取り戻すべきは自分たちのラグビー。昨季の得点王が生み出すのは、そのきっかけ

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26ディビジョン3 第6節2026年2月15日(日)14:30 川越運動公園陸上競技場 (埼玉県)狭山セコムラガッツ vs クリタウォーターガッシュ昭島

クリタウォーターガッシュ昭島(D3)

【🄫ジャパンラグビーリーグワン】

開幕戦以来、勝利から遠ざかっているクリタウォーターガッシュ昭島(以下、WG昭島)。この悪い流れを断ち切るために、まず取り戻すべきなのは自分たちのラグビーだ。
ここまでの総得点は96。ディビジョン3最少得点という現実が、苦しい状況を示している。それでも、下を向いているわけではない。この停滞を打破する上で大きな存在となるのが、杉山祐太のキックだ。前回の狭山セコムラガッツ戦では、4本すべてのプレースキックを成功させ、確かな安定感を見せた。昨季のD3得点王の実績をもちながら、今季はここまで9得点だが、表情は変わらない。
「得点王は意識していません。考え過ぎると自分のプレーができなくなる。淡々とプレーするだけです」
もちろん杉山に求められるのは、キックを確実に決めることだけではない。それ以上に大事なのは、キックでエリアを取り、試合の流れを作ることだ。敵陣でプレーする時間を増やし、チームが攻撃に入るきっかけを作る。その精度が、停滞していたチームにリズムと安心感をもたらす。その中で、いまのチームに足りない部分を杉山は冷静に分析する。
「セットピースはフォワードが自信をもってプレーしているので、まずは安定させること。バックスが外まで展開できれば、フォワードもプレーしやすくなり、チーム全体が勢いに乗れると思います。ペナルティを減らし、ハードワークを徹底する。23人全員がそれを実行できれば、結果は付いてくるはずです」
さらに、個人のスキルや規律の意識を高めることも、チーム改善には不可欠だ。ディフェンスではフォワードとバックスの連動やコミュニケーションを徹底することで、相手にスペースを与えない守備網を作れる。杉山も「自分がタックルしなくても、チーム全体で止める意識をもつことが大事」と強調する。
チーム全体がハードワークを徹底し、セットピースの安定やディフェンスの連動を取り戻すことで、WG昭島は本来のラグビーを体現する。杉山のキックとチームへの意識が、苦しい停滞を打破し、再び勝利への道を切り拓くはずだ。
(匂坂俊之)
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