【FC町田ゼルビア】タフさが試される時。総力で臨む横浜FM戦
過密日程の真っただ中で迎える一戦。まさに町田のタフさが問われている。
ACLEファイナルズの激闘から休む間もなく国内リーグ戦は“大型連戦”へと突入した。サウジアラビアからの時差ぼけが残ったまま中3日で前々節・水戸戦を消化し、それから再び中3日で前節は王者・鹿島と激突。どちらもPK戦までもつれ込むハードな戦いとなった中、今度は中2日で横浜FM戦だ。
疲労を抜くことで手一杯の現状、PK戦で敗れた前節の試合後には黒田剛監督も苦しいチーム状況を振り返った。
「足をつったり、このタイトなスケジュールの中でなかなかコンディションが90分続かないところも含めて、我々の意図するPK要員が組めないことが最後に出てしまった。そういったところに影響が出るのがこの過密日程でもある。次も中2日で試合があり、選手たちはかなり過酷な日程を消化しているが、我々の試練、成長できるタイミングだと思い、しっかりと準備して次のホームゲームに臨みたい」
リーグ戦は残り5試合。1試合消化の多い首位・鹿島との勝点差は『9』とやや離されてしまった3位・町田だが、まだ追い付く可能性は残っている。中3日や中2日の連戦は来週まで続く。まずは目の前の一戦必勝態勢で難局を乗り切っていくだけだ。
4月11日(土)以来のホームでの一戦。今節の相手も力のあるチームだ。今季は2度の3連敗を喫するなどなかなか波に乗り切れないシーズンを過ごしていた横浜FM。ただし、最近は大島秀夫監督のスタイルが定着し、上向き傾向にある。ボールを大事にし、前線では細かなコンビネーションを駆使する攻撃がハマって、直近3試合は7得点。昨季途中にJ2のいわきFCから加入した1トップ・谷村海那はここまで6得点と高い得点力を生かして横浜FMの新エースとして君臨。その下では天才肌のMF天野純が潤滑油として攻撃をうまく循環させ、チャンスを創出している。
また、右のジョルディ・クルークスなどサイドには個で突破できるアタッカーも配置されており、チーム全体の攻撃の質は高い。第8節では川崎Fに5-0と圧勝する爆発力もある。町田としては、相手に勢いを与えないことは重要だ。
ただし、隙がないわけではない。横浜FMの失点数25はリーグワースト。高い攻撃力の半面、守備に不安を見せる時がある。前々節・千葉戦のように相手を押し込み続けた時には抜群の強さを見せるが、反対に前節・水戸戦では攻撃が機能せず押し込まれる時間も多かった。
町田が突くべきポイントは、そこにある。相手のポゼッションを連動した前線からの守備で封じ、押し込み続ければ得点の可能性は大きく高まる。まさに町田のストロングがハマる相手でもある。その上で前線では活気の良い選手たちがチームに勢いを与えられるか。
前々節は先発、前節は途中出場と最近は出場機会を得ているルーキー・徳村楓大もいつでも出番を待っている。
「(試合に出られたら)まずはガツガツ、若手らしく伸び伸びプレーすること。チームの勝利のために全力でプレーしたい」
厳しい日程だからこそ、求められるのはチームの総合力。黒田ゼルビアはホームの『町田GIONスタジアム』の力も借りてこの難局を乗り越える。
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5.6(水)
16:00 KICK OFF
vs.横浜F・マリノス
会場:町田GIONスタジアム
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