日本スポーツマネジメント学会大会を開催 大阪体育大学が共催し大体大生14名がサポート 藤本実行委員長「予想上回る多数の発表があり次代につながる議論に」
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日本スポーツマネジメント学会は2007年、現名誉会長で前大阪体育大学学長の原田宗彦・大阪体育大学学事顧問が発起人代表、大阪体育大学スポーツ科学部の冨山浩三教授、藤本教授らが発起人となり、設立された。学術(Academic)、学部生・院生(Student)、ビジネス(Business)の三者が連携・協力し、「A to S」「S to B」「A to B」の双方がメリットを享受しながら我が国のスポーツマネジメント界の発展に貢献することを目的としている。
大会には各大学の研究者、学生、ビジネスパーソンら約220人が参加した。
大会の概要を報告する。
大阪市中央区の大阪商工会議所で学生会員や一般学生・大学院生を対象にしたスチューデントセミナーが開催された。「アスリート人材と企業をつなぐスポーツマネジメント力」をテーマにパネルディスカッションなどが行われ、岩本隆・慶應義塾大学大学院経営管理研究科講師、元陸上五輪メダリストで大阪ガスネットワーク株式会社事業基盤部地域活力創造チームマネジャーの朝原宣治さん、元ラグビー日本代表でヤマハ発動機株式会社人事総務本部スポーツ推進Gグループリーダーの久保晃一さん、元バレーボール選手で日本たばこ産業株式会社大阪支社総合営業部の高橋茉莉奈さんが議論した。その後、学会大会参加の学生40人が「アスリート人材のスポーツマネジメント力」についてグループディスカッションとプレゼンテーションを行なった。
【27日・第1日】
開会式が行われ、会長の松岡宏高・早稲田大学教授のあいさつに続き、基調講演Ⅰとして松原仁・京都橘大学工学部学部長・教授が「生成AIとスポーツマネジメント:研究、ビジネス、教育」のテーマで講演。その後、「持続的なバリアフリースポーツイベントについて」「スポーツPAOTへの招待-スポーツイベントの共創を促進する科学的アプローチ-」「スポンサーシップの効果測定を通じた経済価値と社会価値の可視化:産学連携が拓く共創の可能性」の3テーマで提案型新シンポジウムが開催された。
また、開会に先立って、「スポーツマネジメント教育のこれから」と題したスキルアップセミナーも実施された。5人の大学教員が登壇し、それぞれの知見を持ち寄り、質疑・意見交換を通じて、教育の本質と質を高めるための共通課題とヒントを共有した。
【28日・最終日】
基調講演Ⅱとして、原田・大阪体育大学学事顧問が「スポーツまちづくり最前線:アクティブシティ戦略」のテーマで講演した。
原田学事顧問は「アクティブシティとは都市に幸福動線を設計する新しい都市論で、地域経営資源としてのスポーツを活用してインナー政策による住民のウェルビーイングを形成し、アウター政策による域外交流人口の増加を図ることが必要だ」として、その担い手となる地域スポーツコミッションの可能性について語った。
同財団は1983年の設立以来、地域における子どもと親子のスポーツ活動の普及・推進に努め、大阪体育大学と連携した高知県の中山間地域での学生活動への支援など幅広く活動している。清水さんは日本スポーツ協会(JSPO)ととともに実施する、鬼ごっこなど遊びを取り入れた運動プログラム(ACP)などの活動を紹介。河原さんは具体的な子どもの支援活動や課題について語った。冨山教授は「部活動の地域展開により、地域スポーツシステムの再構築が迫られている中で、子どものスポーツは学会にとっても重要な研究テーマになる」と解説。会場の研究者から活発な意見や質問が寄せられた。
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