移籍初戦の前走、不利のあった馬に注目!万馬券頻出の最終レース/佐賀競馬・大恵総合研究所佐賀支部

佐賀県競馬組合
チーム・協会

大恵総合研究所 【佐賀支部】

JRAが終わった後も佐賀競馬ではナイター競馬を開催中。
今夜も20時50分までアツいレースが繰り広げられています。

その佐賀最終レースに特化したデータ分析を行うのが競馬リポーターの大恵陽子氏。
JRAと地方競馬の二刀流の彼女が、今夜も独自の視点から最終レース的中を目指します。

6番人気以下が好走しやすい一戦

みなさん、こんにちは。
競馬リポーターの大恵陽子です。

今夜の佐賀最終レースは特別な条件のつかない「C1クラス」「1300m」。基本的には最終レース以外に組まれるC1クラスのレースと変わりない条件ですが、念のため最終レースに限定した成績を見てみましょう。(直近1年、1400mも含む)

まず人気の傾向はやや波乱気味。
単勝3番人気以内の馬が複数頭、3着以内に入ったのは17レース中12レースと過半数を占める一方で、6番人気以下が3着以内に入ったのは11レース。
上位人気馬と同程度の頻度で人気薄が好走していました。
その結果、3連単万馬券は9回にも上り、昨年末には27万超えという特大万馬券も出現。
基本的には上位人気を信頼しつつも、買い目は人気薄まで手広く押さえたい一戦です。

位置取りでは差しに警戒。
17レース中13レースで6番手以下からの差し馬が3着以内に入りました。
一方、逃げは3着内率35.2%とやや低調です。

C1クラス1300m~1400mの成績(直近1年) 【表1】

現級好走組か昇級組か

今夜の最終レースの「C1クラス」とは、佐賀では下から2番目のクラス。
そのため、下級のC2クラスからの「昇級組」と、現級組とが混在します。

では、C2クラスを勝っての「昇級組」と、現級で前走3着以内だった「現級好走組」ではどちらが好成績を残すのでしょうか。

下表は1行目が「現級好走組」に当たる前走C1クラス3着以内の馬の成績。
2行目が「昇級組」の前走C2を勝った馬の成績です。

好走率が高いのは圧倒的に「昇級組」。
中でも「現級好走組」が不在時は【3,2,1,1】とより好走率がアップします。
しかし、そうでない場合でも【3,3,0,4】で勝率30%、連対率60%、3着内率60%。
3着内率は「現級好走組」と大差ありませんが、勝率と連対率は「昇級組」の方が高くなっています。

今夜は「現級好走組」が3頭。
対して、「昇級組」は1頭で①ケイアイアンタレスなのですが、今夜の「昇級組」は通例とは異なります。というのも、前走が「特選」という、ざっくり言えば強い馬たちが集まりやすい一戦を勝っての昇級。
そのため、これまでの「昇級組」よりも一段上と捉えていいでしょう。

前走別成績(2024年以降) 【表2】

前走不利で狙いたい移籍馬

③フルオブプレイズは高知から移籍2戦目。
ここで使いたいのが大恵総合研究所の格言
「高知からの移籍馬は2戦目までは狙え!」
です。

その大きな理由は2つ。
砂の深さとレース展開です。

高知競馬場は国内トップクラスの砂の深さで、パワーが求められるコース。
そこで日々の調教やレースを積み重ねた馬は、他場に行くとスイスイ走れるケースが多々見られます。
また、スタートから先行争いが激しく、前半からペースが流れやすい傾向にあります。

そうした中で③フルオブプレイズは高知C2クラスで逃げ・先行するレースを見せていました。
これは相応のスピードと脚力があってのこと。
佐賀C1クラスへの編入であれば、すんなり前付けできそうです。

ところが、佐賀移籍初戦の前走は中団後方からのレース。
おかしいなと思ってレース映像を確認すると、スタート一歩目で躓き、大きく立ち遅れていました。
その不利を考えると、よく3着まで追い上げられたな、という感想。
負けて強しの内容でした。

佐賀2戦目で、今回は五分にスタートを決められれば、内枠から前のいい位置を取ってそのまま押し切れそうです。

大恵総合研究所 【格言】

では、気になる予想と買い目は?

③フルオブプレイズは前述の通り高知でのレース内容からここでもチャンス十分。
前走はスタートで躓いたことが致命的でした。
それでも3着にまで追い上げていて、「現級好走組」に該当。
五分にスタートを決められれば、前めからそのまま押し切れそう。

⑤ニライカナイアローは前走C1クラス2着の「現級好走組」。
好位~中団から脚を使う馬で、ここでも期待。

⑩ポムヴェルトは大井1200mで逃げるスピードを持った馬。
移籍初戦の前走はゲート内でかなりゴソゴソとして体勢が整わず、一歩目が立ち遅れてしまいました。
その影響もあってか、3コーナーからは真面目に走っていないのでは?という雰囲気。
今回、スタートを決められれば見直せそうです。

①ケイアイアンタレスは門別から移籍初戦の前走を勝っての「昇級組」。
今回はC2クラスを勝っての昇級初戦となりますが、前走は「特選」という強い馬が集まりやすい一戦だったため、より期待は高まります。
唯一の不安材料は距離。
勝った前走は1750m、門別で挙げた3勝もすべて1600mでした。
今回の1300mの忙しい流れに対応できるかがポイントでしょう。

⑦アシャカルークはC1クラスの前走で逃げて2着の「現級好走組」。
ただ、直線ではかなり脚が上がっていたことと、今回移籍2戦目の馬たちが五分のスタートを決められれば逃げるのは難しいかも、と思い、展開が鍵になりそうです。

ペースが流れれば差しが決まりそうな④リヨン、直近2走は「特選」で参考外の⑧リネンスピリットまで。

買い目は万馬券を期待して手広く
3連単軸1頭マルチ ③→①④⑤⑦⑧⑩ 90通り

YouTube生配信中! SAGAリベンジャーズC1-10組 【出馬表】


文・大恵陽子(おおえ ようこ)
競馬リポーター。小学5年生で競馬にハマり、地方競馬とJRAの二刀流。毎週水曜日は栗東トレセンで、他の日は地方競馬の取材で全国を駆け回る日々。グリーンチャンネル「アタック!地方競馬」「地方競馬中継」などに出演のほか、「優駿」「週刊競馬ブック」「Number」「netkeiba.com」「うまレター」「馬事通信」など各種媒体で執筆。
「大恵総合研究所」なるデータ分析機関を勝手に設立し、現場取材で得た騎手・調教師などの談話をヒントに、馬場傾向やレース傾向を導き出して精度向上に励む。
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著者プロフィール

佐賀競馬は九州唯一の地方競馬場として主に土日に競馬を開催しています。注目の重賞情報やイベント情報など、佐賀競馬のニュースを日々お届けいたします。

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