ロッテ山口 山本の2選手がオフに憧れの総合格闘家 ヒロヤ選手と異業種交流。教わった大事な事とは

千葉ロッテマリーンズ
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総合格闘家のヒロヤ氏と山口航輝外野手、山本大斗外野手 【千葉ロッテマリーンズ広報室提供】

 シーズンオフのある日。都内を緊張した面持ちで歩く山口航輝外野手と山本大斗外野手の姿があった。この日は格闘技イベント「RIZIN」などで活躍する2人が大好きな総合格闘家のヒロヤ選手との面会が予定されていた。山口がホームランを打った後にベンチ横のカメラに向かって見せるポーズは、ヒロヤ選手のパフォーマンスが由来。かねてからの大ファンだったアスリートと初対面を果たした。

 「格闘技の試合の様子などを見ると自分も頑張らないといけないと思う。見ていると、興奮してきて、ボクも早く試合がしたいと思えてくる。本当に毎日、パワーをもらえるんです。落ち込んでいる時とかもよく見て、自分を奮い立たせてきた」と山口。

 対面をすると興奮気味に思いの丈をぶつけた。練習方法、栄養管理、試合での心の持ち方,試合前の減量について。色々な事を興味深く質問した。そして最後に山口が「ボク、落ち込みやすいんです」というと、ヒロヤ選手はすかさず「オレも、めちゃくちゃある」と優しく返してくれた。

 そして「でも落ち込んでいても何も変わらない。それはどの世界も同じじゃないかな」と続けた。その言葉を2人は何度も反芻している間、静かな時間が流れた。

 「やらないとなにも変わらない。もちろん、落ち込む時があるのが人間。でも、そこから大事。どうするか。やるしかない」(ヒロヤ選手)。

 リング上で決死の戦いを繰り広げる格闘家の言葉はあまりにも重く、深かった。人間だから落ち込むのは当たり前。しかしただ、クヨクヨしていても何も始まらない。立ち上がって勇気を振り絞って前に進む。それが大事。強いメッセージをもらった。
 
 1時間ほどの会話だったが、そのすべてが興味深く、2人の若者の胸に突き刺さる言葉ばかりだった。「ものすごく勉強になりました」と2人は頭を下げた。ヒロヤ選手も「自分も気合が入った。これからも3人で頑張っていきましょう」とエールを送った。
 
 プロ野球のシーズンオフはあっという間に過ぎていく。新たなシーズンに向けて身体を作り上げる大事な時期の中で、山口と山本の2人はファイターの声を直に聞くことが出来た。「もっともっと頑張らないとアカンなと思いました。めちゃくちゃ貴重ないい時間になりました」と山口は言った。山本も「きっとヒロヤさんも僕たちの事をこれからは注目しくくれていると思う。いいところを見せたい」と前を向いた。身体を鍛えるのではなく、この日は心を磨いた一日となった。

 12月も残すことわずかとなった。ヒロヤ選手は12月31日 格闘技イベント「RIZIN 師走の超強者祭り」(さいたまスーパーアリーナー)に出場する。相手は神龍誠選手選手。大晦日の注目の一戦だ。山口と山本はオフの期間も鍛え続け、新たなシーズンに気持ちを向けている。男たちの戦いは続いていく。

文 千葉ロッテマリーンズ広報室 梶原 紀章
 
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