<重賞レース分析>3歳ダート三冠前哨戦、雲取賞は枠順や臨戦過程がポイントに!

東京シティ競馬
チーム・協会
2月18日(水)に東京シティ競馬(大井競馬場)で第8回雲取賞(JpnIII)が実施される。
JRA所属馬を交えて争われる、3歳ダート三冠競走の前哨戦だ。ダートグレード競走に昇格となったのは2024年の第6回からで、2018年までは準重賞として、2019年の第1回から2023年の第5回まではSⅢ競走として施行されていた。舞台は1,800mのコースで、3歳ダート三冠初戦の羽田盃と同じ距離となる。
ここでは準重賞時代を含む雲取賞過去10年の結果から、レースの傾向を分析する。

レース情報
第8回 雲取賞(JpnIII)
発走日程:2026年2月18日(水)16:35発走
発走距離:1,800m

第7回優勝馬:ジャナドリア号 【東京シティ競馬】

■上位人気馬はそれなりに堅実

【単勝人気順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

単勝人気順別成績を見ると、3番人気以内の馬は[6-7-6-11](3着内率63.3%)、4~6番人気の馬は[4-2-2-22](3着内率26.7%)、7番人気以下の馬は[0-1-2-65](3着内率4.4%)となっている。人気薄の馬が波乱を演出した例もあるとはいえ、まずは上位人気グループの馬をひと通りチェックしておくべきだろう。

■ここ2年は「JRA」所属馬のワンツーフィニッシュ決着

【所属別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

所属別成績を見ると、「地方」の馬は[8-8-10-96](3着内率21.3%)、「JRA」の馬は[2-2-0-2](3着内率66.7%)となっている。
なお、ダートグレード競走として施行された第6回(令和6年)以降の過去2年に限ると、「地方」の馬は[0-0-2-20](3着内率9.1%)、「JRA」の馬は[2-2-0-2](3着内率66.7%)である。今後も「JRA」所属馬は相応に高く評価するべきかもしれない。

■内寄りの枠に入った馬は不振

【枠番別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

枠番別成績を見ると、1~2枠の馬は[0-1-1-25](3着内率7.4%)、3~8枠の馬は[10-9-9-73](3着内率27.7%)となっている。基本的に内枠不利なレースと言えそうだ。

■前走好走馬が優勢

【前走の着順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

前走の着順別成績を見ると、5着以内の馬は[10-7-9-71](3着内率26.8%)、6着以下の馬は[0-3-1-27](3着内率12.9%)となっている。
なお、第2回(令和2年)以降の過去6年に限ると、「1着」の馬は[3-3-3-11](3着内率45.0%)、2~8着の馬は[3-3-3-39](3着内率18.8%)、9着以下の馬は[0-0-0-8](3着内率0.0%)である。前走好走馬は上位に食い込む可能性が高いと見るべきだろう。

■前走の距離が明暗を分けそう

【前走の距離別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

前走の距離別成績を見ると、1,500m未満の馬は[0-0-0-11](3着内率0.0%)、「1,500m」の馬は[1-1-0-14](3着内率12.5%)、1,500m超の馬は[9-9-10-73](3着内率27.7%)となっている。
なお、第3回(令和3年)以降の過去5年に限ると、1,500m以下の馬は[0-0-0-14](3着内率0.0%)、1,500m超の馬は[5-5-5-32](3着内率31.9%)である。比較的短い距離のレースをステップに臨む馬は、疑ってかかりたい。

■大型馬の活躍が目立つようになってきた

【前走の馬体重区分別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

前走の馬体重区分別成績を見ると、500kg未満の馬は[7-9-7-76](3着内率23.2%)、500kg以上の馬は[3-1-3-22](3着内率24.1%)となっている。
ただし、ダートグレード競走として施行された第6回(令和6年)以降の過去2年に限ると、500kg未満の馬は[0-1-0-16](3着内率5.9%)、500kg以上の馬は[2-1-2-6](3着内率45.5%)である。今後は馬格にも注目しておいた方が良さそうだ。
TCKホームページではより詳しいデータも公開している。

<伊吹雅也>
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著者プロフィール

東京都心部(品川区)にある大井競馬場は「東京シティ競馬(TCK)」の愛称で1950年の開場以来、都心のレジャースポットとして長年にわたり親しまれています。1986年に日本で初めて実施したナイター競馬「トゥインクルレース」は、東京のみならず、インターネット投票や無料のライブ中継などにより日本全国のナイトライフのレジャーとして受け入れられています。2011年に東京大賞典の国際GⅠ格付けを取得、2021年に世界唯一となる左右両回りコースを導入するなど強い馬づくりのために様々な先進的取組みを展開しております。

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