【スキー】ジャンプW杯 丸山希選手が2戦連続3位! 総合順位で猛追する後続との差を広げ「ちょっと安心」 伊藤有希選手は真似のできない作戦で好調キープ

チーム・協会
 スキージャンプのワールドカップ(W杯)女子は5日、6日にフィンランド・ラハティで個人戦2試合が行われ、丸山希選手(北野建設SC)が2戦とも3位に入りました。

ラハティ大会で2戦連続表彰台の丸山希選手 【FIS/Action Press/Julia Piatkowska】

 1日目の第26戦は1回目に123.5メートルを飛んで3位で折り返すと、2回目もその順位を守り今季15度目!の表彰台に上がりました。

 2日目の第27戦は1回目5位から順位を上げて3位。銅メダルを獲得したミラノ・コルティナ五輪後最初のW杯となった、前週のヒンツェンバッハ大会(オーストリア)は13位と11位だったこともあり、「表彰台に上がれた安心感はある」と笑顔でした。

 2戦とも優勝はニカ・プレブツ選手(スロベニア)、2位はアンナオディネ・ストロム選手(ノルウェー)で、プレブツ選手がW杯総合3連覇を決めました。
 丸山選手は開幕3連勝を含む今季6勝で総合2位。五輪前の時点で3位以下に300点以上の差をつけていましたが、ヒンツェンバッハ大会で総合3位のリサ・エーダー選手(オーストリア)と4位ストロム選手が2戦とも表彰台に上がったことで、そのリードは約180点に。今季の安定した成績を考えれば心配する点差ではないものの、「3位と4位の選手の勢いがすごいので、先週は『このままだったらやばい』とやっぱり不安があった」そうで、「今週で3位の選手とは差が開いたので、ちょっと安心感が出てきました」。再び234点まで差を広げたことにほっとしていました。
 総合2位を目指す丸山選手にとって気になるのは、やはりストロム選手。「オリンピック2冠の選手が4位から勢いよく追い上げて来ているので、自分のジャンプに集中して残り5試合取り組んでいきたい」と話しました。

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 五輪後最初の試合でシーズンベストの4位に入った伊藤有希選手(土屋ホームスキー部)は、ラハティ大会も8位、6位と好調。その理由を聞くと「どんどんフォームを変えて、そこに気を取らせてあまり考えこまないようにする作戦です(笑)」。そんなやり方ができるのも、経験を積んでいるからこそ。

 近代的なジャンプ台が増える中、ラハティはいわゆる古い形状のまま。そのジャンプ台で伊藤選手は2017年世界選手権で銀メダル、W杯では優勝もしており、「好きな台という感覚はないんですけど、いつも成績は良いので相性がいいんじゃないかなと思います。古い形状も飛び慣れている世代なんで(笑)」と、ユーモアある返しで好相性の理由を教えてくれました。

好調が続く伊藤有希選手 【FIS/Action Press/Julia Piatkowska】

〇第26戦結果
3位 丸山希
8位 伊藤有希
10位 高梨沙羅(クラレ)
16位 勢藤優花(オカモトグループ)
18位 宮嶋林湖(松本大学)

〇第27戦結果
3位 丸山希
6位 伊藤有希
9位 高梨沙羅
15位 勢藤優花
18位 宮嶋林湖

 ラハティでは食事で少々苦戦を強いられたジャンプチーム。大会後はヘルシンキに滞在し、14日からはノルウェー・オスロで個人2戦に臨みます。
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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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