尾縣貢パリ五輪選手団長が大阪体育大学大学院で講演 「スポーツ・体育の課題を捉える」
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大阪体育大学スポーツ科学部・大学院の髙本恵美教授(体育科教育学)が筑波大学大学院で尾縣さんに指導教員として師事していたことから、恩師に講演を依頼し、快諾を受けたという。
尾縣さんは「政策として求められるスポーツの意義や価値」「競技スポーツの意義や価値の変遷」「学校体育に求めるもの」の3テーマに分けて講演した。
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また、地域における大学の役割として、課題解決に向けた取り組みの経験や知見を汎用的に活用して社会に貢献する人材を育成することが重要だとした。
日本でスポーツは文化と言えるのか
東京オリパラがコロナ禍のため1年延期されると、スポーツは「不要不急」なものとされ、トレーニングをしている選手が通報され、競泳の池江璃花子選手らに出場辞退を求めるSNSが殺到した。尾縣さんは「スポーツは一歩間違うとのけものになってしまう」と実感したという。日本は健康寿命ランキング(2024年)では2位だが、幸福度ランキング(2025年)ではG7最下位の55位。尾縣さんは「治安や医療水準が高いのに、なぜでしょうか。我が国では、スポーツは文化と言えるのでしょうか」と語った。
講演後は教員や大学生から活発な質問があり、熱のこもった質疑応答となった。
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