【今週の注目レース】ナダル産駒のフェデラーが武豊騎手で復帰戦、ロイヤルファミリー演じた3歳が初陣

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ナダル産駒のフェデラーが武豊騎手を背に久々の復帰戦、いきなり好走なるか 【photo by H.Yamanaka】

 JRAの2026年開催は1月4日(日)、5日(月)からスタート。初日の縁起重賞である東西金杯でお年玉を狙っているファンは多いだろうが、デビュー前からすでに知名度抜群の3歳馬がついに初陣を迎えるなど、それ以外のレースでも話題性はいっぱいだ。1月4日(日)、5日(月)に中山、京都で行われる特別・平場・メイクデビューの注目レースを紹介!

【日曜・中山10R ジュニアカップ】
1600m芝で行われる3歳のリステッド競走。昨年はここを勝ったファンダムがGIII毎日杯も無敗で制し、ダービーに駒を進めた。今年、注目したいのは1戦1勝のジーティーシンドウ(牡3=美浦・栗田徹厩舎)。デビュー戦は今回と同じ中山1600m芝で2着馬に4馬身差をつける圧勝だった。ここも連勝するようならマイル路線、クラシック路線いずれでも面白い存在になる。オルフェーヴル産駒から久々に芝の大物候補登場となるか。

【日曜・京都2R 3歳未勝利】
キタサンブラック産駒のリアライズグリント(牡3=栗東・矢作芳人厩舎)は京都2000m芝の新馬、未勝利と連続2着。今回は同じ京都でも1800mダートに矛先を変えてきた。母マドラスチェックは2020年のJpnIII・TCK女王杯を勝ち、JpnI・JBCレディスクラシックでも20・21年と連続2着に来るなどダートで活躍。この母の血を色濃く受け継いでいれば、ダート替わりはむしろ大きなプラスになりそうだ。

【日曜・京都6R 3歳1勝クラス】
7頭の少頭数ながら、この2000m芝は将来楽しみな素質馬が揃う一戦となった。スカイスプレンダー(牡3=栗東・池江泰寿厩舎)は11月の京都1800m芝を2馬身半差で快勝。先行して後続を突き放した脚はスピード満点だった。一方、エアビーアゲイル(牝3=栗東・辻野泰之厩舎)はGI大阪杯を連覇したベラジオペラの半妹。前走の勝ちっぷりが良く、牡馬を相手にここを勝てばオークスも楽しみになってくる。

【月曜・中山5R メイクデビュー】
昨秋に大ヒットした競馬ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』終盤の“主役”である競走馬ロイヤルファミリーを演じた1頭、ブレイヴソルジャー(牡3=美浦・新開幸一厩舎)が現実世界でもデビュー戦を迎えることになった。本来なら有馬記念ウィークを予定していたが、無念の除外となり今週にスライド。待ちに待ったファンも多いだろう。ドラマのロイヤルファミリー同様に、美しい栗毛を躍らせていきなり勝利をつかむことはできるか。

【月曜・中山8R 中山新春ジャンプステークス】
障害界も新たな戦いは新春からスタートする。GI菊花賞にも出走経験のあるディナースタ(牡7=栗東・辻野泰之厩舎)は障害に転向後、6戦[3-3-0-0]とパーフェクト連対。障害重賞初挑戦となった前走のJ・GIII京都ジャンプステークスも0秒1差の2着と、力を示した。距離こそ違えど中山コースは障害デビュー戦を勝利で飾った舞台。今回も好走すれば、春のJ・GI中山グランドジャンプへの道が広がっていく。春秋王者エコロデュエル打倒の新たなライバルへと名乗りを挙げるか。

【月曜・京都8R 4歳以上2勝クラス】
ナダル産駒のフェデラー(牡4=栗東・石橋守厩舎)が約8カ月半ぶりの復帰戦を迎える。「テニス界のレジェンド親子」構成とも言うべき父と本馬の名前でデビュー前から話題となったが、今回と同じ京都1200mダートでの初戦が2着馬に1秒8差をつける衝撃の大差勝ち。続く2戦目は不発に終わったものの、3戦目はゲートで出負けしながらゴール前強襲の差し切り勝ちと、あらためて能力の高さを見せた。久々の実戦がどうかだが、力を出し切ればあっさり突破しても不思議はない。鞍上は武豊騎手。

(文・森永淳洋)
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