【バドミントン/全日本総合】令和7年度 第79回全日本総合バドミントン選手権大会3日目(本戦2・3回戦)

チーム・協会
バドミントン年末の風物詩、令和7年度 第79回全日本総合バドミントン選手権大会(12月24日(水)~30日(火))が東京都調布市の京王アリーナで開幕した。大会3日目となる27日には、各種目本戦2・3回戦が行われ、ベスト8が出揃った。
結果や組合せ等については、大会Webページから。大会の模様は、放送・配信配信される(放送・配信予定のリンク参照)。

<大会スケジュール> ※試合開始は10時から
12/28(日) 各種目準々決勝
12/29(月) 各種目準決勝
12/30(火) 各種目決勝

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【ⒸBadminton Association of Japan】

男子シングルス

増本 康祐(ジェイテクトStingers)が渡邉 航貴(BIPROGY)と対戦した。「最初から120%を出して、自分からスピードを上げてプレッシャーをかけた」という増本が先行し、13-6と主導権を奪いそのまま逃げ切る。渡邉は第2ゲーム序盤連続得点を奪うも、「練習をしても、なかなか調子がいいと思えず、どこか自信がないのが出てしまった」と188cmの増本の強打の前に敗退となった。嬉しいベスト8位入りを果たした増本は「目標はベスト4。明日、とりあえずもう1回勝ちたい。向かっていくつもりで頑張りたい」と社会人1年目らしく元気に話した。
また、宮下 怜(明治大学)は18本20本で小川 翔悟(ジェイテクトStingers)で下した。2年前のこの大会の準々決勝で完敗を喫しており、その雪辱を果たした。宮下は「準々決勝は観客が近かったり、雰囲気も違ってくる。一度準々決勝を経験しているので、その経験を生かして、会場の風や相手のプレースタイルをしっかり見ながら、自分のベストを尽くしたい」と力強く語った。

左:増本 康祐 右:渡邉 航貴 【ⒸBadminton Association of Japan】

女子シングルス

5度目の優勝を目指す山口 茜(再春館製薬所)と高校生チャンピオンの白川 菜結(柳井商工高校3年)が対戦。第1ゲームはリズム感やショット感覚がつかめなかった山口に対して、「自分からどんどん仕掛けていった」という白川が奪う。しかし、世界トップで戦う百戦錬磨の山口はさすがの修正力で2ゲーム目10本、ファイナルゲーム9本としっかりまとめた。敗れた白川は、「ずっと目標にしている選手と、この大きな舞台でできたことがすごくうれしかった。」と話した一方、「一番に差を感じたのはフィジカル、めざすところが明確に見えた。来年はベスト4に入れるように頑張りたい」と語った。
もう一人の高校生で、全日本ジュニア優勝の渡邉 柚乃(倉敷中央高校1年)が明地 陽菜(再春館製薬所)に挑んだ。軍配は明地、19本18本と点数こそ競ったものの、渡邉は「ショットの質が違った。やりたいことをやらせてもらえず、大人と子どもというような試合展開だった。経験を積んで、対応力をつけていきたい」と来年へのリベンジを誓った。
また、2023年覇者の杉山 薫(BIPROGY)が古川 佳奈(岐阜Bluvic)にファイナルゲームの接戦で敗れ、3回戦で姿を消した。

白川 菜結 【ⒸBadminton Association of Japan】

男子ダブルス

全日本ジュニア優勝の高校生ペア山城 政人/寺島 拓夢(ふたば未来学園高校2年/1年)が相澤 桃李/佐野 大輔(ジェイテクトStingers)と対戦。1ゲーム目は相澤/佐野が奪うが、「自分たちの持ち味(後衛:山城、前衛:寺島)が出せた」と山城/寺島が奪い返す。ファイナルゲーム終盤、1点を争うシーソーゲームとなるが、社会人としての意地を見せた相澤/佐野が25-23で勝利を掴んだ。
残る高校生ペアの澤田 修志/石井 叶夢(埼玉栄高校3年)、萩原 駿希/松本 眞優(埼玉栄高校1年)はそれぞれ、霜上 雄一/野村 拓海(日立情報通信エンジニアリング)と岡村 洋輝/三橋 健也(BIPROGY)の日本代表の厚い壁に阻まれた。

左:相澤 桃李(右)/佐野 大輔 右:山城 政人(右)/寺島 拓夢 【ⒸBadminton Association of Japan】

女子ダブルス

大学生チャンピオンの中出 すみれ/田邉 裕美(龍谷大学)が大竹 望月/髙橋 美優(BIPROGY)と対戦。「(来年から同じチームの先輩となるペアに対して)気持ちが引いてしまったら、強くなれない。自分たちが成長できるような試合をしたい(中出)」という中出/田邉がファイナルゲームの接戦で昨年から1つステップアップの嬉しいベスト8入りを決めた。
また、優勝候補の一角、中西 貴映/岩永 鈴(BIPROGY)が清瀬 璃子/原 菜那子(岐阜Bluvic)との対戦でファイナルゲーム開始のところで棄権をした。

左:大竹 望月(右)/髙橋 美優 右:中出 すみれ(右)/田邉 裕美 【ⒸBadminton Association of Japan】

混合ダブルス

渡辺 勇大/田口 真彩(J-POWER/ACT SAIKYO)と相澤 桃李/松本 麻佑(ジェイテクトStingers/ほねごり相模原)の試合は、1時間を超える接戦となった。第1ゲームは、相澤(186㎝)/松本(177㎝)の長身ペアが奪うも、その後、ミスが目立ち始める。一方で、田口が後衛から前に出ていき、攻撃の形を作った渡辺/田口が有利に進め、14本13本で昨年と同じベスト8まで駒を進めた。
また、昨年に続き、下農 走/大澤 陽奈(金沢学院クラブ/ACT SAIKYO)が大関 修平/志波 寿奈(大同特殊鋼/広島ガス)をストレートで下して、ベスト8を決めた。

左:渡辺 勇大(左)/田口 真彩 右:相澤 桃李(右)/松本 麻佑 【ⒸBadminton Association of Japan】

イベント・ブース

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<シャトルパーク>
12月29日、30日には、シャトルパークが開催される。スペシャルゲストとして小椋 久美子さん、永原 和可那さんをお迎えし、以下のイベントが行われる。
・日本エアバドミントン連盟によるエアバドミントン体験会
・ダイハツ工業株式会社によるものづくり体験教室~ペーパークラフトでクルマを作ろう!~※
・ヨネックス株式会社によるシャトル的当てゲーム
・ラケットショップフジ / バドミントンプロショップウェンブレーによるバドミントン用品特売会
・ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社による商品配布
・その他キッチンカーや、日本バドミントン協会の特設ブース
※事前申し込み制

<BADMINTON 4 TOMORROW>
不要となったバドミントンラケットを回収し、開発途上国をはじめとする世界の人々に届けバドミントンを通じて世界を笑顔にする“BADMINTON 4 TOMORROW”プロジェクトのブースが12月28日(日)~30日(火)の期間、会場3階にて設置される。
ご家庭で眠るラケットをバドミントン途上国の皆さんへ!
<回収対象>
・ラケット(壊れているものは不可、ガットなしでも可)
・グリップテープ
・ストリング
・シャトル

【ⒸBadminton Association of Japan】

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著者プロフィール

公益財団法人日本バドミントン協会は競技の普及振興をになう競技団体として活動。世界最速のスポーツであるバドミントンの持つ魅力を多くの方に知っていただきファンになってもらえるよう、世界で活躍する日本代表『BIRDJAPAN』の情報を中心にナショナルジュニアの活動や国内競技会などの情報を皆さんにお届けしていきます。

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