【スキー】ノルディック複合W杯 渡部暁斗選手が特別デザインのスーツで現役最後の試合へ チームメイトは難題クリアで最高のフィナーレ誓う

チーム・協会
 ノルディックスキー複合のワールドカップ(W杯)は、15日にノルウェー・オスロで今季最終戦が予定されており、渡部暁斗選手(北野建設SC)が現役最後の試合に臨みます。

 日本選手歴代最多タイのW杯19勝を挙げている暁斗選手が最も多く優勝しているのが、会場となるノルディックスキーの聖地・ホルメンコーレン。2017年大会では暁斗選手が「3本の指に入る」という劇的な勝利を飾り、昨年はスキー界で最も権威のあるホルメンコーレン・メダルをノルウェー国王から授与された「自分にとっても特別な場所」で競技人生を締めくくります。

チームから特別デザインのスーツを贈られた渡部暁斗選手 【全日本スキー連盟ノルディック複合チーム】

 ミラノ・コルティナ五輪ではまわりから「最後」という言葉をかけられても、「真剣すぎて、最後とか最後じゃないとかは全く関係なかった。瞬間に対して集中していたので意識することがなかった」といいます。歴代単独最多の302試合出場したW杯も全て真剣に向き合ってきた自負がある暁斗選手にとって、この一戦は初めて「その場を楽しめる」試合。「自分とは世代の違うすごい選手たちがいるので、彼らとのレースを楽しみたい」。これまで持つことのなかった思いで試合を迎えます。

 チームからはサプライズでスペシャル・スーツをプレゼント。日本から駆け付けた家族も見守る中、暁斗選手の花道を飾るのにこれ以上ない華やかなデザインのスーツでホルメンコーレンの台を飛びます。
 そして、送り出すチームメイトが誓っているのが「暁斗さんより先にゴールすること」。山本涼太選手(長野日野自動車SC)は、「先にゴールして、花びらの最後の1枚が散っていくのを見届けたい」と、その思いを明かしました。それを聞いた暁斗選手、「なかなか超えられないと思いますよ」と笑っていましたが、後輩たちの強い気持ちは本物。ひょっとしてひょっとするかも…しれません。

 この試合は、「J SPORTS」にて日本時間15日の午後7時10分よりライブ配信があります。必見のスーツで飛ぶ暁斗選手の最後の雄姿、そして最高のフィナーレ演出へ必死にゴールを目指す後輩たちの奮闘を、ぜひ見届けてください!
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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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