マインツ、ヴェーザーで勝利し勝ち点3を獲得
マインツ、過密日程でも疲れ見せずブレーメンとの一戦を制す
オロモウツ戦の引き分けから、マインツのコーチ陣は先発メンバーを3人変更。主将シルヴァン・ヴィドマー、イ・ジェソン、シェラルド・ベッカーが先発し、カスペル・ポトゥルスキとウィリアム・ボーヴィング(ともにベンチスタート)、さらに重傷で欠場のシラスに代わってピッチに立った。
試合は立ち上がりから白熱した展開となった。開始2分、ヴィドマーのクロスに合わせたシュテファン・ポッシュのヘディングはわずかに枠の外。さらに2分後、イェンス・ステーイが中盤から放ったフリーキックに対応する形で、ブレーメンのダニエル・バッツが初めて好セーブを見せた(4分)。マインツは2度目のチャンスで先制に成功する。サイドライン付近のスローインから、フィリップ・ムウェネがベッカーとワンツーでつなぐと、オーストリア代表のベッカーが縦に突破。中央に完璧なクロスを送ると、ネーベルがペナルティエリア8メートル地点で強烈なヘディングを決め、マインツが1-0とリードした(6分)。ブレーメンもすぐに反撃のチャンスを迎える。カメロン・プエルタスのコーナーに合わせたビッテンコートのヘディングシュートは、惜しくもクロスバーを直撃(8分)。しかし試合全体の主導権を握ったのはマインツだった。チェコでのカンファレンスリーグ戦からわずか3日ながら、選手たちは疲れを感じさせず、攻撃のテンポも活き活きとしていた。一方のブレーメンはボールを追いかける時間が多く、なかなか流れを作れない。15分過ぎになってようやく北ドイツ勢は押し込みの時間を作り、複数のコーナーを獲得するが、決定機にはつなげられなかった。22分には、ロマーノ・シュミットがポッシュを振り切り、やや危険なシュートチャンスを作るも、マインツGKバッツが右サイドからのシュートをセーブしてゴールを許さなかった。
両チームとも一時的に主導権を握る場面はあったが、その後は試合の勢いはやや落ち着いた。ブレーメンは試合の主導権を握ろうと試みるものの、決定的な場面を作るには至らず。マインツは守備では安定感を見せ、攻撃の出足は控えめだったものの、高い位置でのプレスを続け、ブレーメンに常に警戒を強いる展開となった。結果として、前半後半の中盤以降は両チームともペナルティエリア付近で目立ったチャンスはほとんど生まれなかった。
マインツは後半も先発を変更せず、一方のブレーメンはセンターフォワードのケケ・トップに代えてユスティン・エンジンマーを投入して後半に臨んだ。後半の最初の決定機はブレーメンが作る。ステージとシュミットを経由してボールはペナルティエリア外でフリーのマルコ・グリュルへ渡るが、彼のカーブシュートは右ポストのわずか外にそれた(48分)。しかしフィッシャー率いるマインツは相手の勢いに動じることなく、即座に反撃する。51分、ベッカーが右サイドから完璧なクロスを送り、ティーツが飛び込みヘディングを試みるもわずかに外れる。そして冬の補強選手の1人、佐野海舟が決定的なアシストに絡む。佐野海舟が中盤付近でブレーメンのビルドアップを奪うと、ティーツが再びベッカーにボールをつなぎ、ベッカーの鋭いクロスをイ・ジェソンが至近距離で押し込み、2-0とした。決定的なゴールではないが、タイミングとして非常に重要な追加点となった。
ブレーメンはこの失点を受けて立て直すのに時間を要した。後半序盤を支配したいと考えていた相手にとって、マインツの落ち着いた守備は想定外だった。64分、途中出場のエンジンマーがペナルティエリア外からシュートを放つも、わずかにゴールを外れる。マインツは冷静さを保ち、相手にほとんどスペースを与えず、攻撃でも適度にプレッシャーを分散させた。過密日程にもかかわらず、フィッシャー監督は最初の交代を72分まで温存。ムウェネとティーツに代わり、ニコラス・ヴェラチュニヒとネルソン・ヴァイパーが残り約20分プレーした。試合展開に大きな変化はなく、残り9分でヴィドマーに代えてポトゥルスキが投入された。ブレーメンはその後も決定機を作れず、86分には途中出場のサリム・ムサが16メートルからシュートを放つもサイドネットに外れる。アディショナルタイムにはシュミットが25メートルから再びシュートを試みるも、マインツ守備陣が深く構えたためクロスバーを越えた。このまま試合は終了。マインツはアウェーで手堅く勝ち点3を獲得した。
今季3度目のアウェー勝利により、マインツは26節を終えて勝ち点を27に伸ばし、順位を13位に上げた。チームは木曜夜(18時45分)にMEWAアリーナでカンファレンスリーグ・オロモウツ戦のホーム第2戦に臨む。さらに3日後の日曜(15時30分)には、ブンデスリーガでアイントラハト・フランクフルトをホームに迎える。
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