小学生年代の日本一を懸けた熱戦が12月26日に開幕 JFA 第49回全日本U-12サッカー選手権大会
攻守に主体的に関わる8人制サッカー
出場するのは各都道府県代表の47チームと前年度優勝チームを輩出した都道府県に追加付与される1枠(今大会では東京都)の計48チームです。大会はまず12グループに分かれて鹿児島市郊外のふれあいスポーツランドで1ラウンドを戦い、ノックアウト方式の決勝ラウンドに進出する16チームを決定。準々決勝以降は桜島を望む同市中心部の鴨池地区で開催されます。
大会の魅力は、鹿児島で全国の選手たちが見せる、のびのびとしたプレーです。試合では鮮やかなシュートやスピードに乗ったドリブルで大人顔負けのテクニックが飛び出すことも。また、周囲をしっかりと動かして攻撃と守備をコントロールするボランチやセンターバックの重要性は高く、キャプテンシーを持って熱くも冷静に戦う姿勢がさまざまな試合で見られます。
全国から集まった選手がそれぞれの特長を生かして上を目指す大会だからこそ、かけがえのない経験を得ることができるでしょう。今大会のアンバサダーに就任した柿谷曜一朗さんも「通用したこと、通用しなかったことを、チームのトレーニングに生かして、プロサッカー選手を目指してがんばってください」とエールを送っています。
常連や初出場チームなど多彩な顔ぶれ
地元・鹿児島県からは、太陽SC U-12が2年ぶり6回目の出場。太陽SCが戦うグループGは初出場のいわきアビラーション(福島)とFC.カンピオーネ福岡(富山)、それに12年ぶりに出場の柏レイソルTOR(千葉)が入りました。太陽SCにとって、先輩たちが戦ってきた経験があるのは1次ラウンド突破へのポジティブな要素ですが、各チームともに持ち味を存分に発揮してラウンド16進出を目指します。
グループKでは5年前に初優勝したFCトリアネーロ町田(東京2)が出場します。町田はフットサルで培ったリズムの良いサッカーが特長の一つ。2025年8月に行われたJFA バーモントカップ 第35回全日本U-12フットサル選手権大会では準優勝しており、今大会でも長短のパスをつなぎながら積極的に攻撃するシーンが見られるでしょう。このグループはほかにニカホウインズFC(秋田)、清水エスパルス(静岡)、小倉南FC(福岡)が出場。小倉南は1998年に頂点に立っており、優勝経験チーム同士の対戦も組まれます。
大会のもう一つの特徴はレフェリーです。フルコートの11人制サッカーとは異なり、この大会では副審を置かず、一人の主審がゲームをマネジメントします。担当するのは全国から集まったユース(U-18)審判員たち。選手のフェアプレーを称えるグリーンカードも導入されており、高校生が厳しくも温かな眼差しで試合を進めていく姿も必見です。
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