住之江G1近畿地区選手権最終日 舟足重視で優勝にかける6枠・井上忠政

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【(C)BOATRACE 井上忠政】

ボートレース住之江(ナイター)の「G1第69回近畿地区選手権競走」は、きょう9日が最終日。12R優勝戦に駒を進めたメンバーと通算のG1優勝回数、機力評価は次のとおり。

1号艇 権藤俊光(G1V0)「旋回後の足や行き足含めすべて◎」
2号艇 松井 繁(G1V60)「特に悪いところのないバランス型」
3号艇 稲田浩二(G1V4)「乗り味が良化。舟足はバランス型」
4号艇 中島孝平(G1V8)「伸びは悪くない。あとは出足を…」
5号艇 西村拓也(G1V0)「中間速中心にレース足がいい感じ」
6号艇 井上忠政(G1V0)「バランスが取れ、上位級の仕上がり」

G1初制覇をめざす3人のレーサーのうち、1号艇の権藤俊光は「完璧な足」と語っており、優勝候補筆頭であることは間違いない。
ただ、グランプリ3回を含めSG12冠の松井繁や、スタート力で勝る稲田浩二、グランプリレーサーの中島孝平が2号艇から4号艇に連なっており勝負は厳しい。

となると、外枠の西村拓也や井上忠政(大阪出身・大阪支部29歳)【写真2枚】は苦しい戦いを強いられることになるが、展開次第では実戦足のいい西村拓也のまくり差しは気になるところ。
さらに、なかなか勝ちにくい6コースが想定される井上忠政とて虎視眈々(たんたん)である。

【(C)BOATRACE 井上忠政】

その井上忠政は調整の方向性について、「優勝だけを意識し、乗り味は度外視します」と取材陣に話している。つまり、舟足一本の調整である。

この「乗り味」と「舟足」は別もので、極論するなら、「乗り味」がいいのは軽自動車。加速力や力感はあまりないものの狭い路地にもスイスイ入っていける操縦性があることをいう。
一方、「舟足」がいいのはレーシングカー。バツグンのスピードを誇るが、狭い路地を運転するのは相当難しいということ。
いずれも極端な表現ではあるが、ボートレーサーはそのバランスを考え対応しているといっていいだろう。

G1優出は昨年9月の宮島ヤングダービー(妨害失格)以来3回目となった井上忠政。持ち前の多彩な調整力を駆使し、極端に仕上げた舟足で展開を差し抜ける一発勝負に出るはず。展示気配に注目したい。
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