大谷だけじゃない。侍ジャパン4連勝を支えた“役割の強さ”
日本はPool Cを4戦全勝で突破し、次戦は3月15日(日)10:00、舞台はマイアミのloanDepot parkになる。東京ドームを抜け、ここから先は準々決勝、準決勝、決勝まで続く大会の本当の山場だ。
アクーニャJr.を軸にしたベネズエラは、名前だけを見ても十分に強い相手だ。だからこそ、日本がここまで何で勝ってきたのかを、もう一度見直しておきたい。
4連勝は、同じ勝ち方ではなかった
つまり、日本の強さは「毎回完璧だったこと」ではない。むしろ、試合ごとに違う流れの中で、その都度勝ち筋を見つけ直せたことにある。準々決勝前に振り返るべきなのは、4勝という結果そのものより、そこに至るまでの勝ち方の幅だ。
“役割の強さ”は設計の強さだ
打順をずらしても試合の形を保てること。主力を休ませても急に攻守のバランスが崩れないこと。不振の選手を慌てて切り離すのではなく、チーム全体の設計の中でどう機能させるかを考えられること。侍ジャパンの強さは、そうした役割の組み直しに耐えられるところにある。
短期決戦では、スターの爆発力以上に、こうした再現性のある強さが最後にものを言う。大谷が目立つ試合があっても、日本の4連勝はそれだけでは説明できない。ここまで積み上げてきたのは、個の輝きだけではなく、役割を入れ替えながらも試合を壊さない設計の強さだった。
ベネズエラの怖さは「連動」にある
実際、ここまでの試合内容を見ても、ベネズエラの強さは単純な長打力だけではなかった。四球で走者を出し、盗塁や連打で一気に局面を動かすしぶとさがある。怖さの正体は「一発」よりも、「出塁から一気に流れを持っていけること」にある。
自分たちで試合を壊さないこと
しかもベネズエラは、その「ひとつ先の手」を持っている。出塁から盗塁、進塁打、二塁打と、ひとつのほころびを一気に得点へ変えてくる。だから日本にとって本当に警戒すべきなのは、相手の長打そのもの以上に、余計な四球や乱れから相手の連動を始めさせてしまうことだろう。
準々決勝の先発は山本由伸に決まった。
ただ、ここで本当に大事なのは「誰が投げるか」だけではない。先頭打者をどう切るか、四球で流れを渡さないか、走者を背負ったあとにどこで連動を断ち切るか。準々決勝で問われるのは、エースの名前以上に、そうした試合運びの精度だ。
マイアミで本当の山場に入る
会場が変わり、相手の圧も増す。しかもベネズエラはマイアミでPool Dを戦い抜いてきたチームでもある。だからこそ、日本が持ち込むべきなのは、勢いや雰囲気に頼る野球ではない。ここまで4連勝で示してきた、自分たちの役割を崩さずに勝ち筋を保つ形だ。
問われるのは、侍ジャパンの設計力だ
ただ、準々決勝を前に本当に問われるのは、そこだけではない。4連勝で見えてきた侍ジャパンの強さは、スターの派手さより、役割を組み直しながら勝ち筋を保てることにあった。
準々決勝は、その設計力が本物かどうかを試す試合になる。
参考
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