【2部・第3節】産業能率大学と立正大学の連勝対決はスコアレスドロー! 拓殖大学が2連勝で首位グループを追う
【試合結果】JR東日本カップ2026 第100回関東大学サッカーリーグ戦・2部リーグ第3節
『JR東日本カップ2026 第100回関東大学サッカーリーグ戦』2部リーグは4月19日(日)に全6試合が行われた。
今節の注目はともに開幕から2連勝となる産業能率大学と立正大学の直接対決。だがどちらも譲らすスコアレスドローに終わり勝点1を分け合った。そんな首位2チームを追うのが拓殖大学だ。開幕戦は産業能率大学に完敗を喫したが、前節、そして今節の立教大学戦と無失点で連勝し、勝点1差で3位につける。
また今節は慶應義塾大学、関東学院大学、神奈川大学、流通経済大学の4チームが待望の初勝利。この結果、全12チームが勝点を獲得し、未だ勝利がないのは専修大学1チームのみとなった。
立正大学と産業能率大学、注目の全勝対決。前半は拮抗した展開となったが、後半に産業能率大学がアグレッシブな攻撃でたびたび立正大学ゴールに迫る。だが、立正大学も粘り強い守備でこれを跳ね返し、0-0のままし合い終了。今節注目の一戦はスコアレスドローに終わった。
勝点3で並ぶ拓殖大学と立教大学の試合は、開始早々にスコアが動いた。先手を取ったのは、「これまで、どうしても試合の入りがよくなかった」(玉井朗監督)という拓殖大学。3分、右サイドから攻撃を仕掛けてシュート。これは相手DFのクリアされるものの、こぼれ球を拾った榊原寛太がすかさず左足を振り抜いてゴールネットを揺らす。「たまたま目の前にボールが転がってきただけ」という榊原だが、「これまでと違い、入りがよくてゴールも決まった。正直、これでけっこう試合は決まったんじゃないか、と思った」。そのあとは立教大学に押し込まれる時間帯もあったが、二度の靭帯断裂を乗り越えて復帰したというセンターバック・神山友陽を中心に相手の攻撃を抑える。さらに後半序盤の51分、コーナーキックのこぼれを拾ったルーキー・武田翔琉が豪快なミドルシュートを叩き込んで追加点。2-0で連勝を収めた拓殖大学が勝点を6に伸ばし、首位グループに勝点1差に迫った。
残る4試合は、いずれも勝利チームが待望の今季初勝利を挙げる形となった。
流通経済大学は"負けなし"の明治学院大学をホームに迎えて対戦。試合は開始早々に動いた。2分、流通経済大学は柚木創がペナルティーエリアの外から、強烈な左足のミドルシュート。柚木の2試合連続ゴールで流通経済大学が先制する。対する明治学院大学も後半に巻き返しを図るが、最後までネットを揺らせず1-0でタイムアップ。序盤の1点を最後まで守り切った流通経済大学が今季初勝利を挙げた。
ともに初勝利を狙う神奈川大学と専修大学の試合は、後半にスコアが動いた。前半はどちらも攻めあぐね無得点のまま後半へ。すると後半開始早々の46分、神奈川大学は鮮やかなパスワークで専修大学のディフェンスラインを崩すと、山縣優翔のクロスに鳥取内定・山本颯太が頭で合わせて先制。山本は72分にも佐藤楓の左からのクロスをダイレクトで合わせて専修大学を突き放す。神奈川大学はさらに78分、福岡内定・前田快がペナルティーエリアの外から強烈なミドルシュートを決めてダメ押しの3点目。その後も専修大学にゴールを許さず、3-0の完勝で今季初白星を挙げた。
前節初勝利を挙げた城西大学は、未だ勝利のない慶應義塾大学をホームに迎えて対戦。試合は立ち上がりから拮抗した展開となり、両チーム無得点のまま前半終盤へ。0-0のまま折り返すかと思われたが、43分に城西大学がハンドの判定でペナルティーキックを献上。45+2分、これを慶應義塾大学の三浦大其がゴール右隅に沈めて先制点を挙げる。慶應義塾大学は後半開始早々の47分にも、山本凉から田形昂生にパスをつなぐと田形のスルーパスをオノノジュ慶吏が流し込んで追加点。対する城西大学も56分、前線の山宮渉太と馬場卓未を同時投入するなどして流れを変えようとする。しかしチャンスを作りながらも決めきれず、逆78分にはスルーパスを受けた慶應義塾大学・朔浩太朗がドリブルで一気に前線へ。そのままゴール右隅にシュートを決めて3点目をマーク。その3分後にも三浦大其が放ったミドルシュートがワンバウンドしてそのままゴールイン。三浦大其のこの試合2点目となるゴールで、慶應義塾大学がダメ押しの4点目を挙げた。しかしその2分後、慶應義塾大学は城西大学のコーナーキックからの決定機を止めようとして途中出場の堀ノ口瑛太が一発退場に。85分にはこのファウルで得たペナルティーキックを馬場卓未が決めて城西大学が1点を返すが時すでに遅し。3点差を覆すことはできず、慶應義塾大学が1-4で勝利した。
今節唯一のナイトゲームとなった関東学院大学と東京国際大学の試合は、早い時間帯から荒れ模様となった。まずは6分、関東学院大学はコーナーキックからの攻撃の中で飯島雄聖が倒されてペナルティーキックを獲得。だがキッカー・エレハク有夢路のシュートは東京国際大学GK・北橋将治がストップ。関東学院大学は得点機を逸してしまう。その後は両チーム一進一退の攻防戦となるが、前半終了間際の43分、左サイドからカットインした永井英次が倒されて関東学院大学が再びペナルティーキックを獲得。今度はしっかりとゴールネットを揺らし、関東学院大学が1-0で試合を折り返した。後半に入ると1点を追う東京国際大学が反撃を開始。62分には関東学院大学がハンドの判定を受け、ペナルティーキックを獲得する。この決定機にキッカーを柏内定・古谷柊介が務めるが、放ったシュートは関東学院大学GK・⽊村和輝がファインセーブ。東京国際大学は絶好の得点機を逃すことに。その後も東京国際大学が猛攻を仕掛けるが、最後まで関東学院大学のゴールネットを揺らすことはできず1-0のままタイムアップ。先制点を守り切った関東学院大学がホームで初勝利を収めた。
※表示スコアはホーム対アウェーのスコアで表示。
(文・飯嶋玲子)
全試合結果と得点者
拓殖大学 2(1-0)0 立教大学
得点者)【拓大】榊原寛太、武田翔琉
流通経済大学 1(1-0)0 明治学院大学
得点者)【流経大】柚木創
神奈川大学 3(0-0)0 専修大学
得点者)【神大】山本颯太×2、前田快
立正大学 0(0-0)0 産業能率大学
城西大学 1(0-1)4 慶應義塾大学
得点者)【城西大】馬場卓未【慶大】三浦大其×2、オノノジュ慶吏、朔浩太朗
関東学院大学 1(1-0)0 東京国際大学
得点者)【関東大】永井英次
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