【重賞見どころ・ダイヤモンドS】紅一点ホーエリート、今度は38年ぶり牝馬Vの快挙なるか

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ダイヤモンドS登録馬の中で紅一点のホーエリート、勝てば38年ぶりの牝馬Vとなる 【photo by K.Kuramoto】

【ダイヤモンドステークス(GIII)】2月21日(土)東京競馬場3400m芝

 ハンデキャップ戦で争われるマラソンレース。昨年はヘデントールがここを勝った勢いそのままにGI天皇賞(春)も制した。今年、春の盾へ名乗りを挙げるのはどの馬か。
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・ホーエリート(牝5=美浦・田島俊明厩舎)1713pt
牡馬、せん馬を抑えてJRA-VANユーザーのトップの支持を集めているのがこの紅一点。昨年6月のGII目黒記念で2着、そして前走のGIIステイヤーズSでは39年ぶり史上2頭目の牝馬Vを達成するなど、長距離界で注目のヒロイン候補だ。斤量56.5kgは実質トップハンデだが、これを克服すれば天皇賞(春)がくっきりと視界に入る。勝てば1988年ダイナブリーズ以来、今度は38年ぶりの牝馬Vだ。

・スティンガーグラス(牡5=栗東・友道康夫厩舎)1698pt
10戦[5-2-0-3]。着外に敗れた3戦はすべて重賞と、これまでは壁を感じるような競走成績だったが、前走のGIIアルゼンチン共和国杯ではホーエリートに先着する2着に好走して初の連対。ついに重賞タイトルが見えてくるくらいに力をつけてきた。今回は転厩初戦、初の3000m以上のレースと手探りの部分はあるものの、目下の充実ぶりなら期待の方が大きい。

・マイネルカンパーナ(牡6=美浦・青木孝文厩舎)866pt
昨年の札幌日経賞は1着スティンガーグラスから0秒3差の3着、前走のGIIステイヤーズSはホーエリートから0秒1差の2着と、上記2頭と差のない競馬をしているスタミナ自慢のゴールドシップ産駒。さらに東京は2勝を挙げ、リステッドのメトロポリタンSでも2着など得意としているコースだ。

・ヴォランテ(牡6=栗東・羽月友彦厩舎)720pt
ここまでキャリア36戦。中央では勝てずに一度は地方競馬の名古屋に転厩となるなど、苦労を重ねた末に昨年11月、京都3000m芝の古都S(3勝クラス)をハナ差で制してOP入りを果たした。今年初戦の前走、同じ京都3000m芝の万葉S(OP)でも2着。長距離レースで開花した遅咲きの6歳馬が初の重賞挑戦でも激走を見せるか。

・ファイアンクランツ(牡4=美浦・堀宣行厩舎)561pt
こちらはGIII札幌2歳S3着、GII青葉賞2着など早くから重賞戦線で活躍してきた1頭。収得賞金では3勝クラスであるため今回は格上挑戦となるが、実績が示す通りポテンシャルは重賞級だろう。ハンデ54kgも手ごろ。初の3000m超のレースで新味を出したい。

(文・森永淳洋)
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