3歳牝馬サキドリトッケンはチューリップ賞挑戦予定、牡馬からも怪物候補出現なるか!?週末は3歳重賞/佐賀・飛燕賞データ分析
2月8日佐賀7レース 18時05分発走
地元3歳馬同士による一戦。今年の佐賀3歳世代は牝馬のサキドリトッケンが重賞5連勝中で、チューリップ賞でのJRA初遠征も計画されるなど注目を集める。牡馬はその影に隠れていたが、年明けの重賞・佐賀若駒賞をダバイシュクレが無敗で制覇。11月デビューの遅れてきた怪物候補がここでも無敗の連勝記録を伸ばすか。
ここでは2016年~25年の過去10回に加え、現行の1400mとなった19年以降の過去7回のデータを元に分析する。
人気薄の好走多し
近年は牡馬優勢
芦毛が好走も、芦毛産駒の好走は少ない
小回りコースらしく逃げ・先行有利
佐賀競馬では最もポピュラーな距離で、直線引き込み線からスタートしてコースを1周、コーナー4回の舞台だ。
脚質別では先行が最多の5勝を挙げる。好走率では逃げが最も高く、3着内率は5割超え。小回りコースらしく、前有利と捉えていいだろう。
人気薄は“インコース”が鍵
下表は過去10回のうち3連単万馬券となった4回について、3着以内に入った最も人気薄の馬の脚質をまとめた。
すると、4回中3回で道中は内をロスなく回った馬が上位入着。それも、逃げ・先行ではなく、中団以降で脚を溜めてロスなく運んだ馬が多かった。
真ん中枠が好走
下表は現行の1400mになった過去7回についてまとめたグラフで、5番~7番、9番の好走率が高いことが分かる。
重賞惜敗組も狙える
多くの出馬表に成績が掲載される直近5走を対象にこの2組について調べたところ、勝利数は同じ3勝だった。2着の回数の多さや、母数の違いから重賞勝利組が3着内率は2倍近い高数値だが、勝率だけを見ると両者の間に大きな差はない。
データからの推奨馬は?
②牡馬
③逃げ・先行
④5番~7番、9番
⑤人気薄の差し・追い込みでインコースを回れそうな馬
ダバイシュクレはメンバー中唯一の重賞勝ち馬。3連勝で挑んだ前走は初めて馬の後ろにつけて、ややスローペースで走りづらさもあったと思われるが、難なく快勝して見せた。デビューは2歳11月とやや遅めだったが、ここまで無敗の4連勝。ここは実績が抜けており、1番人気に支持されるだろう。
①②③に該当。
プレアレジェンドは前走、勝負所で自ら動いていき、勝ち馬に迫っての2着。昨秋のネクストスター佐賀ではサキドリトッケンと半馬身差の2着など、重賞で4戦して2着2回、4着2回と常に上位争いしており、いつタイトルに手が届いても不思議ない。
②に当てはまる。
ハクアイドゥマンも重賞で3戦すべてで2~3着と上位争いを続ける。うち2戦は牝馬限定重賞ではあったが、いずれも遠征馬を迎えてのレースで、大きく評価を落とす必要はない。外めの枠を引き、番手外になる可能性もあるが、問題ないだろう。
③に当てはまる。
⑤からは2頭。
モーモーゴールドは2走前の重賞・カペラ賞で上がり3ハロン38秒4の鋭い脚で差して2着。鞍上の金山昇馬騎手は24年サマーチャンピオンでハンデ60kgのラプタス(JRA)と3~4コーナーで内をすくって2着に代表されるように、馬場傾向によってはインコースを使うジョッキーだ。その点も⑤の項目に合いそう。
カシノアミュレットは阿部龍騎手(北海道)が3走続けての騎乗。
前走は3コーナーで一旦先頭に立ち、直線では進路を内に切り替えての3着だった。ネクストスター佐賀では後方から末脚を伸ばしており、⑤にフィットする可能性もある。
文・大恵陽子(おおえ ようこ)
競馬リポーター。小学5年生で競馬にハマり、地方競馬とJRAの二刀流。毎週水曜日は栗東トレセンで、他の日は地方競馬の取材で全国を駆け回る日々。グリーンチャンネル「アタック!地方競馬」「地方競馬中継」などに出演のほか、「優駿」「週刊競馬ブック」「Number」「netkeiba.com」「うまレター」「馬事通信」など各種媒体で執筆。
「大恵総合研究所」なるデータ分析機関を勝手に設立し、現場取材で得た騎手・調教師などの談話をヒントに、馬場傾向やレース傾向を導き出して精度向上に励む。
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