スピアーズへようこそ!〜新入団選手記者会見レポート〜
この日、何の日、気になる日。
というわけで、今やリーグワン屈指の強豪としてその名を轟かせるクボタスピアーズ船橋・東京ベイ。
当然のことながら、そのポジション争いはどこもかしこも“激戦”の一言。代表レベルの猛者とてレギュラーという優先席は用意されていない。そんな乗車率250%の実力満員列車にあえて乗り込もうと決めた男たち…あのメンバーを相手に戦いを挑むの?
およそ普通の思考では至ることのないその決断を若さ故の無謀と笑うことは簡単。
でも、ここに居るのは理由(ワケ)がある。
聞けば納得。その無謀も希望に塗り替えられていく2026年度クボタスピアーズ船橋・東京ベイ 新入団選手記者会見レポート…Let's GO!
まずは前川GMから各選手紹介!
近年、チームの成績が上がって安定してきているのはまさに「人」の力によるところ。
ここに5名の素晴らしい新人選手、さらには新スタッフも迎えることができたのはチーム運営の面からもすごく頼もしく思っています。
皆さんと一緒にこれから将来を築いていけるのを本当楽しみにしています!
と、前川GMの熱量溢れる挨拶で幕を開けた記者会見。その勢いそのまま、前川GMに各選手を獲得するに至ったエピソードを紹介してもらった。
島 正輝選手(立命館大)
初めて見たのは大学1回生の時。雨の試合でした。 サイズがあって常にボールの近くで体を張り続けれる選手という第一印象でした。そしてもう一つ。島選手はその試合で怪我をして途中退場してしまったのですが、すごく悔しそうにしている姿を見て、いつかこの選手と一緒にラグビーやれたら面白いやろうなと思っていました!
栗原 大地選手(東洋大学)
初めて会ったのは栗原選手が大学1年生の時。“練習参加してみない?”と言ったら2秒で「嫌です」と言われました(笑)。長いこと採用活動していて断られたのは栗原選手が初めてだったので結構衝撃的でした。後から聞いたら「本当に怖かったんです」と…このように本当に素直な選手です。そこから何回か練習に来てもらうようになって、いろんな選択肢があったであろう中、スピアーズを選んでもらえて本当に嬉しく思います!
利川 桐生選手(明治大学)
利川選手の母校・大阪桐蔭高校でコーチをしているスピアーズOBの四至本(侑城)から、“今度、明治大学に入る利川という選手、すごくクボタに向いてると思いますよ!”と聞いて以来、ずっと注目し続けていました。大学 3年生の時には日本代表に選ばれるまで成長して。本当にいい男で強くてタフさもある、本当にクボタっぽい選手です!
柴田 竜成選手(明治大学)
いつまでもグランドに残って練習しているだけじゃなく、練習がない時でもグラウンドに来て端っこの方でボール蹴っていたりと、チームに合流して1週間という中でも、本当に努力ができる人間なんだなというのを感じています。そうして積み上げてきた努力、スキルをグラウンドで発揮して、クボタの強いフォワードをどうやって操ってチームをドライブしていってくれるのか本当に楽しみにしてます!
ティシレリ・ロケティ選手(流通経済大)
彼は大変な困難(2022年に母国トンガで発生した大噴火)を乗り越え、ここまで来てくれました。彼はとにかく前に出る強さ、ボールキャリーに注目してほしいのですが、スピアーズに来てもらいたかったのは…オレンジのジャージがすごく似合うだろうなと思ったからです!彼にオレンジのジャージを着てもらいたいと思ったのが一番の理由です!
選手としての実力は当然のことながら、プラスアルファとして存在する人間力や伸びしろ、そしてほんの少しの縁と直感といった数値化できない、目に見えないところにこそクボタスピアーズらしさは隠されている。これから彼らがグラウンドで躍動する姿を見た時、私たちはそこに「らしさ」を見出すことだろう。
緊張、紅潮、自己紹介。
緊張して表情が硬くなってモジモジしている新人選手に対し、岩爪広報が闘魂注入…ではなく、自己紹介方法を説明。「良いですか。ボールをしっかり抱えて、まっすぐ前を見て元気良く自己紹介!そうしたら、次の選手にボールをパスしてください!ノックフォワードしないようにね…大丈夫。私もこの方法が正解かわからないから!」と、アイスブレイク。少しリラックスできた各新人選手の言葉をどうぞ!
フラン・ルディケHCより
思わず背筋が伸びる熱いメッセージなので皆様もぜひご一読を!
新入団選手の皆さん、今日はクボタスピアーズにとってとてもエキサイティングな 1日です。単に新人選手を紹介する日ではありません。チームの未来、そしてクラブの成功を担う次世代の選手たちを迎えた日です。
私からのメッセージはシンプルです。
皆さんは経験豊富なチームメイトから学び、私たちのカルチャーの中で成長していきます。そして、クボタファミリー、そしてオレンジアーミーにとって「誇りの広告塔」となる存在になっていくでしょう。忘れてはいけないのは、才能や手にしたチャンスはあくまでスタート地点に過ぎないということ。それらは未来への扉を開いてくれますが、本当に大切なのは、自分自身の成長に責任を持ち、毎日ベストな状態の自分自身を目指し続ける意志と規律です。
スピアーズへようこそ!
質疑応答中、「チーム内で何と呼ばれているのか?」という質問が出た。
各選手、ダイチ、シバタ、トシ、ティシと納得感のある回答の中、「マーシー」と、少し遠回り感のある回答をしたのが島選手。
「これまでずっと“シマ”って呼ばれてました…まぁ、本名なので(笑)。でも、来てみたら島田(悠平)さんが“シマ”と呼ばれていたので、僕はマーシーになりました。生まれて初めてあだ名を付けてもらったんで…気に入ってます!大丈夫です!」
その笑顔が少しぎこちなく見えたのは、気のせいだろうか。
ダイチ、シバタ、トシ、ティシ、マーシー…その名がえどりくに響く日を楽しみに待とう。
…とその前に。
今週末3月14日、秩父宮ラグビー場で新入団選手がオレンジアーミーの皆様へご挨拶!
温かいオレンジハートで迎えてください!
こりゃあもう、行くしかないぜ!
ROCK!!
文:オフィス男気大陸
写真:チームフォトグラファー 福島宏治
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