欧州頂上決戦で試練、マンチェスター・シティがレアル・マドリードに0-3
ベルナベウで痛恨の敗戦、シティは第2戦へ厳しい3点ビハインド
近年、欧州屈指のカードとして注目を集める両クラブの対戦は、これで過去5シーズンで10度目。互いに主導権を握る時間帯を持つ接戦が続いてきたが、この日の前半は明らかにホームのマドリードが主導権を握った。
立ち上がりはシティが良い入りを見せた。ジェレミー・ドクが早い時間帯に2本のクロスを送り込み、チャンスを演出する。しかしフィニッシュには至らず、試合は徐々にマドリードの流れへと傾いていく。
20分、試合の均衡が破れる。ティボー・クルトワのロングボールに反応したバルベルデが抜け出し、ニコ・オライリーをかわすとドンナルンマを回り込んで角度のない位置から先制点を押し込んだ。
さらに27分、再びバルベルデがネットを揺らす。ヴィニシウス・ジュニオールのパスミスが偶然にもバルベルデの足元へ転がると、ウルグアイ代表MFは冷静に低いシュートを流し込み追加点。ベルナベウは一気に熱狂に包まれた。
勢いに乗るマドリードは前半のうちに3点目を奪う。バルベルデがマルク・グエイをかわしてボールを浮かせ、そのままボレーでネットを揺らしハットトリックを達成。シティにとっては厳しい展開となった。
後半、シティは反撃を試みる。再開10分にはセメニョのシュートがクルトワを脅かすが、守護神に阻まれる。その直後、マドリードはカウンターからヴィニシウスがドンナルンマに倒されPKを獲得する。
しかしここでイタリア代表GKが意地を見せる。ヴィニシウスのキックを読み切り、見事なセーブで追加点を許さなかった。
終盤にはオライリーが相手守備のミスを突いて決定機を迎えるが、至近距離からのシュートはクルトワが足を伸ばしてブロック。シティは最後まで1点を奪えず、3点差のまま試合終了の笛を迎えた。
この結果、シティは大きなビハインドを背負う形となったが、逆転の望みはまだ残されている。第2戦は3月17日、エティハド・スタジアム。欧州屈指のライバル対決は、まだ決着を迎えていない。
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