収めた千葉大舞がボレーシュートを放ち同点に追いつく。さらに後半開始早々の49分、コーナーキックからのこぼれ球を奈須琉世が押し込んで逆転に成功。その後も流通経済大学は危なげない展開で拓殖大学の攻撃を防ぎ、1-2で試合終了。3連勝を収めて6位に浮上。対照的に3連敗となった拓殖大学は、7位から11位に大きく後退することとなった。
3連敗中の10位・明治学院大学は、2連勝で勢いに乗る5位・立教大学をホームに迎えて対戦。試合は立ち上がりから明治学院大学が優位に進め、何度となく決定機を作るもののどうしてもゴールにつなげることができない。ようやくスコアが動いたのは、後半も終盤に差し掛かった74分。福永竜也のコーナーキックが直接ゴールネットを揺らし明治学院大学が先制する。対する立教大学も81分、青谷舜の右からのパスを収めた太田和希が右足を振り抜いて同点弾。試合は振り出しに戻ったが、その5分後に交代出場の松本レイが個人技でゴール前まで切れ込んでシュート。これが決勝点となり、明治学院大学が2-1で勝利。4試合ぶりの白星を挙げるとともに、順位を9位に上げた。
12チーム中唯一白星のない12位・専修大学と5位・城西大学の試合は、序盤にスコアが動いた。専修大学は9分、自陣でボールを奪った佐藤柚太がカウンターを仕掛け一気呵成に前線へ。ペナルティーエリア手前で左にパスを入れると、これを受けた佐藤漣が鮮やかなミドルシュートでゴールネットを揺らした。後半はビハインドを追った城西大学が反撃に出るも、専修大学も粘り強い守りでこれを防ぎ試合はアディショナルタイムに突入。このまま専修大学が逃げ切るかと思われたが、90+9分、GKが弾いたボールを交代出場の秋葉琉斗が押し込んで城西大学が劇的な同点弾を決める。その直後にタイムアップの笛が鳴り、試合は1-1で終了。専修大学は目前で初勝利を逃すこととなった。
※表示スコアはホーム対アウェーのスコアで表示。
(文・飯嶋玲子)
全試合結果と得点者
拓殖大学 1(1-1)2 流通経済大学
得点者)【拓大】川村舞弥【流経大】千葉大舞、奈須琉世
産業能率大学0(0-0)0 東京国際大学
立正大学 2(1-2)4 慶應義塾大学
得点者)【立正大】阿部日夏太、鈴木樟【慶大】古金谷悠太、三浦大其、オノノジュ慶吏×2
明治学院大学 2(0-0)1 立教大学
得点者)【明学大】福永竜也、松本レイ【立教大】太田和希
専修大学 1(1-0)1 城西大学
得点者)【専大】佐藤漣【城西大】秋葉琉斗
関東学院大学 1(1-1)2 神奈川大学
得点者)【関東大】岡田生都【神大】高村桜輝、有働嵩常
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