悪一文字~覚醒したスワローズのあのサウスポー~
【これはnoteに投稿されたQU22号さんによる記事です。】
悪一文字。相楽左之助。ではない。山野太一投手である。開幕から3戦3勝。覚醒の時を迎えている?のである。
昨シーズンオフの契約更改にて、最も印象的だったのが山野投手のコメントだった。来期の目標として「悪」一文字を掲げたのだ。
昨シーズンオフの契約更改にて、最も印象的だったのが山野投手のコメントだった。来期の目標として「悪」一文字を掲げたのだ。
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「いろんな方から優しすぎるといわれる。マウンド(に立つとき)ぐらいは悪いやつというか、インコースとかも強気で攻められるようなマインドでいきたい」
サンスポより
いいぞいいぞ!と思った。この場面でありきたりな言葉ではなく「悪」を掲げたこと自体がクールだったし、凄みやパッションも感じた。いいぞいいぞ!期待できるぞ!とニヤついたものだ。
山口県出身。実家には同じ山口県出身の三輪コーチのサインがあるらしい。東北福祉大学ではリーグ戦にて22勝0敗。負けない男として名を馳せ、2020年ドラフト2位でスワローズに入団。
キャンプ、オープン戦で結果を残し、開幕ローテ入り。同期のドラ1である木澤尚文投手が開幕一軍を逃したため、この時点では山野投手が世代のトップを走るかに思えた。さすが負けない男。石川投手の後継者は彼なのかもしれない。そう思った。
しかし事件は起きた。大事な大事な初登板の前日。3/31にコロナの濃厚接触者と認定され自宅待機。まともな準備ができないまま4/1のプロ初登板初先発を迎えることとなってしまったのだ。開幕6戦目、ハマスタでのベイスターズ戦である。
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残った数字は1回1/3、7失点、防御率47.25。前日の準備不足に加えて、守備のミスが絡んでの大量失点。あまりに可哀そうな、ある意味鮮烈なデビュー戦となってしまった。
そして、苦難は終わらない。その後、上半身のコンディション不良で離脱。デビュー戦の大炎上のみでルーキーイヤーは終了。2022年のシーズンオフには育成契約となる。あの濃厚接触認定が22勝0敗の投手の野球人生を奈落の底に落としたとしか思えなかった。
しかし、彼は終わらない。2023年7月に支配下に復帰し8/1に感動のプロ初勝利。時が止まったあの大炎上から2年以上が経っていた。とはいえ、この年は1勝止まり。2024年3勝。2025年5勝。ステップアップはしているような気がするが、なかなか殻を破れないここ数年だったのである。
伝えられるキャラクターは天然というか、いじられ役というか、不思議ちゃんというか、まあかわいいのである。しっかりしている印象はない。ご本人が言う通り「優しい人」なのだろう。
そんな中での「目標は悪」発言だったのである。いいぞいいぞ!期待できるぞ!ニヤリ。
そして今シーズン。ピンチでも動じない。強気に攻める。中心選手の自覚と風格。「悪山野」は殻を破った。覚醒した。ように見える。初戦と3戦目は7回2失点。2戦目は6回4失点で勝ったので、運もある。
おまけに打つ。3戦連続安打。池山スワローズ8番投手の申し子のようになっている。ちなみに昨年のファン感のホームランダービーに金属バットで参戦したことも、今のこの状況につながる壮大なフリであったように思えてならない。うーん。池山さんが凄いのか、「悪山野」が凄いのか。
あとはこれを続けるだけだ。が、それが難しいこともよくわかっている。「悪山野」はどこまで「悪」を貫けるだろう。きっと「悪」が「勝利」を呼び続ける限り、池山スワローズの勢いは本物だと、そう言われるに違いない。
そして、苦難は終わらない。その後、上半身のコンディション不良で離脱。デビュー戦の大炎上のみでルーキーイヤーは終了。2022年のシーズンオフには育成契約となる。あの濃厚接触認定が22勝0敗の投手の野球人生を奈落の底に落としたとしか思えなかった。
しかし、彼は終わらない。2023年7月に支配下に復帰し8/1に感動のプロ初勝利。時が止まったあの大炎上から2年以上が経っていた。とはいえ、この年は1勝止まり。2024年3勝。2025年5勝。ステップアップはしているような気がするが、なかなか殻を破れないここ数年だったのである。
伝えられるキャラクターは天然というか、いじられ役というか、不思議ちゃんというか、まあかわいいのである。しっかりしている印象はない。ご本人が言う通り「優しい人」なのだろう。
そんな中での「目標は悪」発言だったのである。いいぞいいぞ!期待できるぞ!ニヤリ。
そして今シーズン。ピンチでも動じない。強気に攻める。中心選手の自覚と風格。「悪山野」は殻を破った。覚醒した。ように見える。初戦と3戦目は7回2失点。2戦目は6回4失点で勝ったので、運もある。
おまけに打つ。3戦連続安打。池山スワローズ8番投手の申し子のようになっている。ちなみに昨年のファン感のホームランダービーに金属バットで参戦したことも、今のこの状況につながる壮大なフリであったように思えてならない。うーん。池山さんが凄いのか、「悪山野」が凄いのか。
あとはこれを続けるだけだ。が、それが難しいこともよくわかっている。「悪山野」はどこまで「悪」を貫けるだろう。きっと「悪」が「勝利」を呼び続ける限り、池山スワローズの勢いは本物だと、そう言われるに違いない。
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