10頭中8頭が前走から再戦組の3歳未勝利、手堅く狙いたい/佐賀競馬・大恵総合研究所佐賀支部
今夜も20時40分までアツいレースが繰り広げられています。
その佐賀最終レースに特化したデータ分析を行うのが競馬リポーターの大恵陽子氏。
JRAと地方競馬の二刀流の彼女が、今夜も独自の視点から最終レース的中を目指します。
久しぶりの3歳ドリーム
競馬リポーターの大恵陽子です。
今夜の佐賀最終レースは「3歳」「ドリーム」「1400m」。
「ドリーム」とは昨年まで「ドリームシリーズ」という名称で行われていたレースで、賞金下位から順に編成されたレースです。
まずは今夜と同条件の最終レースの傾向から見ていきましょう。
下表は2024年以降の3歳ドリーム(1300m~1400m)。
単勝3番人気以内が複数頭、3着以内に入ったのは8レース6レースと、上位人気の信頼度が高いレースです。(緑マーカー)
特に25年2月までは1番人気が5連勝で、1番人気は素直に信用していいでしょう。
位置取りでは、やや前有利。
5番手以内につけた馬同士で3着以内を独占したのは8レース中4レースでした。(青マーカー)
6番手以下から差し馬が上位入着したレースも同様に4レースありましたが、佐賀競馬全体の傾向から考えると、やや前有利でしょう。
10頭中8頭が再戦組
12月27日佐賀1300mを走っていました。
重要な鍵を握るその一戦を詳しく見てみましょう。
前走で最先着を果たしたのはオルメアで3着。
序盤は後方から運んだのですが、4コーナーで大外を回り、直線で鋭く差してきました。
上がり3ハロンは最速で、39秒9という数字も3歳未勝利ということを考えると優秀です。
4着ナンヨーラークは序盤にいいダッシュを見せて先行しました。
直線では脚がやや上がってしまいましたが、ダッシュ力は武器になりそう。
大恵総合研究所ではJRAからの移籍馬の好走条件は
芝で2戦以上(直近5走)、かつ450kg~500kg (芝最終出走)
と仮説を立てています。
実際、全馬移籍初戦で最終レースが組まれた場合、この条件に該当すると勝率45.6%、3着内率72.7%と高い好走率を誇ります。
ナンヨーラークの場合はJRA時代には芝で3戦。
芝最終出走時の馬体重が392kgのため、好走条件に完全には一致しませんが、狙えそうです。
5着スピネルテソーロは走りに派手さや器用さは薄いものの、まだ良化しそうな雰囲気でした。
こちらはJRA時代に芝でデビューし、当時の馬体重が460kg。
芝はその1走のみでしたが、3戦目には東京ダート1600mで先行できています。
移籍初戦だった前走をひと叩きしての上積みがあれば、さらに着順を上げそうです。
前走内容は重視してOK
下表のように、前走の走破タイムが最速、もしくは上がり3ハロン最速というだけで連対率はともに5割前後になります。
2走以上前に好走歴のある馬もいますが、重要視するのは前走の時計でいいでしょう。
では、気になる予想と買い目は?
芝デビューという点も好感触です。
前走を見ると、まだ走りに良化の余地を残していそうで、ひと叩きされた上積みに期待したいです。
⑥オルメアは前走、鋭い末脚を見せました。
さらに上の着順を目指すには道中の位置取りがもう少し前になるか、ペースが流れることが求められますが、前走タイムが最速かつ、上がり最速と、前項の好走条件に2つとも該当します。
⑧ナンヨーラークはここでも先行できそうで、上位に粘れそう。
⑨ハガクレトップはデビュー戦の前走、900mという超短距離ながら既走馬相手にいいダッシュを見せました。
砂を嫌がった後も直線でも脚が上がりきっておらず、距離延長もこなせそう。
昨夜、たんまり馬券を買いすぎた(そして盛大に外した)ため、買い目は堅実にいきます。
馬連 ⑦-⑥⑧⑨ 3点
文・大恵陽子(おおえ ようこ)
競馬リポーター。小学5年生で競馬にハマり、地方競馬とJRAの二刀流。毎週水曜日は栗東トレセンで、他の日は地方競馬の取材で全国を駆け回る日々。グリーンチャンネル「アタック!地方競馬」「地方競馬中継」などに出演のほか、「優駿」「週刊競馬ブック」「Number」「netkeiba.com」「うまレター」「馬事通信」など各種媒体で執筆。
「大恵総合研究所」なるデータ分析機関を勝手に設立し、現場取材で得た騎手・調教師などの談話をヒントに、馬場傾向やレース傾向を導き出して精度向上に励む。
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