JRAからの移籍馬は芝馬を狙いたい!3歳未勝利馬たちの最終レース/佐賀競馬・大恵総合研究所佐賀支部
今夜も20時50分までアツいレースが繰り広げられています。
その佐賀最終レースに特化したデータ分析を行うのが競馬リポーターの大恵陽子氏。
JRAと地方競馬の二刀流の彼女が、今夜も独自の視点から最終レース的中を目指します。
上位人気好走するも、高配当
競馬リポーターの大恵陽子です。
今夜の最終レースは「3歳」「全馬未勝利」「1400m」という条件。
まずは今夜と似た条件の最終レースのレース傾向を見ていきましょう。
最終レースで全馬3歳未勝利で行われたレースは「ドリーム」という賞金下位からの編成レースも合わせて2025年以降、14レースが行われました。(1300m~1400m)
人気では、単勝3番人気以内の馬が複数頭、3着以内に入ったのは14レース中9レース。
うち3レースは上位人気3頭による決着でした。
上位人気の信頼度は比較的高いのですが、一方で3連単万馬券の頻度も高く、8レースで出現。
上位人気を主軸に置きつつも、相手は手広く狙ってよさそうです。
位置取りは、差しも届きます。
14レース中11レースで6番手以下からの差し馬が3着以内に入着。
逃げは3着内率50%と悪くありませんが、差しにも注意が必要です。
芝×馬体重
芝・ダート、距離など様々な条件を走ってきた馬同士のレースとなるのですが、大恵総合研究所が提唱しているのが下記の格言。
芝で2戦以上(直近5走)
かつ、450kg~500kg(芝最終出走時)
JRA時代に芝で対応できるスピードや素質があると見込まれていた馬、かつ程よい馬格のある馬を抽出するために提唱しはじめた条件です。
これを全馬移籍初戦で構成された佐賀最終レースにてデータを取ってみると、下表のように勝率45.5%、連対率63.6%、3着内率72.7%と非常に高い好走率となりました。
比較対象として、戦歴は同じだけど小柄(450kg未満)という馬を見てみると、全ての値に置いて20%以上、好走率が低下していました。
地方のダートで走る場合はある程度、馬格がある方がいいケースが多いですから、馬体重条件も重視したいところです。
持ちタイム比較
そこで、他の戦歴についてもデータを見てみましょう。
下表は前項同様、全馬移籍初戦で組まれた最終レースでのデータ。
前項に次いで好走率が高いのは「持ちタイム最速」でした。
これはJRAダート短距離で、同じコース(競馬場・距離)での持ちタイムが最速の馬の成績をまとめたもの。
「京都ダート1400m」「阪神ダート1400m」とコース毎に比較するため、同じコースを走ったことのある馬が他にいない場合もありますが、該当馬がいればラッキーです。
今夜は東京ダート1400mの経験のある馬が2頭いました。
このうち持ちタイム最速は①ラスエル。
3着内率47.1%で、ほぼ2頭に1頭は3着以内に入っているので、押さえておきたいです。
なお、タイム比較は直近5走が対象です。
では、気になる予想と買い目は?
2~3走前は勝ち馬から1秒3差以内でまとめていて、走力の高さを感じます。
芝である程度の走りができる馬は、シンプルに「走るのが速い」というケースが多く、それゆえJRAでも未勝利戦でダート替わりの馬がアッサリ勝つ場面をたびたび見るように思います。
⑪ヘラクレステソーロは初ダートになるため、キックバックを嫌がらないかが不安点ですが、大外枠が当たったことはプラスです。
①ラスエルは東京ダート1400mの持ちタイムが最速。
前走の中山ダート1200mでは直線で脚が上がってしまいましたが、道中は中団である程度流れに乗れていました。
②ダディーズサンクスは芝で2戦したのちにダートで1戦して、佐賀に移籍。
3戦いずれも大きくは負けておらず、ここでもやれそうです。
あとは410kg前後の小柄な牡馬なので、佐賀の馬場がどうかでしょう。
⑤カシノプロスペリテはJRA時代の4戦すべてが芝。
デビュー時は406kgしかありませんでしたが、佐賀移籍初戦の前走では447kgにまで増えて4着でした。
移籍2戦目で馬場慣れも見込めますし、上位争いできそうです。
④ブラダマンテはJRA未勝利からの移籍2戦目だった前走で先行して3着。
ここは移籍初戦馬が11頭中5頭とほぼ半数を占めて力関係がどうかですが、前走くらい走れれば。
買い目は高配当を期待してやや手広く
3連単軸1頭マルチ ⑪→①②④⑤ 36通り
文・大恵陽子(おおえ ようこ)
競馬リポーター。小学5年生で競馬にハマり、地方競馬とJRAの二刀流。毎週水曜日は栗東トレセンで、他の日は地方競馬の取材で全国を駆け回る日々。グリーンチャンネル「アタック!地方競馬」「地方競馬中継」などに出演のほか、「優駿」「週刊競馬ブック」「Number」「netkeiba.com」「うまレター」「馬事通信」など各種媒体で執筆。
「大恵総合研究所」なるデータ分析機関を勝手に設立し、現場取材で得た騎手・調教師などの談話をヒントに、馬場傾向やレース傾向を導き出して精度向上に励む。
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