「NEVERのベルトを懸けた闘いなのであれば、真っ向勝負でバチバチにやり合いたい。たぶん成田蓮の“奥底”にはある。そこをボクが引き出したい」2月11日(水・祝)大阪で初防衛戦!NEVER無差別級王者・ウルフアロン選手に直撃インタビュー!!
※こちらのインタビューはシリーズ前に収録
撮影/中原義史
『ミクチャpresents THE NEW BEGINNING in OSAKA』
2月11日 (水・祝) 13:30開場15:00開始
大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
*再入場不可*
※チケットは全席完売となりました。当日券・小中高生券の発売はございません。何卒ご了承ください。
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■この前のオカダ(・カズチカ)さんとの闘いでも、最後の最後まで諦めない気持ちだったり、何が何でも最後まで勝ちにこだわっていく棚橋弘至というレスラーは凄くカッコいいなと思いました
ウルフ 6月に入団させてもらって、そこから半年間、準備してきたものを1月4日、あの東京ドームの舞台で出し切ることができたっていうのは、大きな達成感であり、これから先の自信につながりました。
――坊主姿で登場した時に場内から大きなどよめきが起きましたが、歓声は聞こえていましたか?
ウルフ 少し緊張していた部分もあったので、歓声が聞こえたことによって少し落ち着けたところもありましたね。
――試合中にハイフライフローも披露しましたが、ご自身として手応えはいかがですか?
――まさかウルフ選手が飛ぶとか思わなかったです。
ウルフ じつは街中の声で「ウルフは飛ばねぇだろ」って言ってるヤツがいたんですよ。それがすべてじゃないですけど、それもあったから「絶対に飛んでやろう」って思いましたね。
――いきなりの大技で怖さなどは?
ウルフ 怖いはないですね。やれることやらずに負ける方が怖いですね。
――ちなみにデビューした日に棚橋選手が引退したという部分に想うことは?
ウルフ ボクがずっとファンの時から観てきた選手が自分のデビューの日に引退するっていうのは、自分自身でも運命的なものを感じますね。棚橋さんは引退してしまいましたけど、棚橋さんが残してきたものっていうのは、いまの新日本プロレスにこれから先もずっと残っていくものなので、ボクはその中から自分自身に合ったものをしっかりと取り入れて成長できたらいいなと思ってます。
――具体的にそれは何だと思いますか?
――ウルフ選手もこれからの闘いにそういった想いを繋げていくと。
ウルフ そうですね。負けてしまったら元も子もないので、ボクは負けて内容が良かったっていう風に言いたくないですし、べつに内容が悪くても勝てればいいと思ってるんですよ。なので、そこは勝ちにこだわってやっていきます。
――改めて、棚橋弘至引退試合はどんな気持ちでご覧になっていましたか?
ウルフ 複雑な気持ちでしたね。でも、「目に焼きつけよう」って思いながら見てましたし、大歓声で送られていく棚橋さんを見て、「ホントに棚橋さんって新日本プロレスでゼロから始めてとんでもない存在までなった人なんだな」って感じました。
――棚橋さんに匹敵するレスラーを目指したいですか?
ウルフ いや、もっと上ですよ。そこに天井はないわけですから。
――棚橋さんも越えていくと。
ウルフ そこを越えていくっていうよりは、ボク自身のもっと上を目指していきたいっていう感じです。
■試合が終わってバックステージに行って、いろんな先輩レスラーからも声をかけられる中で凄くたくさんの方に褒めていただいて、あらためて「やってきたことが出せたのかな」って思った
ウルフ あの返しはかなり練習していたんですよ。ただ、テーブルクラッシュを食らった後、正直ちょっと意識がもうろうとしてて、無意識に感覚だけで返したんですよ。
――練習してきたことが身体に染みついていたわけですね。
ウルフ その返した衝撃で我に返って、そのまま十字を取りにいったんですけど、そこでEVILが起き上がって頭を踏まれたじゃないですか。なので、足を抱えて返したら三角に入れる形になって、腕を取りにいくよりも締め落とした方が確実だなと思って三角にいきましたね。
――あの逆三角締めはフィニッシャーとして使っていこうと思っていた技ですか?
――デビュー戦ではありながらも、ウルフアロンというレスラーの型は見えたと思いますが、デビュー戦を振り返って100点満点で何点ですか?
ウルフ わからないですね、何が100点かわからない状態でやっていたので。ただ、試合が終わってみて、歓声もメチャクチャ聞こえてたかっていうと、試合中は集中していたので「どうなのかな?」って思いながらやってたんですよ。
――周りの声が聞こえないぐらい研ぎ澄まされていたわけですね。
ウルフ 試合が終わってバックステージに行って、いろんな先輩レスラーからも声をかけられる中で凄くたくさんの方に褒めていただいて、あらためて「やってきたことが出せたのかな」って思った感じですね。もちろんプロレスのファンの方が褒めてくださる、喜んでくださるのも嬉しいんですけど、プロレスをやってる人がそう言ってくれるってなかなかないと思うので、それが凄く嬉しかったですね。
■1月4日このベルト勝ち取ることできて嬉しいですけど、「しっかりこのベルトに見合ったレスラーになりたいな」って背筋が伸びました
ウルフ もともとボクはこのベルトを懸けて闘うつもりがなかった中で、対戦相手のEVILがボクにプレッシャーをかける意味でこのベルトを懸けてきて、ボクが一番最初に観た新日本プロレスの試合って、石井智宏選手と柴田勝頼選手のNEVERのベルトを懸けた闘いだったっていうところで、「これはチャンスだな」と思いましたし、1月4日このベルト勝ち取ることできて嬉しいですけど、「しっかりこのベルトに見合ったレスラーになりたいな」って背筋が伸びましたね。
――王者になってから心境の変化はいかがですか?
ウルフ 責任感が強くなったっていう感じがしますね。もちろんベルトを持ってても、持ってなくても、一番強いプロレスラーを目指すっていうのは当たり前のところでありながらも、立場が人を作るっていうところもボクはあると思うんですよ。
――王者としての威厳ですね。
――現状、ベルトは金色のままですが、これはどうする予定ですか?
ウルフ もちろん元に戻すつもりですよ。ベルトも少し壊れてきてしまっているので、ここも修理してその時に一緒に直そうと思ってるんですけど、いまは試合のスパンが短いので少しオフがある時に直したいと思います。
――それも王者の務めですか?
ウルフ 王者の務めっていうよりも、これは礼儀的なところじゃないですか。いまボクで50代(王者)ですけど、これまで新日本プロレスの先輩方が積み上げてきた歴史のあるベルトで、もともとあった形に戻すっていうのが偉大なベルトに対する礼儀っていう風に思いますね。
■試合をしていて「関節技がうまいな」って感じますね。とくに柔道では足関節っていうのがなくて、その足関節に対しての対処法が上手くできていないんですよ。成田選手はそこをちゃんと狙ってくるので、闘い方をしっかりと分析している選手だという風には思います
ウルフ 試合をしていて「関節技がうまいな」って感じますね。とくに柔道では足関節っていうのがなくて、その足関節に対しての対処法が上手くできていないんですよ。で、成田選手はそこをちゃんと狙ってくるので、闘い方をしっかりと分析している選手だという風には思います。ただ、結局ああやって試合以外のところで襲撃だったりをしてくるので、やっぱり腹は立ちますよね。
――現時点で足関節に対してどう対策していきますか?
――そこに対抗してウルフ選手も足関節などの引き出しは?
ウルフ それは付け焼刃になっちゃうので、ボクはボクの強みがありますし、それで対応していこうとは思ってます。
――それは関節技ですか?
ウルフ 関節技になるのか、締めになるのか、はたまた投げになるのか……(ニヤリ)。
――そして2戦続けてHOUSE OF TORTUREとのタイトルマッチとなりますが、H.O.Tに対してはどんな感情を抱いていますか?
――現状、標的にされている中で、H.O.Tの闘い方をどう受けて止めていますか?
ウルフ 試合が終わった後にバックステージで襲撃してきたり、もちろん腹は立ちますよ。ただ、この前「すべて受け止めて跳ね返して、自分の糧にします」と言いましたので、すべてを受け止めてボク自身の力に変えます。
■ボクがいま50代っていう切りのいいチャンピオンですし、一番最初に観た新日本プロレスの試合もNEVERで、そこからちょうど10年っていうところで、風向きはボクに向いてると思ってます
ウルフ これは負けられない理由ができましたね。ボクも正直、NEVERのベルトを懸けた闘いなのであれば、真っ向勝負でバチバチにやり合いたい気持ちが強いんですけど、おそらくそうはいかない相手なので……。ただ、たぶん成田蓮の奥底にはあると思うんですよ。もともと柴田さんの弟子ですし、そこをボクが引き出したいですね。
――成田選手にその片鱗は感じますか?
ウルフ それこそ関節に入る時とか、河津掛けもそうですし、キックのタイミングだったり、細かいところに技術力の高さを感じますね。
――あらためて10年の時を経て2.11大阪でNEVERのタイトル戦をやることについてどう捉えていますか?
ウルフ 自分で言うのもアレなんですけど、NEVERのベルトにはなんか縁があるような気がしてますね。ボクがいま50代っていう切りのいいチャンピオンですし、一番最初に観た新日本プロレスの試合もNEVERで、そこからちょうど10年っていうところで、風向きはボクに向いてると思ってます。
――対戦相手の成田選手はウルフ選手とも近い年齢ではありますが、同世代のレスラーに対してライバル心はありますか?
――そして今シリーズから巡業も本格的にスタートとなりますね。
ウルフ 意外とまだ巡業っていう巡業はしてないんですけど、ボクは椅子に長時間座るのが凄く苦手で、柔道の試合の時とか、飛行機のエコノミーで12時間ぐらい座ってたらお尻が痺れちゃって、試合当日まで3日間あったんですけど、試合中もずっとお尻が痺れてたことがあったんで、バスの中の対策が必要ですね(苦笑)。
――巡業で全国を回ることに関してはいかがですか?
ウルフ これまでは東京と佐倉でしか試合をしてないので、初めての地方巡業でいままで会ったことない方たちの前でプロレスができる、アピールができるっていうのは凄く楽しみですね。あとボクは食べるのが凄く好きなので、まずは青森に行ったら、いちご煮を食べなきゃいけないですね。でも、青森は成田蓮の地元なので、もしかしたら観客全員が向こうの味方の可能性がありますし、そこがちょっと危ういですね。(苦笑)。
■いろんなところでダーティープレイをされてますけど、ボクとしては何をやってきても真っ向から全部受け止めて倒しますので、ぜひ楽しみにしてもらえればと思います
ウルフ なにがなんでも勝つ姿は見てほしいですね。べつにキレイに勝とうなんて思ってないですし、自分の持ってる力を泥臭くてもいいから、すべてさらけ出して闘ってるっていうところを見てもらいたいですね。
――では、プロレスラー・ウルフアロンとしてどんな新日本プロレスを見せていきたいですか?
ウルフ どんな新日本プロレスっていう意識はないですね。「新日本プロレスはこうじゃなきゃいけいない」っていうよりは、いろんな選手がいて、いろんな色があって、しいて言うなら“カラフルな新日本”が面白いと思いますね。
――カラフルとは?
ウルフ なにがなんでも勝つ姿は見てほしいですね。べつにキレイに勝とうなんて思ってないですし、自分の持ってる力を泥臭くてもいいから、すべてさらけ出して闘ってるっていうところを見てもらいたいですね。
――では、プロレスラー・ウルフアロンとしてどんな新日本プロレスを見せていきたいですか?
ウルフ どんな新日本プロレスっていう意識はないですね。「新日本プロレスはこうじゃなきゃいけいない」っていうよりは、いろんな選手がいて、いろんな色があって、しいて言うなら“カラフルな新日本”が面白いと思いますね。
――カラフルとは?
――今年の1.4東京ドームでデビューということで、2026年はウルフ選手に初物尽くしの一年になると思います。ご自身の中で2026年のビジョンは?
ウルフ 経験を積む一年にしたいと思います。プロレスラーとしてデビューしたばかりで、正直まだ右も左もわからないことが多い中で、初めてだらけの一年をなんとなく過ごしたら成長はできないと思うので、しっかりと一日一日を噛み締めて生きながら、試合の中でも練習の中でも成長できる一年にしたいですし、プロレスラーとして身体じゃない部分の厚みを増やしていく年にしようと思ってます。
――では、最後に2月11日大阪での初防衛戦へ向けて意気込みをお願いします。
ウルフ バックステージやいろんなところでダーティープレイをされてますけど、ボクとしては何をやってきても真っ向から全部受け止めて倒しますので、ぜひ楽しみにしてもらえればと思います。
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