強化試合 サンゴリアス戦 32対42で敗戦するも復帰組やBK陣の活躍光る

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怪我から復帰戦となった廣瀬雄也選手はフル出場 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

12月28日に東京サントリーサンゴリアスとの強化試合が行われた。
クボタスピアーズ船橋・東京ベイは、前日に秩父宮ラグビー場で同チームと対戦し勝利している。この強化試合でも勝利して2025年を締めくくりたいところだったが、互いにトライを取り合う攻防の末に32対42で敗戦となった。

前半は二村選手の連続トライでリードするも後半逆転許す

スピアーズはプレシーズンで好調だった若手中心のメンバーに、ここまでの公式戦でリザーブ出場していた選手を含めた構成。キャプテンはフルバックの島田選手が務めた。試合会場となる武蔵野陸上競技場で12時にキックオフした。
スピアーズボールでキックオフした前半は、互いのアグレッシブな攻撃により互いの22mラインを行き来する。なかでもこの日の若いバックス陣はキックをうまく使いながらも積極的に仕掛け、幾度も相手ディフェンスを突破。前半8分には右サイドへ大きく展開して二村選手が先制トライを決める。
その後25分すぎまで点数の動きはないが、26分にサンゴリアスがスピアーズのラックサイドを抜けてスコアし追いつくと、スピアーズは松下選手のタッチライン際の強さを見せたランによってすぐさま追い抜く。

どのポジションで出場して持ち前の強いランニングを安定して発揮する松下怜央選手 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

ここから取り合いの展開となった両者だったが、前半終了間際に二村選手が2連続トライを奪う活躍を見せ、22対14とリードして前半を終えた。

前半30分から後半スタートまでにリザーブ12人投入し、メンバーを大きく入れ替えたスピアーズだったが、前半あった勢いは後半開始からサンゴリアスに奪われる。後半5分に自陣ゴール前で相手の近場を攻撃を止めきれずトライを奪われると、9分にも失点し逆転を許す。20分にはゴール前モールから溝渕選手がショートサイドをついて、後半初得点に繋げるが、再びリードを奪うには至らず、最後は互いにトライを1本ずつ取り合って32対42で試合を終了した。

前半だけで3トライを獲得した二村莞司選手 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

敗戦となったこの強化試合だったが、前半のリードに代表されるように80分を通してバックス陣の活躍が光った内容だった。若いメンバーによる連携の取れた攻撃と、それぞれが個々の能力を発揮して芝生の上を躍動した。そして、その中には怪我からの復帰戦となった廣瀬選手と岸岡選手の存在もあった。

廣瀬選手は日本代表欧州遠征からの離脱後、11月にチームに合流。11月29日に行われた東芝ブレイブルーパスとのプレシーズンマッチにも出場し、開幕戦への出場をターゲットとしていた。しかし、そんななか開幕直前の怪我によりメンバー選考から外れ、歯がゆい時間を過ごしていた。
そんな中での復帰戦、インサイドセンターとしてフル出場した廣瀬選手は、試合終了間際に山﨑選手のトライに繋がるロングパスを成功させ、さすがのパフォーマンスを披露。

ただ試合後に廣瀬選手は「コンディションは悪くない」と口にしながらも「まだ自分自身がチームにコミットしきれていない」と少し悔しそうな表情を覗かせる。

「開幕直前に怪我によりメンバーから外れ、少し落ち込みました。それに加えてトア(ハラトア・ヴァイレア選手)が13番で定着していることも、自身の気持ちに焦りを生んだのだと思います。そうした理由もあって前半では自分でなんとかしようとしすぎてしまいました」
と試合を振り返る。ただ後半はそうした部分を冷静に見つめ、すぐさま修正。また自身のプレーの強みを再認識することに繋がった。
「自分のプレーの特徴は周りを活かすプレーです。前半の気づきから修正し、周りを活かそうと意識してプレーしました。自分の目標は12番でスタメンを張り続けて決勝の舞台に立つこと。開幕にはそれはかないませんでしたが、今から追いつき同じポジションのハルさん(立川理道選手)やリカス(リカス・プトリアス選手)に対抗できるようにしなくてはならいないと思っています」
とシーズンに向けての決意を述べた。

 インサイドセンターとして12番を背負い出場したいと話す廣瀬雄也選手 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

また後半からは昨年の3月の試合で負傷し、その後の長期離脱から1か月前にグラウンドに立つようになった岸岡選手が出場。後半の司令塔を背負い40分プレーした。自身のプレーについて振り返ると
「久しぶりのプレーということもあったので、試合勘を取り戻すことの必要性を感じました。コンディションとしては悪くないので、今後はプレーの感覚を取り戻していきつつ、試合の出場有無に関わらずチームの勝利に貢献できればと考えています」
とコメントした。

10か月ぶりの復帰戦となった岸岡智樹選手 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

第3節のサンゴリアス戦での大量得点にも代表されるように、今季のスピアーズは攻撃力も際立つ。その攻撃力には、バックス陣の速く多彩なアタック力が不可欠だ。
怪我からの復帰した選手たちも加わり、さらにレベルアップしたスピアーズのバックス陣に注目したい。

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文:クボタスピアーズ船橋・東京ベイ広報担当 岩爪航
写真:チームフォトグラファー 福島宏治
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著者プロフィール

クボタスピアーズ船橋・東京ベイは、日本ラグビーの最高峰「ジャパンラグビーリーグワン」に所属するラグビーチームです。。1978年創部し1990年にクボタ創業100周年を機にカンパニースポーツと定め、千葉県船橋市の(株)クボタ京葉工場内にグランドとクラブハウスを整備しました。「Proud Billboard」のビジョンの元、ステークホルダーの「誇りの広告塔」となるべくチーム強化を図っています。またSDGsの推進や普及・育成活動などといった社会貢献活動を積極的に推進しています。

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