【FC町田ゼルビア】止めて、刺す。柏レイソルを倒して、いざアジアへ

FC町田ゼルビア
チーム・協会

【©FCMZ】

堅守復活のFC東京戦

 ACLEに向けて弾みをつけたい一戦だ。1日(水)と5日(日)に行われた“FC東京2連戦”の初戦を0-3で落としたが、前節は町田らしい“堅守”を復活させて0-0からのPK勝ち。
「1週間の間に同じチームに絶対に負けてはならないということは、プロ人生を懸けて、その気持ちを出していくことを選手たちに働きかけてきた」と黒田剛監督。

 流動的な攻撃を仕掛けてくるFC東京に対し、短い準備期間の中で対策を遂行したことはもちろん、何よりも熱い魂で90分を戦い抜いた姿勢が結果につながった。この勝利は、チームにとって大きな意味を持つ。

 次はACLEファイナルズ前最後の一戦となる柏戦。

「ACLEを戦うために、百年構想リーグをスタートさせたと言っても過言ではない」(黒田監督)。

 まずは柏を全力で倒し、サウジアラビアへ飛び立つ覚悟だ。

 もっとも、柏が復活の兆しを見せている。リカルド・ロドリゲス監督就任1年目の昨季にいきなり2位へと飛躍した中、今季序盤戦は3連敗を喫するなど、低迷。だが、3月14日(土)の前回対戦で町田に0-1で敗れて以降、3連勝中(うち1勝はPK戦)と一気に上り調子だ。

 その3試合で奪った得点数は圧巻の『7』で失点はわずか『1』。3-0で勝利した前節・横浜FM戦は開始早々に相手DFが一発退場したとは言え、それを誘発したのは前線からのハイプレスだ。一人少ない相手に隙を与えず完勝したチームにリカルド・ロドリゲス監督は試合後、「選手全員がしっかりとやるべきことをまっとうすることによって成し遂げられた価値ある勝点3」と胸を張った。

前節は守備を修正し、FC東京を無失点に抑えてPK戦で勝ち切った 【©FCMZ】

攻守の精度を高め、柏撃破を目指す

 ボールを巧みに保持し、前線が流動的に動いてコンビネーションで相手を攻略していく“リカルド・サッカー”は今季も健在だ。序盤戦は結果が伴っていなかったが、内容は決して悪くなかった。結果と内容をようやくリンクさせてきた現在の柏は、やはり強い。

 堅守を取り戻した町田が次に目指すのは“止めて、刺す”戦いだ。前々節の完敗を受け、前節は守備の修正ができたことで無失点で抑え込んだ。柏とはシステムは同じ[3-4-2-1]。それぞれの局面で多くのマッチアップが予想される中、いかに個の勝負で勝ち、そしてFC東京戦で見せた組織的な守備で封じ込めてゴールを奪うか。

 古巣対戦となる仙頭啓矢は今節に向けて言う。

「守備の圧力など、どれほど強度を持って戦えるか。そして決め切るところで決め切ること。数多くのチャンスを作れるかは試合になってみないと分からないが、やはり無失点で試合を進めながらも少ないチャンスでも決め切るのがウチの戦い方でもある。そこは大事」

 攻守の精度をさらに高めることが求められる柏戦。この一戦を制し、町田はその先に待つアジアの頂へと歩みを進める。

【©FCMZ】

明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド第10節
4.11(土)
14:00 KICK OFF
vs.柏レイソル
会場:町田GIONスタジアム

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著者プロフィール

1977年、「サッカーの街・町田を代表するサッカークラブをつくる」という考えの下、地域の小学生たちを選抜して結成したFC町田トレーニングセンターを設立。裾野から頂点へと市民の力で自然発生的にクラブの強化のピラミッドを築き上げ、1989年にFC町田トップチームが誕生。クラブ名の「ゼルビア」は、町田市の樹である欅の英語名と、町田市の花であるサルビアを組み合わせて名付けられた。本拠地は町田GIONスタジアム。地域の皆様に愛され、地域の発展に貢献できる町のシンボルになるべく、「天空の城 野津田」というブランディングを行っている。

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