あふれる喜びと満タンのエネルギー。全身全霊を尽くす、大卒2年目のバイスキャプテン

ルリーロ福岡 上田選手 【🄫ジャパンラグビー リーグワン】

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26ディビジョン3 第6節2026年2月8日(日)13:00 久留米総合スポーツセンター陸上競技場 (福岡県)ルリーロ福岡 vs 中国電力レッドレグリオンズ

ルリーロ福岡(D3)

大卒2年目の今季、バイスキャプテンに抜擢された上田健太が、5試合ぶりにグラウンドへ戻ってくる。豊富な運動量と献身的なプレーでチームにエナジーをもたらす存在であり、その復帰は戦列に活気を呼び戻すものとなる。
負傷により4試合を欠場した期間、上田はスタンドから仲間の奮闘を見つめ続けた。上位チーム相手にも一歩も引かず、食らい付く姿に「このチームは勝てる」と確かな手ごたえを得たという。久しぶりの実戦を前に「正直、緊張はある。でもそれ以上に、試合に出られる喜びのほうが大きい」と語る表情には、抑え切れない高揚感がにじむ。
新潟県出身。中学時代はサッカー部に所属し、北越高校入学後にラグビーへ転向した。「部員集めに必死なラグビー部を見て、気付いたら入っていた」。些細なきっかけが、人生の舵を大きく切ることになった。高校時代はバックスとしてプレーし、俊敏性とボール感覚を磨いた。
転機は流通経済大学で訪れる。1年時にヘッドコーチから「あの選手のようになれるまで帰れないよ」と指差されたのは、屈強なハードタックラーだった。持ち前の走力と当たりの強さに着目され、フォワードへの転向を命じられる。本人は「最初はマジでイヤだった」と苦笑するが、コンタクトを重ねるごとにその魅力に引き込まれていった。「体を張ってチームのために戦える。いまはフォワードが楽しくて仕方がない」。役割への理解が、覚悟へと変わった瞬間である。
リーグワン参入時からルリーロ福岡に加入。日中は車部品製造会社で品質検査の業務に従事し、夜はラグビーに全力を注ぐ。限られた時間の中でも、誰よりも声を出し、練習から手を抜かない姿勢が評価され、今季はバイスキャプテンを任された。「個性豊かな仲間が集まっているが、情熱の方向は同じ。団結力はどこにも負けない」と言い切る。
中国電力レッドレグリオンズとは第4節で対戦し、45対45で引き分けた。「相手は本当にタフ。だからこそ、自分たちが上回るタフさを示したい」。この日の朝食は卵かけご飯を3杯。エネルギーは満タンだ。再び立つ戦場で全身全霊を尽くす。
(坂本陽子)
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