いまやるべきことに集中する。勝利をつかむために求められる“前後際断”の意識

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26ディビジョン1 第8節(交流戦)2026年2月14日(土)14:30 熊谷スポーツ文化公園ラグビー場 (埼玉県)埼玉パナソニックワイルドナイツ vs トヨタヴェルブリッツ

トヨタヴェルブリッツ(D1 カンファレンスB)

【🄫ジャパンラグビーリーグワン】

前節、苦労の末に今季初出場をつかみ取った和田悠一郎。マーク・テレアや髙橋汰地など実力者がそろうチームの中で序列を上げるのは並大抵のことではないが、『MIRAI MATCH』と呼ぶベンチ外メンバーが行う練習試合で結果を出し続け、ようやくリザーブに名を連ねた。
もちろん実力者である。ジュニアジャパンやU20日本代表に選出された経験もあり、昨季も序盤戦では出場機会を得ていたが、試合中に肺に穴が空くほどのタックルを受けて離脱。それでも60分間ほどプレーをしていたというのは驚異的だが、緊急手術以降は出番が回ってこなかった。
今季はチームがなかなか波に乗り切れない中、その助けになれていないと歯がゆい思いもしていたが、和田は自分自身のやるべきことにベクトルを向けていたという。
「マンバ(マーク・テレア)というすごい選手が来て、悔しいですけど学べることがたくさんあるなって。それに汰地さんも調子がいいし、そこから学べることもあるので、それってすごいポジティブじゃないですか」と、和田は一点の曇りもない笑顔を見せた。
和田が全体練習後の自主練でよく行っているのがハイボールキャッチだ。アーロン・スミスや松田力也などハーフ団に蹴ってもらい、ひたすら走り込んでボールをつかむ。前節は交代出場の短い時間ながら2本のキャッチを成功させた。
「前半に汰地さんがすごくいいキャッチをしていたので、取って当たり前のような空気が流れていて緊張しました(笑)。ウチのハーフ団はすごくいいボールを蹴ってくれますし、僕はそれほど背が高くない(178cm)ので、いち早く落下点を予測して、しっかりスピードに乗って斜めに跳ぶイメージです」と、名手・髙橋らのプレーを見て学びつつ、オリジナリティーを加えて自分の武器に仕上げてきた。
連敗が続くチームの中で必要なのは“前後際断”の意識だろう。過去の後悔や未来への不安を断ち切っていまやるべきことに集中する。和田のようにどんな立場にいてもポジティブに学ぶことで成長できれば、近い未来に勝利の2文字をキャッチできるはずだ。
(斎藤孝一)
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