[RUGGERSコラム] 高校ラグビー2026 〜選抜大会への道〜

RUGGERS(ラガーズ)
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 どうも、オニギリです!
 1年で一番短い月の2月があっという間に終わりますね。しかし、オニギリの2月は、毎週末転々としていました。そう!そうなんです、オニギリは全国各地で行われている高校ラグビー新人戦を見に行ってました。東北、関東、東海、近畿、中国、九州と回りまして、今年の高校ラグビーの注目選手を見てきました。そこで今回のオニギリ's eye!!は、選抜大会出場を決めたチームを中心に、今年の高校ラグビーに注目したいと思います。

 それではいってみましょう!!
 まずは、推薦枠を除く選抜大会を決めた30校は以下の通りです。

●北海道
・札幌山の手

●東北
・仙台育英
・秋田工業
・聖光学院

●関東
・桐蔭学園
・國學院栃木
・流経大柏
・早稲田実業
・目黒学院
・茗溪学園

●北信越
・日本航空石川

●東海
・中部大春日丘
・名古屋
・静岡聖光学院

●近畿
・大阪桐蔭
・京都工学院
・東海大大阪仰星
・報徳学園
・御所実
・常翔学園

●中国
・尾道
・石見智翠館

●四国
・松山聖陵
・城東

●九州
・東福岡
・大分東明
・佐賀工業
・長崎北陽台
・高鍋

●開催県枠
・川越東

 以上30校が決まっており、残るは推薦枠(2校)が3月1日に決まります。

 北から順に見ていくと、北海道は既雪などの影響があるため、花園予選が9月末、新人戦は11月と、年末に行われる花園前に翌年の選抜出場校が決まるスケジュールとなっており、チームとしては難しい戦いがある中、昨年花園出場を決められなかった札幌山の手が強さを見せました。ここ最近、立命館慶祥やラ・サール函館が力をつけてきており、北海道の実力も拮抗していますが、選抜大会は連続出場をキープしている札幌山の手。BL東京のリーチマイケルの母校でもあり、身体能力が高い選手も多い。北の大地で鍛えられたフィジカルで勝負したいとこです。

 東北は仙台育英、秋田工業、聖光学院の3校。仙台育英が6年ぶりに優勝しました。ここのところ元気のなかった仙台育英がコンタクトの強さ、展開力を発揮。東北大会では、サイズを生かしたラグビーをする青森山田に勝利し、岩手1位の黒沢尻北に90-0と圧勝し、決勝秋田工業に前半はタイトな試合となったものの後半に力の差を見せて31-7で勝利しました。
 負けた秋田工業も例年通りに力のあるチームであり、古豪の意地を感じます。
 今回選抜大会に初出場する聖光学院はラグビー部が出来たばかりの3年目。やっと選手が集まり、力をつけてきました。元リーグワン選手でもある宇佐美監督の元で花園でも面白いラグビーをしていましたが、選抜大会でも楽しみな学校です。

 関東大会は、花園で優勝した桐蔭学園をはじめ6校が出場します。関東大会を見ましたが、雪の影響で決勝・3決は行われなかったものの、桐蔭学園と國學院栃木が決勝に進みました。桐蔭学園は、花園でもお馴染みでミスが少なく、どこからでもトライを取れるのが魅力的なチーム。関東大会でどの相手にも30点差以上つけて勝利しており、関東大会では頭一つ出ていました。
 國學院栃木も昨年、惜しくも花園ベスト8で終わったものの、全国から人材が集まり、基礎がしっかりできているチーム。特にDFがよく、去年のような身体能力の高いBKがいるわけではないですが、堅実なラグビーでした。
 流経大柏は鍛えられている選手が多く、花園常連校だからこそ人が集まっています。関東大会初戦に日川高校に苦しめられたものの、川越東にはタイトな試合に勝ち、選抜大会の切符を勝ち取りました。
 注目度が高いのは早稲田実業。東京1位で関東大会に臨み、初戦は神奈川2位の東海大相模と対戦し21-17で接戦を制しました。続いて山梨学院に26-21と1トライ差で勝利。昨年の花園経験者が多く、選抜大会でもダークホース的な存在になるかもしれません。
 目黒学院は2回戦で桐蔭に負けましたが、前半は互角の戦いができていました。選抜出場決定戦では川越東に勝利して終えられました。留学生もおり、2年前の選抜大会で東福岡に勝利したような勢いが出たら面白いですね。
 常連校である茗溪学園は6大会連続出場。今年は茨城でも圧勝しており、力をつけています。展開力にサイズがついてきており、全国でもどのようなラグビーを見せられるか注目です。

 北信越は日本航空石川が10大会連続で選抜出場を決めました。決勝は新潟の開志国際と対戦。前半はリードを許しましたが、後半にスコアして29-14で勝利しました。

 東海は中部大春日丘が頭一つ出ていました。決勝も名古屋と愛知県同士での対戦。85-0というスコアで勝ち、東海大会を制しましたが、全国大会でも力を発揮できるような選手が揃っており、注目度は高いところ。
 負けた名古屋も花園に出場しており力はつけてきています。選抜大会にも出場する流れを維持していきたいところでしょう。
 3決で勝利した聖光学院。東海大翔洋と7-5という接戦を勝利しました。花園に出られなかった分、ここでの選抜大会出場は大きいところ。

 近畿大会は今年もレベルの高さが印象的でした。優勝した大阪桐蔭は着実に近畿優勝する力を維持していることが凄いですね。接点での強さはトップレベル。選抜大会でも優勝候補筆頭でしょう。
 京都工学院は大阪桐蔭に敗れましたが決勝では24-15とほぼ互角。昨年は、選抜大会でも花園予選でも京都成章に勝つことができなかったですが、今年は京都成章が仰星に負けたことで、単独で出場するという意味では、京都工学院が選抜大会で上位に行けば今年は面白そうです。
 2大会ぶりに出場の東海大仰星。準決勝で大阪桐蔭に18-7と惜しくも敗れましたが、こちらも実力はトップレベル。花園でも見せたDFが光れば、上位進出も間違いないところ。
 3大会ぶりに出場する報徳学園は堅実なラグビーが印象的。派手さもなく、サイズが大きいわけでもないですが、基礎がしっかりしています。京都工学院にも10-15で敗れましたが力の差はほぼありません。
 御所と常翔は上位4校に比べては若干力の差があるものの、全国大会では戦えるチームである2校。今年の近畿は、全体的にレベルが高かったです。

 中国大会は決勝で石見智翠館相手に26-14と勝利した尾道が制しました。ここ最近、尾道は部員数も多く、選手が集まってきています。2年連続で優勝したことは自信につながるところでしょう。
 石見智翠館は、選抜大会でも上位にいましたが、ここ数年力を発揮できてない模様。リーグワンでも出身者が多く、中国地方を引っ張る2校に注目です。

 四国大会は松山聖陵と城東が選抜出場を決めました。四国は競技人口も少ない中、松山聖陵は四国を引っ張っています。花園では、初戦に東海大翔洋に勝利しましたが、高鍋に敗退。やはり2回戦を突破する壁は厚い。選抜大会では上位校とどのような戦いを見せるか楽しみです。

 最後は九州大会。優勝したのは東福岡。全国常連校であり、7回優勝している実力は今年も健在です。
 大分東明は、昨年花園経験者が多く、留学生とのバランスがよく、選抜大会でどのような結果が出るか楽しみな存在です。
 佐賀工業は、東福岡に準決勝で敗れたものの実力はほぼ互角。サイズを生かしたラグビーをどう展開されるか楽しみです。
 長崎北陽台はここ数年長崎では頭一つ抜けており、実力をつけてきました。大分東明にも前半リードしていたが後半に点差をつけられました。選抜でも展開ラグビーに期待したいところです。
 九州ラスト1枠は高鍋が勝ち取りました。ここ数年、堅実なラグビーを展開している高鍋。選手主体で考えるラグビーが特徴的。上位4校にも劣らない展開ラグビーできれば面白いですね。

 以上、オニギリが見た高校ラグビー新人大会のレビューですがいかがでしたでしょうか。

 3月25日からスタートする全国選抜大会。推薦枠もまもなく決まり、3月8日に組み合わせが発表されます。どのチームが春の全国大会を制するのか楽しみですね。
 さぁ今週もリーグワンはありますし、未来のラガーマンの活躍にも、さぁさぁさぁワクワクが止まりませんね!
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著者プロフィール

「RUGGERS(ラガーズ)」は、日本ラグビーフットボール選手会が運営主体を務め、ファンと選手がつながる新しいラグビーアプリ(メディア)です。トップリーグ選手の投稿や、ラグビー関連の記事をまとめています。オリジナルコラムや動画も配信しています。アプリもぜひご覧ください。

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