「新しい世界を創っていくためには、新日本の歴史を大事にしていかなきゃいけない」“IWGPヘビー級王座”の復活が正式決定、辻が第87代王者に!世界ヘビーは分解、IC王座封印へ!新ユニット“Unbound Co.”設立、ジェイク・リーの急襲にも言及!【1.6会見】

チーム・協会

【新日本プロレス】

1.4東京ドーム大会でKONOSUKE TAKESHITAとの死闘を制して、IWGP世界ヘビー級&IWGP GLOBALヘビー級の2冠王者となった辻陽太選手が、2夜明け会見に出席した。

■辻陽太選手のコメント

【新日本プロレス】

「あらためまして、東京ドームに来てくださったみなさん、そして新日本プロレスを応援してくださるみなさん、辻陽太です。IWGPヘビー級チャンピオンそしてIWGP GLOBALヘビー級チャンピオン、辻陽太です。みなさんの応援のおかげでチャンピオンになることができました。早速ベルト問題について話していきたいと思っています。
今ここに4本のベルトがあります。俺はIWGP世界ヘビー戦を闘う前から『このベルトを獲ることができたらIWGPヘビー級そしてIWGPインターコンチネンタルを分解させて、IWGPヘビー級に戻す』という話をしていました。実際に俺はIWGPヘビー級を復活させたいと本気で思っています。でも、IWGP世界ヘビー級、その王者たちにもしっかりリスペクトを払いたいと思います。

【新日本プロレス】

なのでIWGPヘビー級の歴代の王者の上に、IWGP世界ヘビー級王者の名前を繋いで、そういうかたちでしっかりと歴史を繋げていきたいと思います。IWGPインターコンチネンタルに関して、このIWGP GLOBALヘビー級のベルトはIWGPインターコンチネンタルと同じ役割を持つベルトだと思っています。なので、この2つのベルトの歴史を繋げることも自分は考えました。ただ、この2つのベルトは同じベルトではない。なので、このIWGPインターコンチネンタルに関しては今日で封印したいと思います。
昨日、リングに俺はこのIWGPヘビー級のベルトを持って行きました。ただ、これは俺が勝手に持って行っただけです。もちろん1.4で勝ったあと、そして昨日と、会社と棚橋さんと話をしています。ただ、最終的なOKはもらっていないです。この場で棚橋社長に聞きたいと思っています。棚橋社長!」

【新日本プロレス】

(※棚橋社長を呼び込んで)

辻「棚橋社長、昨日、おとといと話した通り俺はこのIWGP世界ヘビーを分解してIWGPヘビーとIWGPインターコンチネンタルに戻したい。そしてインターコンチネンタルを封印したいと思っています。棚橋社長、会社の答えを教えてください」

棚橋「うん。やはり新日本プロレスの歴史の重みというものをボクも繋いでいってほしい。そういう想いがあるからIWGP世界ヘビーをIWGPヘビーと、歴史を繋げて。数えると第何代になる……?」

辻「87」

棚橋「第87代っていうことにします。これでIWGPヘビー、IWGP世界ヘビーの歴史が繋がったので、その先の新しい世界を、辻、創ってくれ。覚悟はいい?」

【新日本プロレス】

辻「棚橋さん、そんな覚悟はとっくにできていますよ」

棚橋「期待しているから」

辻「任せてください」

棚橋「盛り上げてな」

辻「ありがとうございます」

【新日本プロレス】

(※ガッチリと握手を交わすと棚橋社長は退席。再び辻は着席)

【新日本プロレス】

辻「これからの新日本は俺が中心で、俺が基準だ。これから俺の時代を創っていく。新日本が上がるも下がるも全部俺の責任だ。そんな覚悟で俺はこれから新日本プロレスのリングに上がっていきたいと思っている。正直言うと、俺は『棚橋さん居なき新日本プロレス、少し厳しいんじゃないかな』ってコメントを今まで残してきた。でも、このIWGPの輝きを見ていたら俺はそんなことないっていうふうに思えた。物事ってのは変化している時が一番おもしろいと思う。棚橋なき後、この新日本プロレスがどうなっていくのか。今この新日本が一番おもしれえぞ。あらためて自分自身に問い聞かせたいと思う。覚悟はいいか?」

■質疑応答

■質疑応答
――IWGP世界ヘビー級王座が設立されたのは2021年3月でしたが、当時、辻選手はヤングライオン時代だったと思います。当時はどんな想いでベルト統一をご覧になっていましたか?

辻「自分は統一の時、実際にリングサイドにいました。個人的な想いを語らせてもらうと、俺はこのIWGPヘビー級のベルトを目指して新日本に入って、イチからスクワット、腕立てを重ねてきました。なので、悲しい気持ちでした。自分が目指すものがなくなってしまった。でも、これが今の新日本の至宝ならば、俺は次からこれを追い求めていかなければない、そう自分に言い聞かせていました。でも、自分が実際に新日本の先頭に立って闘っていく中で、やはりこれからの新日本プロレスをもっと大きく、新しい世界を創っていくためには、この新日本プロレスの歴史を大事にしていかなきゃいけない。そういうふうに感じるようになりました。なので、今回ベルトを復活させました」

――実際にベルトを手にしてのお気持ちは?

辻「そうですね。本当に人間の辻陽太と語らせてもらうなら、このベルトのためなら命を懸けてもいいなって思えるベルトでした」

――辻選手は試合前から1.4東京ドームの試合順に関しても発言がありましたが、あらためてご自身の試合、棚橋選手の試合を比較してどう思われましたか?

辻「正直、あれはやはり棚橋弘至の大会だったし、棚橋弘至がメインでふさわしかったと思っています。ただ、俺はいつでもIWGPがメインであるべきと改めて言いたいなと。なので、ここで一つ宣言をしたいと思います。新日本プロレスが開く大会において、IWGPヘビー級のベルトがメインイベントでない時、俺は試合をボイコットしたいと思います」

――今回、辻選手はIWGPヘビーとIWGP GLOBALの2冠王者となりましたが、そもそもIWGP世界ヘビー級王座の誕生は2冠王者による2冠というものの扱いから統一という結果に落ち着きました。辻選手はIWGPヘビーとIWGP GLOBALの防衛ロードはどのようにおこなっていきたいと考えていますか?

辻「いい質問ですね。自分はそれぞれのベルトのコンセプトを戻したいと思っています。いまはIWGPヘビーもGLOBALも日本国内で、日本の中で回しているようなベルトになっていると思います。でも、本来このベルトは封印されましたけど、IWGPインターコンチネンタルの遺志を継ぐものだと思ってます。なので、海外で試合が行われる際や、こういう言い方はちょっと時代にそぐわないかもしれないですけど、他団体から来る外敵のような選手を迎え撃つ。海外から来る外敵のような選手を迎え撃つのに、このベルトを使いたいと思います。そして、このIWGPヘビーは新日本プロレスの最高の選手を決める闘いをとしてコンセプトを守っていきたいと思います」

――最強を決めるという意味合いでIWGPヘビー級ということなんですけど、ジェイク・リー選手が挑戦表明をされましたけど、迎え撃つとすればどちらのベルトが挑戦者にふさわしいと思いますか?

【新日本プロレス】

辻「そうですね、まず現段階でおそらく彼は挑戦表明を、あれは彼の挑戦表明だと受け取っています。東京ドームで俺がマイク(アピール)している時の襲撃だったんですけども。現段階で俺は彼の挑戦を認めていません。っていうのも、ケガで1年以上欠場していたヤツがのこのこ復帰してきて、後ろからアタックしただけで挑戦できるベルトであってほしくないからです。でも俺もレスラーとして一番イイところを潰されているわけですし。そのまま黙っておくわけにはいかない。なんなら俺自身も、まあジェイク・リーとやり方は違いますけど、過去に俺は堂々と正面から入っていきましたけどね。チャンピオンにジーンブラスターを決めて、タイトルマッチへ漕ぎつけた過去がある。そんな過去を俺も清算しなきゃいけないと思っている。なので俺はジェイク・リーがなんで挑戦したいのか、ましてやなんでUNITED EMPIREに入ったのか? そんな彼の想いや情熱を感じることができて、彼が俺のことを説得できるのであれば、挑戦は受けたいと思っています。でも、昨日の時点で彼はしゃべる気もないだろうし、ただただ暴力でそれを示すだけだったので。現状、俺は彼の挑戦を認めたいとは思わない。というか、認めてないです。で、ベルトはどっちで闘うかって話でしたね。まあ、彼は最初……今は違いますけどIWGP世界ヘビーのほうを俺に投げかけてきたので、そっちで闘いたいと思ってるんでしょうね。俺が納得したらこのIWGPヘビーをかけて闘いたいと思います。納得させられたらですけどね」

――昨日の大田区大会のバックステージで辻選手の口から、無所属とBULLET CLUB WAR DOGSの合併、新ユニットのアナウンスがありましたけど、あらためてこの場でご説明をいただけますか? 

辻「まず新ユニットの名前はUnbound Co.(アンバウンド・カンパニー)。もともと俺と(高橋)ヒロムちゃんと鷹木(信悟)さんと永井(大貴)、ティタンも含めながら話をしていました。『無所属っていうのをそろそろもう終えるのもいいんじゃないか?』って話が年内にあったんです。やっぱり、それぞれ属していない無所属とはいえ度、結局ユニットのようなかたちになってしまったので、そろそろあらためてユニットとして発足するべきなんじゃないかと話していました。それで3人でいろんなことを話していくうちに、WAR DOGSの人たちもそこに合流したいという話がありました。これでBULLET CLUBというひとつの名前が消えることになりますよね。でも、それは彼らの判断なので。俺はBULLET CLUBがなくなるどうこうに関しては、あくまでも彼らの判断なので聞きたいことがあったら彼らに聞いてほしいと思います」

――もう次のシリーズからはその名前でやっていくということですね。ユニットのロゴなどは今後になりますか?

辻「はい。今後、徐々に公開しいていければと思います」

――それに伴い、ユニットのリーダー的な選手は辻選手でいいんでしょうか?

辻「どう見えますか?」

――そう思うのですが、リーダーを決めるのかなと……。

辻「それも追々ね。まあここではちょっと伏せるので。楽しみはいろいろあったほうが良いですからね。徐々に発表していければと思っています」

【新日本プロレス】

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著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

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