[プレビュー]未来は自分たちの手で変える。ガンバが敵地で勝ち切ってACL2の決勝へ
「終わってしまったことは変えられないけど、未来を変えることはできる。しっかりとやりたい」と初瀬が語った言葉が、ガンバの立ち位置である。
最小得点差で敗れたものの、180分トータルの戦いでまだ「前半」を終えただけ。アウェイで挑む第2戦でガンバが2点差以上で勝てば、決勝への切符を掴み取ることになる。
「我々クラブにとっても特別な試合。まだまだ自分たちには可能性が残っている」とヴィッシング監督も語ったが、ガンバは総力戦で勝ちに行くだけだ。
ガンバのホームでは完全に守備的な戦いに割り切ってきたバンコク・ユナイテッドの出方は不透明だが、第1戦でもガンバはシュート18本を浴びせながら、ノーゴールに終わっている。「同じような形を相手がやってくるのであれば、ゴール前にどんどん攻めて、その時にしっかりと決めきる。そこが大事」と攻撃を牽引するジェバリは力を込めたが、勝負所での決定力が試合の鍵を握るはずだ。
ただ、敵地でガンバが見せるべきは今季、ヴィッシング監督と積み上げてきたスタイルだ。指揮官は言う。「自分たちのアプローチとしては、何か特別なことをするわけではなく、自分たちのサッカーをとにかく出し切る」
キックオフ時にも暑さが予想されるバンコクだが、アグレッシブにボールを奪い、鋭く相手ゴールに迫るスタイルで相手の守りをこじ開けるのみである。
準決勝までの道のりでも毎試合のようにヒーローが現れ、チーム全員の力で勝ち上がってきたガンバ。そんな足取りも今やチームの経験値と自信になっている。
「恐れるものは全くない。僕らは2-0以上で勝つことにフォーカスするだけ」と初瀬は力強く言い切った。
敵地で勝つ、そしてサポーターとともに歓喜する――。未来を変えるための大一番が、いよいよ始まる。
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