第4節ホンダヒート戦 前半5連続トライで鈴鹿の雪中ゲームを制す
1月11日(日)に行われたNTTジャパンラグビーリーグワン 2025-26 第4節は三重県鈴鹿市で三重ホンダヒートと対戦。このカードは昨年の1月5日にも行われ、その試合は互いに抜きつ抜かれつのデッドヒートの取り合いの末にスピアーズが勝利した。
今回の対戦では、前半にスピアーズが5連続トライ、後半にホンダヒートが3連続トライを奪う昨年とはまったく違う展開の末に、スピアーズが45対21で勝利した。
試合中に天候が一変するコンディション 勝利の決め手は「選手全員がクリアだった」
紙森選手は昨年7月の日本代表でのウェールズ戦から前節で久しぶりに実戦の場に復帰。スクラムに自信を持つヒートを相手に、先発に返り咲いた。またアキラ選手は開幕戦でのレッドカードから出場停止処分をあけてすぐの出場。昨シーズンは1試合の出場に留まったアキラ選手だったが、プレシーズンで存在感を示し開幕スタメンに抜擢された。この試合でもパフォーマンスを発揮すれば、レギュラーへの定着が期待できる。またハラトア選手がこの試合で公式戦50試合目となる記念試合となった。
風下という不利な状況で相手が1人減る。これはスピアーズにとって追い風にも勝る好機となり、ここからはスピアーズが試合を制した。
前半10分にモールから抜け出したマルコム選手がオフロードパスでフォーリー選手の先制トライに繋げた。続く15分にはバックスラインからヴァイレア選手がトライエリアに飛び込むと、18分にはモールによってタイラー選手がトライを取り、ものの10分足らずで19対0とリードした。
キックオフ直後の20分は、スピアーズの接点の強さや確実にスコアを重ねる決定力が目立ったが、それぞれの研ぎ澄まされた反応力もまた際立った。1トライ目のマルコム選手の持ち出しに反応してパスを受け取ったフォーリー選手のプレーに代表されるように、ボールの動きや仲間のプレーへの反応が、相手よりも一瞬早いのがスピアーズだった。
24分には自陣ゴール前のピンチから相手の速攻に対してフィールドに立つ誰よりも早く反応したのがセンターのリカス選手だった。相手のファンブルボールを奪って独走すると、これにフォローについたのは、根塚・アキラ・ショーンの3選手。スクラムハーフ藤原選手の素早いパスさばきもあり、最後はショーン選手がトライを取り切った。
その後シンビンにより木田選手が抜けて1人少ない状況になると、天候も一変して雪が舞う吹雪となった。パスもキックも大きく流れる状況でトライを取り切るのにやや苦労するが、それでも前半終了間際には紙森選手がトライを取って31対0で前半を終えた。
マイボールスクラムから、このプレーの直前に投入された立川選手に渡ると、相手をひきつけるタメを作ってリカス選手に短いパスを送る。そのままラインブレイクしたリカス選手は一直線にトライラインに走り切り、後半先制得点を獲得した。。直後の18分にもスクラムでのペナルティからすぐにバックスに展開して木田選手が左サイドを突破し連続トライ。得点を45対0とした。
また後半は失点以上にアタックで相手にプレッシャーをかけられない時間が続いた。後半20分すぎにはゴール前でのセットプレーを起点としたチャンスが数度あったが、これを活かすことができず。試合終了間際にも同じくゴール前ラインアウトのチャンスがあったが、ここでもインターセプトされ3連続トライを許した。
試合後、マキシキャプテンに代わりゲームキャプテンを務めたフォーリー選手は
「ヒートとの試合で鈴鹿に来れば、毎試合ハードなゲームになります。今回は天候面も含めてハードでチャレンジングなゲームでした」と振り返る。
ただその中でも勝利の要因について聞かれると「良い準備をして良い試合の入りができたこと、そして選手たち全員がクリアだったことが要因として大きい」と語った。
フランヘッドコーチは、ここまで4連勝となった要因について
「毎週の試合から学び、判断やメンタルの部分が成長に繋がっている」と述べた。
※リンク先は外部サイトの場合があります
写真:チームフォトグラファー 福島宏治
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ