新たなドラマを見つけられますか?日本のWBCが終わっても野球は続く。決勝は米国-ベネズエラ。政治的な問題も絡む大一番。あの伝説が生まれたサッカーW杯を思い出す
【これはnoteに投稿されたセイノさんによる記事です。】
新たなドラマを見つけられますか?ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本が敗れた。それでも野球は続く。決勝は米国―ベネズエラに。政治的な問題も絡む大一番となる。あの伝説が生まれたサッカーのワールドカップ(W杯)を思い出す。
日本は準々決勝でベネズエラに敗れた。負けた時に起こりがちなのは「もしも~だったら」と考えることだ。もしも、あの時、侍ジャパンの打者が打っていれば。もしもあの時、日本のピッチャーが抑えていれば。
ただ、あの試合に限っては、「もしも」は通じなかったように思われる。ベネズエラは試合の2日前に、1時間半をかけて、日本戦のミーティングを行っていたのだ。
日本の先発、山本由伸投手について、低めの球を捨てることを徹底した。それが初回の先取点につながり、二回にも連続長打で1点を追加した要因だった。
そして、この日のレフト、吉田正尚選手の「肩の弱さ」も徹底的に突いた。一塁走者がレフトへのヒットで一気に三塁まで陥れた場面もあった。
ベネズエラは日本を下し、準決勝でもイタリアに逆転勝ちを収めた。初の決勝進出。相手は決勝トーナメント開催地のアメリカだ。
今年1月に、ベネズエラの大統領が米国に拘束される事件が起きた。ただの野球の試合ではない。政治も絡んだ頂上決戦となる。
思い出すのはサッカーW杯だ。1986年に行われたメキシコ大会。準々決勝のアルゼンチンーイングランドも政治が絡んだ一戦だった。
4年前の1982年に、イギリス領のフォークランド領有をめぐり、両国の間で紛争が起きた。イギリスが勝利を収める結果となったが、その4年後に、サッカーで戦うこととなり、話題を呼んだ。
その一戦。アルゼンチンが2-1で「雪辱」した。2ゴールを奪ったのが、スーパースター、ディエゴ・マラドーナさんだ。
1点目は「神の手ゴール」。ペナルティエリア内で、マラドーナさんは相手GKとボールを競り合う。その際に左手でボールを叩いてゴールに入れたのだ。本来的には「ハンド」の反則。しかし、ゴールが認められてしまったのだ。
さらに3分後、マラドーナさんは約60メートルをドリブルで進み、相手選手5人を抜いてゴールを決めた。このシーンは、その後もW杯名場面として、何度も映像で紹介されている。
まさに伝説となった一戦だ。WBCの頂上決戦も、政治が絡む中で、後の世にまで語り継がれる名勝負が生まれるだろうか。
そして侍ジャパンの選手たちも、ベネズエラの選手と再戦があるはずだ。準々決勝で最後の打者となった大谷翔平選手。メジャーリーグに舞台を移し、ドジャースの選手としてプレーする。その際に、ベネズエラの抑え投手、パレンシア投手(カブス)と再戦することもあるだろう。
その時には、パレンシア投手は鈴木誠也選手とチームメートとなる。国籍とは関係なく、仲間となる。そして、メジャーリーグを舞台にした新たなドラマが生まれるのだ。
日本のWBCは終わった。それでも野球は続く。これからのレギュラーシーズンに多くのドラマを見つけたい。
日本は準々決勝でベネズエラに敗れた。負けた時に起こりがちなのは「もしも~だったら」と考えることだ。もしも、あの時、侍ジャパンの打者が打っていれば。もしもあの時、日本のピッチャーが抑えていれば。
ただ、あの試合に限っては、「もしも」は通じなかったように思われる。ベネズエラは試合の2日前に、1時間半をかけて、日本戦のミーティングを行っていたのだ。
日本の先発、山本由伸投手について、低めの球を捨てることを徹底した。それが初回の先取点につながり、二回にも連続長打で1点を追加した要因だった。
そして、この日のレフト、吉田正尚選手の「肩の弱さ」も徹底的に突いた。一塁走者がレフトへのヒットで一気に三塁まで陥れた場面もあった。
ベネズエラは日本を下し、準決勝でもイタリアに逆転勝ちを収めた。初の決勝進出。相手は決勝トーナメント開催地のアメリカだ。
今年1月に、ベネズエラの大統領が米国に拘束される事件が起きた。ただの野球の試合ではない。政治も絡んだ頂上決戦となる。
思い出すのはサッカーW杯だ。1986年に行われたメキシコ大会。準々決勝のアルゼンチンーイングランドも政治が絡んだ一戦だった。
4年前の1982年に、イギリス領のフォークランド領有をめぐり、両国の間で紛争が起きた。イギリスが勝利を収める結果となったが、その4年後に、サッカーで戦うこととなり、話題を呼んだ。
その一戦。アルゼンチンが2-1で「雪辱」した。2ゴールを奪ったのが、スーパースター、ディエゴ・マラドーナさんだ。
1点目は「神の手ゴール」。ペナルティエリア内で、マラドーナさんは相手GKとボールを競り合う。その際に左手でボールを叩いてゴールに入れたのだ。本来的には「ハンド」の反則。しかし、ゴールが認められてしまったのだ。
さらに3分後、マラドーナさんは約60メートルをドリブルで進み、相手選手5人を抜いてゴールを決めた。このシーンは、その後もW杯名場面として、何度も映像で紹介されている。
まさに伝説となった一戦だ。WBCの頂上決戦も、政治が絡む中で、後の世にまで語り継がれる名勝負が生まれるだろうか。
そして侍ジャパンの選手たちも、ベネズエラの選手と再戦があるはずだ。準々決勝で最後の打者となった大谷翔平選手。メジャーリーグに舞台を移し、ドジャースの選手としてプレーする。その際に、ベネズエラの抑え投手、パレンシア投手(カブス)と再戦することもあるだろう。
その時には、パレンシア投手は鈴木誠也選手とチームメートとなる。国籍とは関係なく、仲間となる。そして、メジャーリーグを舞台にした新たなドラマが生まれるのだ。
日本のWBCは終わった。それでも野球は続く。これからのレギュラーシーズンに多くのドラマを見つけたい。
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