LA28:ドミニカ共和国とベネズエラ、LA28オリンピック野球大会への出場権を獲得した史上初のチームに

世界野球ソフトボール連盟
チーム・協会

【WBCI/MLB Photos by Getty Images】

世界ランキング12位のドミニカ共和国と5位のベネズエラが、国際野球の歴史に新たな一章を刻んだ。両国は、米国マイアミで開催されている2026年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で準決勝進出を果たしたことにより、ロサンゼルス2028オリンピック競技大会 野球競技への出場を決めた最初のチームとなった。

開催国としてすでにLA28への出場権を得ているアメリカ合衆国に加え、WBCにおいてアメリカ大陸から上位2位に入ったチームにもオリンピック出場枠が与えられる。準決勝進出を決めたことで、ドミニカ共和国とベネズエラはアメリカ大陸に割り当てられたこの2つのLA28出場枠を獲得した。
ドミニカ共和国代表はLA28にて、3度目のオリンピック野球競技出場を飾ることになる。これまでにバルセロナ1992大会と東京2020大会に出場している。また同国は、オリンピック野球でメダルを獲得した7か国の一つであり、東京2020大会では横浜スタジアムで銅メダルを獲得した。3位決定戦で韓国を10対6で破り、ドミニカ共和国にとって団体競技で初めてのオリンピックメダルとなった。外野手フリオ・ロドリゲスは、東京2020代表の中で今回のワールド・ベースボール・クラシックに出場している唯一の選手である。彼はオリンピック大会で打率.417を記録し、6試合で本塁打1本、4打点、二塁打2本を記録した。

一方、ベネズエラにとってLA28は初めてのオリンピック野球出場となる。3度の世界王者である同国は、メキシコ・プエブラで開催された最終オリンピック予選でドミニカ共和国に敗れ、東京2020オリンピック出場を逃していた。
2026年WBCは、3月17日に世界王者が決定する大会であり、LA28全競技を通じて最初の予選大会という歴史的な意味を持つ大会でもある。出場権を獲得したことで、ドミニカ共和国とベネズエラは、2028年7月13日から19日にかけてロサンゼルスのドジャー・スタジアムで開催されるオリンピック野球競技への出場を確定させた。これは、野球がオリンピックに復帰する大会として大きな注目を集めている。

世界野球ソフトボール連盟のリカルド・フラッカリ会長は次のように述べた。
「ドミニカ共和国とベネズエラが、ロサンゼルス2028オリンピック大会 野球競技に出場する最初のチームとなったことを心より祝福します。2026年ワールド・ベースボール・クラシックでの彼らの成果は、国際野球の競技レベルの高さと、世界中でこのスポーツが成長し続けていることを示す証です。」

「国際大会でのパフォーマンスによって出場権を勝ち取ったドミニカ共和国とベネズエラは、野球にとって最も象徴的な会場の一つであるドジャー・スタジアムで自国を代表する機会を得ました。2028年にロサンゼルスで彼らを迎えること、そしてWBSCプレミア12などを含む“Road to LA28”の道のりの中で、残りの出場枠を巡る各国の競争を見ることを楽しみにしています。」

また、ロサンゼルス2028組織委員会スポーツ部門チーフ兼大会運営責任者のシャナ・ファーガソン氏は次のように述べた。
「ロサンゼルス2028大会 野球競技への期待は高まっています。アメリカで最も愛されるスポーツの一つである野球がオリンピックに戻り、象徴的なドジャー・スタジアムを舞台に開催される準備が進む中、興奮は高まるばかりです。ワールド・ベースボール・クラシックで最初の出場チームが決まったことは、世界的な挑戦の始まりを意味します。今、世界中の何千人もの選手たちがLA28を目標に、オリンピックの舞台に立つための旅をスタートさせています。」

【世界野球ソフトボール連盟】

野球はLA28でオリンピック7回目の実施となり、東京2020以来の開催となる。LA28では6チームが出場し、そのすべてが国際大会の成績によって決定される。ワールド・ベースボール・クラシックの後、残り3つのオリンピック出場枠は2つの追加予選大会によって決定される予定であり、実力による公平な出場ルートが確保されている。

次の予選大会:WBSCプレミア12 2027

オリンピック出場争いは、WBSCプレミア12 2027と通して続く。同大会は16チーム制に拡大され、オリンピック出場権に直結する重要な大会だ。また、WBSCプレミア12 2027の予選大会は2026年に開催される予定であり、"Road to LA28"は今年後半から再び動き出す。

WBSCプレミア12 2027では、2つのオリンピック出場枠が与えらる。

・最も成績の良いアジアのチーム
・最も成績の良いヨーロッパまたはオセアニアのチーム

アジアはオリンピックでの実績が豊富な地域であり、日本、チャイニーズタイペイ、韓国はいずれもオリンピックでメダルを獲得している。中国もまた、この地域において有力な候補の一つだ。

ヨーロッパおよびオセアニアでは、オランダやオーストラリアといった伝統的な強豪が争いをリードしていルガ、イタリア、チェコ、ドイツ、イギリスも出場権争いに加わっている。
チェコ、ドイツ、イギリスにとっては、出場が実現すればオリンピック初出場という歴史的な瞬間となる。

2028年、6チームによる最後の出場枠争い

6チームによるオリンピック最終予選大会が、遅くとも2028年3月までに開催され、6つ目で最後のオリンピック出場枠が決定される。

参加チームは以下の通り。
・直近のアジア選手権における上位2チーム(出場未確定チーム)
・直近のヨーロッパ選手権における上位2チーム(出場未確定チーム)
・直近のアフリカ選手権における最上位チーム(出場未確定チーム)
・直近のオセアニア選手権における最上位チーム(出場未確定チーム)
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

世界野球ソフトボール連盟(WBSC)はオリンピック首都スイス・ローザンヌの近郊プーリーにに本部をおく野球、ソフトボール、ベースボール5の国際統括団体。6500万人以上にのぼるアスリート競技人口を支え、野球、ソフトボール、ベースボール5の普及・発展を推進している。 WBSCは各国の公式代表チームが出場する国際大会を主催しており、プレミア12、野球ワールドカップ、ソフトボールワールドカップ、ベースボール5、野球・ソフトボールオリンピック予選を世界各地で開催している。

当サイトには一部アフィリエイトリンクが含まれています。

リンクから商品・サービスをご購入いただいた場合、スポーツナビに収益が発生することがあります。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント