スノーボードの元気印と笑顔の車いすカーラーが旗手を務める! ミラノ・コルティナ2026パラリンピックに臨む日本代表選手団が結団式
スローガンは「挑め、心をひとつに。」
車いすカーリングの小川とともに、選手を代表して登壇した小須田は、「主将がいない(置かない)ので、主将っぽく盛り上げよう」と、選手たちに声を出すことを提案。威勢よく「チームジャパン!」と呼びかけ、選手らが「おー!」と応える一幕もあった。
そんな小須田は1月中旬にオーストリア遠征中に右肘を骨折するアクシデントがあった。すぐに帰国し、現在は練習を再開。バーを引く動作のスタートや世界選手権で金メダルを獲ったバンクドスラロームの細かいターンに必要な機敏な動きに影響が残る、という。それでも、「いつもケガをするのは調子がいいとき。ベストの状態で迎えられるとプラスに捉えている」と持ち前のバイタリティを発揮し、「結果を出すために、リハビリをがんばる」と誓った。
1月には同じくスノーボードの岡本圭司がオーストリアの大会中に右手首手関節脱臼と橈尺骨骨折により手術。アルペンスキーで3連覇を目指す村岡桃佳は2025年11月の11月中旬のイタリア合宿中に転倒して帰国。左鎖骨骨折の診断を受け、骨を固定する手術をして、現在はリハビリに励んでいるという。
6競技出場は「16年ぶり」
2025年3月の世界車いすミックスダブルスカーリング選手権で金メダルを獲得し、16年ぶりにパラリンピックに出場する権利を自ら掴んだ小川は、「自分たちが久しぶりにパラリンピックに出て冬季競技が今回は全部そろった。この場にいることが本当にうれしい」と笑顔を見せる。
最年少はアイスホッケー16歳の高校生、河原優星。スポーツ庁の選手発掘事業「J-STARプロジェクト」を通じ、13歳で競技を始めた。
最年長は、車いすカーリングのミックスダブルスに出場する61歳の中島洋治。4人制で日本代表スキップを務めた2010年バンクーバー大会以来の出場になる。
クロスカントリースキーの新田佳浩は、1998年長野大会から8大会連続の出場となる。ほかに“長野組”は、アイスホッケーの𠮷川守、三澤英司が2大会ぶりに出場する。
また、15人の選手が初出場する。
長野県出身・在住者が7人と多いのも冬季パラリンピックならでは。北海道出身・在住者は競技パートナーを含めて4人いる(2月12日時点)。
3月のパラリンピックでメダル獲得目標数は設定せず、「選手たち自己ベストを出せば結果は自ずとついてくると信じている」と大日方団長。
パラリンピックは、3月6日(金)の開会式に先立って4日(水)から車いすカーリングの予選が始まる。
photo by Jun Tsukida
※本記事はパラサポWEBに2026年2月に掲載されたものです。
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