【第7節レビュー】“雪の駒沢”で果敢にボールを動かし無敗の首位に挑戦。勝利は逃すも、堅守で勝ち点をもぎとり7位に再浮上

リコーブラックラムズ東京
チーム・協会

WTB高本とむと松橋周平が第3節以来となるメンバー入り

NTTジャパンラグビー リーグワンは休止週を挟み第7節へ。第6節を終え8位(3勝3敗)のリコーブラックラムズ東京(BR東京)は、東京・世田谷の駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場でのホストゲームに6勝無敗の首位・埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉WK)を迎えた。世田谷での開催は今季初。待望のホームでのゲームだったが、低気温、そして雪が降り続けるあいにくのコンディションに見舞われた。
凍えるような寒さがハンドリングを難しくしていることが伝わってくる試合となったが、両チームとも集中力を切らすことなくぶつかりあいタイトなゲームに。BR東京は埼玉WKの強固なディフェンスに激しくチャレンジしゴールに迫るシーンを何度もつくる一方、ディフェンスでも規律を保ち、トライはラインアウトモールからの1つに抑えた。しかし、最後までトライを奪うことができず、6-13(前半3-10)で敗れた。
通算成績は3勝4敗となったが、7点差以内の敗戦で得られるボーナスポイントを確保し勝ち点は13に。順位を7位へと1つ上げた。プレーオフ圏内の6位・静岡ブルーレヴズとの勝ち点差は2。

今季初の駒沢開催 【リコーブラックラムズ東京】

スターティングメンバーにはLOジョシュ・グッドヒューとWTB高本とむが復帰。リザーブにはNO8松橋周平と第5節のコベルコ神戸スティーラーズ(神戸S)戦で好プレーを連発したUTB秋濱悠太が名を連ねるなどの変更が行われた。

BR東京はキックオフ直後に猛攻。果敢なカウンターアタックから両エッジを破りゴール前まで前進。PKも得ながら、約4分にわたり埼玉WK陣内で攻めた。しかし我慢強く守る埼玉WKはこぼれ球を確保するとキックを放ちBR東京陣内へ。さらにラインアウトの反則を突いて深く攻め込むと、わずかにずらして押し込む巧みなモールでトライ(前半5分)。CVも決めて0-7とした。

BR東京がエネルギッシュに攻め、埼玉WKが守りからの逆襲を狙う図式を軸に試合が進む。BR東京はアタックからのターンオーバーでWTBマリカ・コロインベテにブレイクを許したが、CTB池田悠希、WTB西川大輔、FLマクカランブロディらが追い、パスを繋いだLOジャック・コーネルセンを倒しスティールを決めるビッグプレー(前半10分)などで極寒の中で声援を送り続けるスタンドを沸かせる。だが自陣浅めの位置で反則を犯すと、約40mのPGを決められ0-10に(前半15分)。

BR東京は攻め続けながらも決定機をつくれずにいたが、前半29分にFBアイザック・ルーカスのカウンターアタックからダイレクトに攻め、力で押し込んでいく。ゴールまで1mの位置でスティールを許したが、その前に埼玉WKにノットロールアウェイがあったためPGを選択。これを成功させ3-10に。

高いキック成功率を維持するSO中楠 【リコーブラックラムズ東京】

激しいプレーと雪の影響でボールが乱れ、互いを行き来する。スコアが生まれないまま試合が進み後半へ。11分、BR東京は敵陣ラインアウトを確保し、CTB池田悠希の強烈なキャリーで前進。ゴールに迫ると埼玉WKにノットロールアウェイ。ここでもPGを成功させ、BR東京は6-10と詰め寄った。

BR東京は、埼玉WKの巧みにスペースを突くキックへの冷静な対応、そして危険な位置のラインアウトでスティールを繰り返し加点を阻んでいく。後半25分にはSO伊藤耕太郎が登場し、後方へのドリブルでのゲインをうまく止めるなど好プレーを見せる。

しかし29分、自陣でラインアウトを奪った後のブレイクダウンでノットリリースザボール。ほぼ正面からPGを決められ6-13と点差を拡げられた。ラスト10分はハーフウェイ付近で埼玉WKの固いディフェンスをなんとかこじあけようとフェーズを重ねたが、隙を見いだせなかった。

「彼らは同じことを何度も何度もやることをいとわない。システムを守るディシプリン、信じる力が根付いていて、それを長い間続けられる」
「そういうチームを倒すには、それ以上に長く(同じことを)やらなければいけない」

SH TJ・ペレナラの試合後の言葉。天候の影響もありラインアウトやハンドリングではリズムを乱す場面もあったが、試合の締めで“らしさ”を披露した埼玉WKに逃げ切りを許しノーサイド。

13点というのは、2022年のリーグワン創設後、埼玉WKの最少スコア。結果の主因が天候にあるのは言うまでもないが、BR東京が果敢なアタックを長い時間仕掛け、またディフェンスに回った際にしっかりとエフォートし続けたことも影響を与えているのは間違いない。今季かさむことが多かった失点をコントロールできたという誇らしさと、強者を倒すビッグチャンスを逃したという悔しさ。双方が入り混じるゲームとなった。

リーグワン2025-26 第7節 BR東京 6 - 13 埼玉WK 【リコーブラックラムズ東京】

試合経過

前半0分[BR東京]
コイントスに勝った埼玉WKが風上の陣地を選択。BR東京は風下の陣地から、SO中楠一期のキックオフで試合を始める。

前半2分[BR東京]
激しく攻める立ち上がり。左右のエッジでCTB池田悠希とWTB高本とむがゲイン。ボールロストしたが、埼玉WKが蹴ったキックを使いFBアイザック・ルーカスがカウンター。埼玉WKが自陣10m付近でハイタックル。

前半4分[BR東京]
埼玉WK陣内22m付近でラインアウトを得るが、スティールを許しキックアウトされる。10m付近まで戻されてのラインアウトでは変則的なプレーを見せ相手を惑わす。確保して攻めたが落球。埼玉WKは即座にバックスペースにキック。WTB高本とむが追いつき蹴り出すが、BR東京陣内への侵入を許す。

前半7分[埼玉WK]
BR東京にラインアウトジャンパーが相手側に入り込む反則。埼玉WKはゴール前ラインアウトからモールを組み、右にずらして一気に押し右中間にトライ。角度のあるCVもSO山沢拓也が決め0-7。

前半10分[BR東京]
ディフェンスライン裏へのキックをFBアイザック・ルーカスが拾いキャリー。スペースをつくると、左のエッジをWTB高本とむが抜ける。埼玉WK陣内22mが見える位置でアタックを仕掛けたが、FWからの後方へのパスが合わず、こぼれ球をWTBマリカ・コロインベテに奪われ自陣深くまで運ばれる。

前半11分[BR東京]
反応よく戻ったCTB池田悠希がWTBマリカ・コロインベテを倒し、繋いだLOジャック・コーネルセンにWTB西川大輔とFLマクカランブロディがタックル。ゴール前で西川が見事なスティール。

前半12分[BR東京]
タッチを狙ったPKが風に押し戻され残る。WTB竹山晃暉が鋭くカウンターアタックを仕掛けゴールに迫るが、このランに反応したSO中楠一期が足首に触れ転倒を誘う。FLリアム・ギルがすかさず手を入れてターンオーバー。

前半15分[埼玉WK]
ゴール前からの脱出に成功。しかしBR東京は自陣10m付近のディフェンスでノットロールアウェイ。SO山沢拓也がほぼ正面、約40mのPGを決め0-10。

前半23分[BR東京]
BR東京は自陣中盤のラインアウトからモールで右中間を前進。アドバンテージを奪い展開。プレッシャーを受けながらもパスを繋ぎ、CTB池田悠希の背中ごしのクイックハンズから左エッジをWTB高本とむが抜ける。SO中楠一期が内をサポートしたが、WTBマリカ・コロインベテのタックルで惜しくも押し出される。

前半25分[BR東京]
FBアイザック・ルーカスが自陣からカウンターアタック。左エッジに斬り込むと、ここからダイレクトに攻める。フィジカルなアタックでゴールまで1mに迫ったがスティールを許す。その前に埼玉WKにノットロールアウェイがあったため、正面やや右、ゴールまで20mの位置でPKを得る。PGをSO中楠一期が成功させ3-10。

前半30分[BR東京]
BR東京陣内22m内のラインアウトが乱れ、埼玉WKに入る。しかし、ボールを持ったNO8カイポウリヴィリアミアフにLO山本嶺二郎が猛烈なタックル。サイドエントリーを誘いPKを獲得。

前半34分[BR東京]
自陣から攻めるBR東京はFBアイザック・ルーカスがグラバーキック。裏に転がったボールにCTB PJ・ラトゥが詰めてノットリリースザボール。PKを蹴り出して22m付近のラインアウトを得る。

前半35分[埼玉WK]
キックを交えながらの攻防。埼玉WKのFB山沢京平が50:22を決めてゴール前に進出。しかしラインアウトでノットストレート。

前半39分[埼玉WK]
BR東京陣内中盤のラインアウトから展開しWTB竹山晃暉が左中間のギャップをブレイク。しかし、逆サイドから長い距離を走ってバッキングアップしたWTB高本とむとFBアイザック・ルーカスがタックルを決めて倒す。ディフェンスラインを敷き直すと、ライン際で激しく抵抗しアンプレアブル。トライラインドロップアウトに。

前半40分[BR東京]

BR東京陣内中盤で埼玉WKのボールキャリアが投じた後方へのパスを、NO8サミュエラ・ワカヴァカがインターセプト。ハーフウェイ付近でSH TJ・ペレナラが深く蹴り込み、FBアイザック・ルーカスがチェイス。しかしうまく処理され、ホーンが鳴ったところでキックアウト。

後半0分[埼玉WK]
風は少し弱まり、埼玉WKのキックで後半へ。BR東京はPR笹川大五をパディー・ライアンに入替。

後半5分[BR東京]
LOジョシュ・グッドヒューをフィリックス・カラプに入替。

後半8分[BR東京]
互いに滑るボールが手につかず一進一退。BR東京陣内のBR東京スクラムから蹴り合いに。SO中楠一期が長いキックで背走させると、チェイスして埼玉WKのFB山沢京平にプレッシャー。蹴り返しが短くなり、埼玉WK陣22m内でラインアウト。

後半11分[BR東京]
BR東京はラインアウトモールを押し込むと埼玉WKに反則。ゴール前ラインアウトにしたが、これをスティールされてしまう。少し戻され再びラインアウトを得ると、今度はキープしCTB池田悠希がキャリー。ゴールに迫ると埼玉WKにノットロールアウェイ。ショットを選択し、ほぼ正面からSO中楠一期がPG成功。6-10。

後半13分[BR東京]
BR東京陣内浅めのラインアウトから展開し埼玉WKがアタック。パスコースを読んでいたCTB PJ・ラトゥがインターセプトしかけるが惜しくもノックフォワード。WTB高本とむもリアクションしており、抜けていればトライの場面。

後半15分[BR東京]
スクラムペナルティでBR東京陣22m内でラインアウトを与えるが、LO山本嶺二郎がスティール。FLリアム・ギルがキックを蹴ってピンチを逃れる。

後半17分[BR東京]
PR谷口祐一郎を西和磨に入替。

後半18分[埼玉WK]
埼玉WKがハーフウェイ付近から激しいアタック。キックを織り交ぜながらゲイン。BR東京も冷静に対応し跳ね返す。しかし、左隅へのキックへの対応が遅れ、埼玉WKのプレッシャーでノットリリースザボール。PKで前進しゴール前ラインアウトに。

後半20分[BR東京]
ラインアウトをLOフィリックス・カラプがスティール。互いにキックをまじえながらエリア確保を狙うが、BR東京が前に出ていく。

後半25分[BR東京]
BR東京陣内ハーフウェイ手前のスクラムをプッシュ。コラプシングを誘い、PKで埼玉WK陣内22m手前まで前進。ここでHO大西将史を李淳弘に、SO中楠一期を伊藤耕太郎に入替。

後半27分[BR東京]
ラインアウトをキープしアタック。しかしFWからの後方へのパスが合わずボールがこぼれる。埼玉WKはこれを足に掛け、ドリブルでBR東京陣内へ。しかしSO伊藤耕太郎が戻りセーブ。SH TJ・ペレナラのハイパントから再び前進を狙ったが、空中で交錯しBR東京に反則。

後半29分[埼玉WK]
埼玉WKはPKで前進し、BR東京陣内22m付近のラインアウトに。これがオーバーしHO李淳弘に入る。アタックに転じたが、埼玉WKのFLラクラン・ボーシェーにプレッシャーをかけられノットリリースザボール。ほぼ正面、25m付近からPG成功で6-13。BR東京はNO8サミュエラ・ワカヴァカを松橋周平に入替。

後半39分[BR東京]
ハーフウェイ付近で激しいアタックを繰り返すが前進できない。スクラムを得ると展開しWTB西川大輔が右のエッジを狙う。ディフェンスの強いプレッシャーでボールが暴れタッチの外へ。ラインアウトをギリギリで確保した埼玉WKが約1分ボールをキープ。ホーン直後に最後尾のFB齊藤誉哉にボールを出し、キックアウトしてノーサイド。

記者会見

タンバイ・マットソンヘッドコーチ
チャンスを掴みきれなかったかなっていう感覚です。 もちろん最初に感じたのは、悔しい思いです。過去に20回戦い、1回しか勝っていない相手だと思いますが、今日は勝つチャンスがあったと思います。最後までしっかりとファイトし続けたチームのことを誇りに思います。この試合は自分たちが埼玉WKというチームを相手にどれだけやれるか、テストの機会にしたいと思っていました。チームとしてしっかりチャンスをつくることはできていました。でも、あちらもいいチームなので、そこから、ただで何かもらえるということはなかったですね。でも、今回得たボーナスポイントは今シーズンの結果に繋がる大きなものになると思います。

SH TJ・ペレナラキャプテン
彼らは本当にいいチームです。何年も日本のラグビーを先頭にたちリードしてきたチームだと思います。 今日はチャンスがありましたが、それを掴みきれなかった。それはとても残念に思います。
ただ、この試合から得られたポジティブな部分もたくさんあります。先ほどタンバイとも話していたんですが、自分たちは数週間前、神戸(コベルコ神戸スティーラーズ/神戸S)に大差で負けました。あのゲームがチームの自信に影響を及ぼした可能性はある。でも自分たちは、あのパフォーマンスは自分たちの本来の姿ではないと考えてやってきました。パナソニック(埼玉WK)という強い相手にしっかりと挑めたこと、また勝つことができなかったという悔しさ、それはチームにとっての糧になる。
ヘッドコーチも言ったように、数は少なかったものの、相手は自分たちにチャンスを与えてくれたかなと思います。 でも彼らを崩すのは難しいと思いました。精度を高いレベルで維持し続けないと崩せない。より長い時間ファイトを続け、正確にプレーすることの大切さを学びましたね。こういうゲームに一貫して勝ち続けられるようになるには、それが必要なのかなと思っています。

——精度が出せなかった理由は

TJ・ペレナラ:理由はいくつかあると思うんですけど。疲労だったり、天気だったり、(アタックラインの)深さや幅、相手のディフェンスのプレッシャーなどたくさんあると思います。明らかなのは雪でしたね。ボールが結構濡れていて。ただ、天気は変えられないものですが、自分たちのセットアップを変えることはできる。どのくらいの深さや幅で、どこにアタックするか。そういうところの対応が少し足りなかったのかなと。すぐに思い浮かぶのはそういうところです。やはり雪が降れば降るほど寒くなって、スキル(の維持)はかなり難しくなりました。相手がどのように話していたかはわからないのですが、彼らも同じように、スキルにかなりプレッシャーがかかったと感じたんじゃないかと思っています。言い訳はしたくないですが、80分間雪が降って、濡れている中でボールをパスする、キャッチするというのは難しいことだと思います。そこにアジャストしていかないといけなかったですね。

——このような天候もあり、ターンオーバーされる場面は何度かあったが、それをトライに繋げさせなかった。そうしたトライを重ねられた神戸S戦から改善が進んでいると考えてよいか

TJ・ペレナラ:月曜日のディフェンスレビューでそこはポイントになってくるのかな。何回かターンオーバーされてしまって、プレッシャーもかけられたんですけど。すぐ戻って失点を防ぐことができました。イケ(CTB池田悠希)がチェイスして、(WTB西川)大輔がジャッカルして、ペナルティをもらったシーンがあったと思うんですが(前半11分)、神戸S戦ではああいったターンオーバーが失点に繋がっていました。チームが正しい方向に一歩前進できたことは誇りに思います。それができた理由の多くはエフォート(努力や執念)です。(相手を止めるには)タックルをしなきゃいけないしジャッカルもしなきゃいけない。でも、まずはそれをするポジションに入らないとできない。そこに入るためのエフォートがすごく大事なんです。みんなが見せてくれた戻ってポジションに入ろうとするエフォートには、学ぶべき点がありました。

——埼玉WKのディフェンスの強さはどこにあったか

TJ・ペレナラ:シンプルにディシプリン(規律)のよさにあるのかなと思います。ペナルティカウントがどうだったかわからないですけど、そんなに多くなかったと思います。ディフェンスでのペナルティも、そんなになかった。ハイタックルがあったぐらいですよね。彼らは同じことを何度も何度もやることをいとわない。システムを守るディシプリン、信じる力が根付いていて、それを長い間続けられる。
それはプレビューしていましたしわかってました。彼らのディフェンスがいいことは。自分たちがそういうチームを倒したいんだったら、それ以上に長く(同じことを)やらなければいけない。最初のポゼッションでそういう部分も見せられたとは思うんですけど。相手の22m内でプレッシャーをかけることができて、相手も崩れる寸前までいっていた。あと一歩だったと思います。自分たちはもっと我慢強く、彼らと同じくらい自分たちのシステムを信じてやっていく必要があります。
まあ、それが難しいんですけどね。攻撃側でボールを持って攻めていても、全然前に進んでないなとか、ディフェンスに首を絞められてるような感覚になることがあると思うんです。そうすると、無理やり何かをつくりだそうとしてしまう。
でも、相手にもっとタックルをさせることや、規律を守り続けさせることでかかってくるプレッシャーというものもある。22m内であればディフェンスはより厳しくチェックされるものなので、そういう場所でラックをつくらせ続けることは、大きなプレッシャーになる。すぐにスコアできなかったとしても、そうしたプレッシャーをビルドしていけば、試合の後半に効いてくる。疲労やレフリングへの影響として。そういうことも頭に入れて、自分たちは我慢強くアタックを継続する必要がある。

凍える雪の中の一戦となった 【リコーブラックラムズ東京】

次節は「絶対に負けられない」因縁の対決

第8節は2月14日(土)12時より、横浜キヤノンイーグルス(横浜E/10位)と東京・秩父宮ラグビー場で対戦する。リーグワンは第6節よりカンファレンスをまたいで対戦する交流戦に入っているが、第8節からの4試合(vs.横浜E、vs.浦安DR、vs.BL東京、vs.静岡BR)は、今季1度しか対戦がない相手とのゲームとなっている。1試合の結果がそのまま両チームの勝ち点差に反映されるため、最終順位で近いポジションになりそうな相手に対しては、勝利が大きな意味を持つ。
横浜Eとは昨季、2025年3月に対戦し27-20(前半10-3)で勝利。両チームでレッドを含む3枚のカードのほか、脳しんとうのチェックもあり選手の出入りの激しいゲームとなったが、セットプレーでのプレッシャーなどを活かし勝ちきった。11月にはプレシーズンマッチが組まれ互いに主力が出場。このときもスクラムでよく押し、36-33(前半10-7)で制した。
保有企業の分野の重複から「事務機ダービー」としてラグビーファンに認知される今カード。互いに背負うものがある一戦は、過去の対戦成績や今シーズンの戦績だけでは予測がつかないゲームになるものだ。前節で今季初勝利を挙げ勢いに乗る横浜Eを相手に受けに回ることなく、全力で攻め、守るラグビーで果敢にチャレンジし、勝利を掴みたい。

2月21日(土)の第9節は、再び駒沢でのホストゲーム。「駒沢ホスト3連戦3万人プロジェクト」の第2弾となり、浦安D-Rocksを迎える。当日は、世田谷区を走る鉄道会社3社協力のもと「鉄道フェスタ」が開催される。また、ラグビーファンにはおなじみのJ SPORTS人気番組『ラグビーわんだほー!』から、ラグビージャーナリストの村上晃一さん、アナウンサーの谷口廣明さん、MCの浅野杏奈さんがやってくる。

大人もこどもも楽しい「鉄道フェスタ」を開催 【リコーブラックラムズ東京】


文:秋山健一郎、ブラックラムズ東京
写真:川本聖哉、ブラックラムズ東京
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