【新春インタビュー】アルペンスキー・村岡桃佳「笑顔あふれる1年に」
アルペンスキーに専念
2024-2025シーズン、村岡はワールドカップを転戦。雪不足の影響でレースキャンセルが相次いだものの、2025年2月のFISパラアルペンスキー世界選手権(スロベニア)の大回転ではライバルを抑え、見事優勝を果たす。シーズンを締めくくる、3月のワールドカップ(スイス)では大回転3戦中2戦で1位、回転でも2位の成績を残し、ミラノ・コルティナ2026パラリンピック冬季競技大会での3大会連続金メダルという目標を現実的なものにしていった。
冬季パラリンピックは4度目となる。村岡は「何度経験しても緊張感が薄れることはない。日の丸を背負うという大きな責任と覚悟を持ち、皆様に勇気や活力を感じていただけるような滑りができるよう、残りの時間を過ごしていく」とコメントした。
責任と覚悟を持って
4月の転倒は、実際にパラリンピックで使用するコースでフリースキーをしていたときに起きたもの。自然の地形を活かして作られたコルティナのコースは「本当に難易度が高い」と言い、「正直、恐怖心がある」と村岡。「ゴールするのも難しそう」と顔をしかめた。
とくに滑降は「スタートから崖を落ちている感じ」と表現するほど急斜面だといい、「(スタート後)2ターンで時速100km超が出る。そのスピードで進めなきゃいけないと思うと涙が出ます」。
「2018年の平昌と2022年の北京と2大会連続で金メダルを獲得することができているので、次のミラノ・コルティナでも3大会連続で金メダルの獲得を目指しています」
しかし、前を向く村岡に試練は続く。11月16日イタリアでの大回転練習中に転倒。左鎖骨を骨折して緊急帰国を余儀なくされた。日本障害者スキー連盟の石井沙織アルペン委員長は、12月25日に行われた「2025/26シーズンキックオフ記者会見」で、村岡は骨を固定する手術を行い、1月に退院予定、2月中旬の雪上復帰を目指していると明かした。
さらに、石井委員長は「気持ちを前向きに持ってリハビリに励んでいる」と村岡の様子を伝えた。
笑顔が咲く1年に
「2026年は、パラリンピックの結果も含めて笑顔あふれる1年にしたいです」
ミラノ・コルティナ2026パラリンピック冬季競技大会は、2026年3月6日(金)に開会式が行われ、3月15日(日)まで熱戦が繰り広げられる。
photo by Hiroaki Yoda
※本記事は2026年1月にパラサポWEBに掲載されたものです。
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