練習試合三重H戦 立川理道も復帰し、計15トライの乱打戦を勝ち切る!
「これほどプレーできない期間が続いたシーズンは初めてでした。試合から離れている間は、外からチームを見ながら、自分に何ができるかを考えて取り組んできました。今日は実戦に戻り、そうした時間で積み重ねてきたものが、プレーに生きたと感じています」
シーズンも終盤戦、よりシビアな勝負が続くこの状況でチームの精神的な支柱となるような選手が戻ってくることは大きい。
「ここからは、プレーオフも含めて大事な試合になってくると思います。レギュラーシーズンの順位はもちろん、プレーオフも重要な試合が続きます。そこで自分がどうインパクトを残せるか、そして、チームに求められている仕事をしていきたいです」
前半からリードをキープ、取って取られての展開を逃げ切って勝利する
晴天無風の爽やかな天候のなかスタートした前半、強度の激しい殴り合いのような試合は、まずはツヨシ選手のナイスタックルからチャンスを掴んだ。このタックルでペナルティを奪うと、ゴール前ラインアウトからイジー選手がボールを持って突進。すぐにフォワードで近場を前に出て最後は加藤選手がトライを奪う。
だが直後の前半4分には中盤でラインブレイクを許して、連続攻撃の末に左角にトライを奪われた。そこからは互いにトライの取り合いとなった。8分にはスクラムでのフリーキックからクイックスタートを切ると、すぐにバックスに展開。山﨑選手が相手との1対1を切れ味鋭いスワーブで抜き去り2トライ目。
11分には1トライを返され同点となるが、14分にはモールで梁本選手がグラウディングし勝ち越した。
20分には自陣でのターンオーバーから、岸岡選手が相手の背後にキックを落とす。これに反応した山﨑選手がボールをキャッチするとそのまま独走して連続得点に繋がった。
そして立川選手が存在感が見せたのは36分。ゴール前スクラムからバックスに展開すると立川選手がぎりぎりのところで相手を引きつけて岸岡選手にパス。空いたスペースを見逃さず右サイドに大きく放つとぽっかりとあいたスペースにツヨシ選手が飛び込んだ。
前半終了間際には失点するも、勝ち越しトライからの連続得点で差をつけ、29対17で前半を終了した。
しかし、その後は得点には結びつかない。後半12分から16分にかけて連続でトライを許して5点差まで詰められる。スピアーズはこの間にメンバーを6人入れ替えると、25分にはテアウパ選手の突破からオフロードパスを貰った山本選手が豪快なトライを取って相手にペースを譲らない。
31分には島田選手のキックから山田選手がキャッチする技巧派たちのコンビネーションで得点はついに50点に。
終盤2トライを奪われるもそのまま逃げ切り、50対41で勝利した。
次戦は第17節、リコーブラックラムズ東京戦。今回のトレーニングゲームで示したアグレッシブな姿勢と選手層の厚みが、公式戦の舞台でどのように発揮されるのか。コンディションと競争力を高めたスピアーズが、次の一戦でどのようなパフォーマンスを見せるのか注目が集まる。
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写真:チームフォトグラファー 福島宏治
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