考える先に何が生まれますか?全国高校ラグビー。桐蔭学園が3連覇。選手たちの議論がチーム強化に。最悪の状況を想定して対策。決勝で結実。「弱い」と言い続けた監督は「謝罪しないと」
【これはnoteに投稿されたセイノさんによる記事です。】
考える先に何が生まれますか?全国高校ラグビー大会で、神奈川の桐蔭学園が3連覇を達成した。選手たちの熱い議論がチーム強化につながった。最悪の状況を想定してプレーする。それが決勝の舞台で実を結んだ。
大阪の花園ラグビー場で行われた決勝戦。桐蔭学園は京都成章と対戦した。前半を5-5で折り返すと、後半は猛攻。4トライを奪った一方で、ドロップゴールを決めるなどしてリードを広げた。36-15。6度目の優勝を果たした。
桐蔭学園は今春の選抜大会を制していた。しかし6月の関東大会Aブロック決勝で国学院栃木に5-57と記録的な大敗を喫した。
藤原秀之監督は前例踏襲を好まない。「だいたい失敗する」からだ。そんな指揮官が選手たちに「基本に立ち返るべきではないか」と提案した。
選手たちが積極的に議論するようになった。「最悪の状況を想定して、どう対応するか?」。スポーツ心理の専門家を交えて、議論を重ねていった。
人はどうしても良い方向へ考えを巡らせてしまう。その場合、スタートでつまずくと、なかなか立て直せなくなる。
桐蔭の選手たちは最悪の状況を想定してスタートする。その対応策を考えているから、どんな事態になっても冷静に構えられる。
決勝戦を前に二つの「最悪」を想定した。一つは主将でフッカーの堂薗尚悟選手がグラウンドにいないこと。もう一つは相手に先制されることだった。
堂薗主将は準決勝で右肩をけがしていた。選手たちは今までよりも、いろんな想定が必要になった。それでも、いきなり直面するよりは、精神的に楽だろう。
そして、堂薗主将は「絶対、先に取られるよ」と決勝で京都成章に先制されることを言ってきた。実際に、今大会で初めて先制を許した。しかしこれも想定内。前半のうちに追いついた。
堂薗主将は後半で退いた。それも想定の範囲内。だからチームの大黒柱がピッチから去っても、チームは落ち着いて対応できた。
3連覇を達成したチームに、藤原監督は「うちが王者だと思ったことは一度もないです」。常に挑戦する気持ちで臨んだ。ただ、「弱い、弱いと言ってきた選手には謝罪しないといけませんね」とほおを緩めた。
選手たちが考え抜き、最悪の状況を想定して対応した先に栄光があった。選手たちの成長物語。試合終了のホイッスルが鳴っても、選手たちの成長は終わらないだろう。
大阪の花園ラグビー場で行われた決勝戦。桐蔭学園は京都成章と対戦した。前半を5-5で折り返すと、後半は猛攻。4トライを奪った一方で、ドロップゴールを決めるなどしてリードを広げた。36-15。6度目の優勝を果たした。
桐蔭学園は今春の選抜大会を制していた。しかし6月の関東大会Aブロック決勝で国学院栃木に5-57と記録的な大敗を喫した。
藤原秀之監督は前例踏襲を好まない。「だいたい失敗する」からだ。そんな指揮官が選手たちに「基本に立ち返るべきではないか」と提案した。
選手たちが積極的に議論するようになった。「最悪の状況を想定して、どう対応するか?」。スポーツ心理の専門家を交えて、議論を重ねていった。
人はどうしても良い方向へ考えを巡らせてしまう。その場合、スタートでつまずくと、なかなか立て直せなくなる。
桐蔭の選手たちは最悪の状況を想定してスタートする。その対応策を考えているから、どんな事態になっても冷静に構えられる。
決勝戦を前に二つの「最悪」を想定した。一つは主将でフッカーの堂薗尚悟選手がグラウンドにいないこと。もう一つは相手に先制されることだった。
堂薗主将は準決勝で右肩をけがしていた。選手たちは今までよりも、いろんな想定が必要になった。それでも、いきなり直面するよりは、精神的に楽だろう。
そして、堂薗主将は「絶対、先に取られるよ」と決勝で京都成章に先制されることを言ってきた。実際に、今大会で初めて先制を許した。しかしこれも想定内。前半のうちに追いついた。
堂薗主将は後半で退いた。それも想定の範囲内。だからチームの大黒柱がピッチから去っても、チームは落ち着いて対応できた。
3連覇を達成したチームに、藤原監督は「うちが王者だと思ったことは一度もないです」。常に挑戦する気持ちで臨んだ。ただ、「弱い、弱いと言ってきた選手には謝罪しないといけませんね」とほおを緩めた。
選手たちが考え抜き、最悪の状況を想定して対応した先に栄光があった。選手たちの成長物語。試合終了のホイッスルが鳴っても、選手たちの成長は終わらないだろう。
見出し画像:AUS在住空飛ぶとーちゃん Ash
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