冬季大会初のTEAM JAPAN応援感謝パレード、“りくりゅう”らとともにパラリンピアンらが参加!
スタート前から熱気に包まれる
「普段はチェアスキーを中心に、車いすマラソンやハンドバイクに乗ったり、車いすバスケットボールを楽しんだりしています。チェアスキーを教えていただいたことがきっかけでパラアルペンスキーの森井大輝選手を応援していて、ミラノ・コルティナ大会も観ました」(母親)
「(森井選手は)やさしいです」と、はにかみながら教えてくれた小学3年生。「ミラノ・コルティナ大会を観て、将来はパラリンピックに出たいと言い出しました。いつかこんなパレードにも出られたらいいですよね」と、両親もうれしそうだ。
日本パラリンピック委員会の森和之会長は、「感謝をお伝えするパレードに多くの皆さまにご参加いただき、ありがたく思う。大会期間中にいただいた温かいメッセージは選手にしっかりと届いていた。最後の瞬間まで皆さまの応援が大きなチカラになった」と、集まった観客や支援者に感謝の気持ちを伝えた。
続いて、日本橋中学校吹奏楽部や早稲田大学応援部吹奏楽団らがオリンピックファンファーレを演奏。これを合図に、8グループに分かれたオリンピック・パラリンピック混合の選手団が、エスコート・レポーターキッズとともにパレードに出発した。
大歓声を浴び、決意新たに
ルートの途中に設けられたミニステージでは、エスコート・レポーターキッズからの質問にアスリートが答えるインタビュートークも行われた。
自身12年ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得した鈴木猛史(パラアルペンスキー)は、「パラリンピックで見えた景色は?」と聞かれ、「今みたいに人がいっぱいいて、キラキラしていて。でも、プレッシャーで怖かった」と答え、画面越しでは分からない選手の心理を率直に語った。
「みんなとお話したり、文化交流するのが楽しかったです。イランの選手は戦争があって来られなくなり、残念でした。イランの選手はすごくパラリンピックに出たいというのを感じた印象的な大会でした」と、世界情勢と無縁ではいられないスポーツの現実を語った。
ひときわ大きな歓声が上がったのは、ミラノ・コルティナ2026オリンピックフィギュアスケートペア金メダルの“りくりゅう”こと三浦璃来&木原龍一がリフトを披露したときだ。
今回のパレードを今後の活動へのパワーにした選手も多かったようだ。
銀メダル2個の村岡桃佳(パラアルペンスキー)は、次のように語った。
「昨年大ケガを2度したが、心が折れずにパラリンピックを目指し続けられたのは応援のおかげ。今回はとくに応援の声のありがたさを感じたので私も返していきたいし、これからも応援の声を糧に競技に取り組んでいきたい」
「(パレードは)メダルを獲ったときと同じぐらい感動した。パラスポーツ、そして障がい者を多くの人たちに知ってもらえるよう活動していきたい」
また、銀メダルの小栗大地(パラスノーボード)は、パラスノーボード日本代表チームのキャプテンとして、次の大会に向けての決意を語った。
「チームとして一つでも多くのメダルを獲るという目標を掲げていたが、結果、一つのメダルしか穫れず、悔しい思いをみんなしている。(ミラノ・コルティナ大会で目標として掲げていた)チームで誰かがメダルを獲るという考え方ではダメで、ここから4年はチーム全員でメダルを獲るという目標でやっていきたい」
photo by AFLO SPORT
※本記事は2026年4月にパラサポWEBに掲載されたものです。
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