JRAから移籍初戦多数!前付けできるスピードと芝実績で狙いたい/佐賀競馬・大恵総合研究所佐賀支部
今夜も20時50分までアツいレースが繰り広げられています。
その佐賀最終レースに特化したデータ分析を行うのが競馬リポーターの大恵陽子氏。
JRAと地方競馬の二刀流の彼女が、今夜も独自の視点から最終レース的中を目指します。
いつも以上に逃げ有利
競馬リポーターの大恵陽子です。
楽しみな週末がやってきました。
今週末は土日で佐賀競馬開催に加え、日曜日はJRA阪神競馬場で行われるGII・チューリップ賞にサキドリトッケン(佐賀)と飛田愛斗騎手(佐賀)が参戦。
佐賀所属馬のJRA重賞出走は8年ぶりとなります。
重賞5勝中2勝で手綱をとった吉原寛人騎手(金沢)は「トビが綺麗なので芝も合いそう」と話します。
ぜひ明日はチューリップ賞にも注目いただければと思います。
15時30分発走予定です。
さて、今夜の佐賀最終レースは特別な条件のつかない「3歳」「1400m」。
この時期の3歳戦らしく、全馬未勝利となります。
まずはこの世代の傾向から見てみましょう。
佐賀競馬場で今年に入ってから行われた3歳戦の成績は下表の通り。(1300m~1400m)
なお、下記データは重賞やJRA交流レースなども含む全3歳戦です。
上位人気の信頼度は高く、1番人気は勝率5割超え。
2番人気も3着内率が5割で、順当な結果になりやすいことが分かります。
位置取りも小回りコースらしく逃げが連対率5割超え。
逃げの連対率・3着内率は同期間の全世代と比べて10%以上高い数値となりました。
3歳戦では普段よりも逃げ有利と見ていいでしょう。
同様に、先行の成績も数%ですが全体より高くなっています。
ダート適性よりも芝出走歴!?
また4頭もJRAから移籍3戦目以内というメンバー構成です。
JRAからの移籍組で重視したいのが芝での出走歴と馬体重。
芝で2戦以上、かつ450kg~500kg
(直近5走以内、馬体重は芝最終出走時)
というのが大恵総研が掲げる佐賀での好走条件。
全馬移籍初戦で組まれた佐賀最終レースでは2024年以降、この条件に該当する馬は5勝を挙げ、勝率45.5%、連対率63.6%、3着内率72.7%と非常に高い好走率を誇ります。
これに当てはまるのが⑪ノーブルホライズン。
デビューから芝で2戦使われ、芝の最終出走時は486kgでした。
初ダートだった前走は楽に先手を取れたので、ここでも逃げか2~3番手にはつけられそう。
まだ道中で砂を被った経験がないため、外枠もプラスでしょう。
前走は4コーナーで後続に飲み込まれていきましたが、距離短縮の分、最後まで脚がもてば。
スピード重視
佐賀競馬場は小回りコースのため、前付けできた方が有利。
JRA時代に中団以降から運んでいた馬でも、地方競馬ではスピードの違いで逃げ・先行できることは珍しくありませんが、それでもやはりJRA時代に前めに付けられていた方が有利。
データでもJRA時代に5番手以内で運んだことのある馬は3着内率39.2%でした。
今夜、これに該当するのは⑥スフェーンテソーロ、⑨ニシノネガイ、⑪ノーブルホライズン。
中でも⑥スフェーンテソーロは前走・ダート1200mの短距離で5番手につけられており、スピードが豊富そうです。
なお、前項の表で好成績の「持ちタイム最速」は、同コースで走ったことのある馬が複数頭必要なのですがおらず、該当ナシでした。
では、気になる予想と買い目は?
芝でデビューしたことから、陣営の期待度を感じますし、中団で流れに乗れるスピードがありました。
その後、ダート転向しても先行できていることこら、ここでは逃げも想定されます。
その豊富なスピードで押し切りまでありそうです。
⑪ノーブルホライズンは大恵総研の好走データ「芝で2戦以上、かつ450〜500kg」に該当。
前走は逃げて4コーナーで脚が上がってしまいましたが、1800mから1400mに距離短縮される今回はもう少し粘れそう。
③ベラジオマーカスはJRAからの移籍初戦。
JRA時代は芝で2戦しており、馬体重は前走で432kgと、好走条件には一歩届かなかったものの悪くありません。
⑦イッテルビウムはJRAで芝でデビューしたのち、佐賀に移籍してこれが3戦目。
JRAデビュー戦は472kgあり、馬体重好走条件はクリアしています。
佐賀での前走は後方からとなりましたが。上がり3ハロン38秒6の脚を使えていて2着。
ここでも期待が持てます。
②ピンクサウスポーはJRAから移籍初戦。
芝はデビュー戦の1戦のみですが、474kgで悪くありません。
⑧ユイアヴェニールはJRAでデビューから2戦続けて芝。
440kgであと一歩、好走条件に届かなかったことと、九州産限定の佐賀交流レースで7着と着順を落としたことから、ここは相手に留めます。
買い目は3連複。
3連複 軸2頭 ⑥⑪-②③⑦⑧ 4通り
文・大恵陽子(おおえ ようこ)
競馬リポーター。小学5年生で競馬にハマり、地方競馬とJRAの二刀流。毎週水曜日は栗東トレセンで、他の日は地方競馬の取材で全国を駆け回る日々。グリーンチャンネル「アタック!地方競馬」「地方競馬中継」などに出演のほか、「優駿」「週刊競馬ブック」「Number」「netkeiba.com」「うまレター」「馬事通信」など各種媒体で執筆。
「大恵総合研究所」なるデータ分析機関を勝手に設立し、現場取材で得た騎手・調教師などの談話をヒントに、馬場傾向やレース傾向を導き出して精度向上に励む。
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