新年一発目の重賞!佐賀デビュー馬限定の3歳重賞は距離実績と牝馬の激走/佐賀・佐賀若駒賞データ分析
昨年、さがけいば重賞レースデータ分析をお読みいただいたみなさま、ありがとうございました。今年も予想の一助となれるよう、様々な角度から重賞レースを分析していければと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
大恵総合研究所・所長 大恵陽子(競馬リポーター)
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さて、2026年も最初の重賞は佐賀若駒賞。一昨年から重賞に格上げされたが、以前から年明けに行われていた3歳戦で、佐賀デビュー馬限定だ。1800mで実施されていたのが、2023年から1750mにわずかながら短縮された。
ここでは重賞格上げ前の時代も含めた過去10回の当レースのデータを元にデータ分析を行う。
1番人気の好走率高いが、半数で3連単万馬券
一方で、1番人気が4着以下だった2回は3連単が10万円超えと大波乱。他にも3連単万馬券は3回あった。
スタートからコーナーまでの距離が短いコース
最内枠は不振傾向
人気薄でも牝馬好走
また、牝馬は人気薄での好走が多いのも特徴。3着以内に入った20頭中7頭が単勝6番人気以下で、牝馬の複勝回収率は113.2%だった。
中でも逃げが激走引き寄せる
3着以内に入った牝馬のうち16頭は1コーナーを5番手以内で回っており、中でも逃げて3着に粘った2頭は7番人気と10番人気。牝馬の人気薄好走を狙うなら、逃げだろう。
距離実績組は3着内率44%以上
もう少し範囲を広げて、重賞・準重賞にかかわらず「1700m以上」かつ「5着以内」が直近5走である馬の場合は3着内率44%。前者に比べやや低下したものの、悪くはなかった。
データからの推奨馬は?
②牝馬
③カペラ賞3着以内
④1700以上で5着以内あり(直近5走)
好成績のカペラ賞組からはモーモーゴールドが出走。カペラ賞3着以内からは今年、唯一の出走だ。
1400mでは好位~中団前目から脚を伸ばしていたが、1800mのカペラ賞では後方で脚を溜めて直線では先頭。勝ち馬サキドリトッケンが外からやってくると反応して一瞬伸びる場面もあり、勝負根性もありそう。
①③④に該当。
プレアレジェンドは1400mのネクストスター佐賀で2着など短距離で好成績を収めてきたが、1800mに距離延長となったカペラ賞でも4着。道中ではやや力みが見られたが、一度経験したことで慣れが見込まれる。
④に当てはまる。
カシノアミュレットは直近2走で上がり3ハロン38秒0以下の末脚で差してきており、距離延長は問題なさそう。
当レースでは差しが3勝、2着4回、3着1回という点も好材料だ。
牝馬の出走は今年、1頭のみ。パウリノで、近走成績からは人気を落とすだろうが、データからは激走があっても不思議ない。
②に該当。
昨年の当地リーディング山口勲騎手は牡馬のダバイシュクレに騎乗。
山口騎手の当レース過去10回の成績は牝馬【3,1,0,1】に対し、牡馬【1,0,0,2】ということや、不振の最内枠に入った点がどうかだが、騎乗馬は3連勝中。巧みな騎乗で不利な条件を覆す可能性はある。
文・大恵陽子(おおえ ようこ)
競馬リポーター。小学5年生で競馬にハマり、地方競馬とJRAの二刀流。毎週水曜日は栗東トレセンで、他の日は地方競馬の取材で全国を駆け回る日々。グリーンチャンネル「アタック!地方競馬」「地方競馬中継」などに出演のほか、「優駿」「週刊競馬ブック」「Number」「netkeiba.com」「うまレター」「馬事通信」など各種媒体で執筆。
「大恵総合研究所」なるデータ分析機関を勝手に設立し、現場取材で得た騎手・調教師などの談話をヒントに、馬場傾向やレース傾向を導き出して精度向上に励む。
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