【インカレ】筑波大と関西学院大、東西両王者のベスト8進出が決定! 仙台大、東海大、福岡大はグループステージ敗退が決まる

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【結果】『ASTRO SPORTS Presents 2025年度 第74回 全日本大学サッカー選手権大会』グループステージ第2節

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 大学サッカー日本一を決める冬の全国大会、『ASTRO SPORTS Presents 2025年度 第74回 全日本大学サッカー選手権大会』(以下インカレ)の決勝ラウンド・グループステージ・第2節が12月15日(月)に行われた。第2節にして、2チームの準々決勝進出が確定。あわせて3チームのグループステージ敗退も決まった。

 グループAは白星スタートを切った関西地区第2代表・阪南大学がC大阪内定・金本毅騎の2試合連続ゴールで先制。1点をリードして試合を折り返すが、初戦黒星で後がない東海地区第2代表・常葉大学も意地を見せる。76分、秦心太朗が左サイドから入れたボールを梅木翔斗が合わせて試合を振り出しに戻し、1-1のままタイムアップ。ともに勝点1を積み上げたものの、グループステージ突破は最終節にもちこされることとなった。
 一方、関東王者の筑波大学は関東地区第5代表の東海大学に圧勝。前半終盤に篠田翼のゴールで先制すると、後半は小林俊瑛の2得点などを加え、4-0で"関東対決"を制した。この結果、グループ内で唯一2勝を収めた筑波大のグループ2位内、準々決勝進出が確定。一方、唯一の2敗となった東海大はグループステージ敗退と、関東チームで明暗が分かれる結果となった。


 関東3チームがひしめきあうグループBは、ドロースタートとなった関東地区第6代表・日本大学が九州王者の福岡大学を圧倒。日大は14分、阿部水帆のゴールで先制すると前半終盤の41分に東京V内定・平尾勇人が狙いすましたヘディングシュートで追加点。後半にも中川粋が3点目を決めて福岡大を引き離すと、75分に水戸内定・五木田季晋がループシュートを決めて勝負あり。4-0で日大が勝利し、唯一2敗の福岡大のグループステージ敗退が決まった。
 関東地区第2代表・国士舘大学と同第7代表・日本体育大学の"関東対決"は、日体大が主導権を握りながらも攻めあぐねる展開に。それでも前半アディショナルタイムの45+5分、篠田大輝が倒されて日体大がペナルティーキックを獲得。鳥取内定・篠田自身がこれを決めて日体大が先制する。1点を追う国士大は後半に巻き返しを図るが、68分に皆川春輝が2枚目の警告で退場。さらには終了間際の90+1分にも小西脩斗も2枚目の警告で退場するなど、2人の退場者を出し追いつくことは叶わず。先制点を守り切った日体大がグループステージ初勝利を挙げ、初戦ドローの日大と勝点4で並んだ。

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 関西地域で行われるグループCは、"ホーム"の関西2チームが好調。関西王者の関西学院大学は序盤の12分、山本吟侍のヒールパスを馬場悠平が決めて先制すると、24分にはセットプレーを起点に篠原駿太が追加点。さらに40分、馬場がこの日2点目となるゴールを右隅に流し込んで3-0に。高松大もその4分後、久徳庵道がGKの頭上を越すループシュートを決めて1点を返すが、その後は関学大のゴールを割ることなく3-1のままタイムアップ。関学大が2連勝を収めた。
 一方、関西地区第6代表の大阪体育大学はその攻撃力が爆発。スコアレスドローに終わった初戦の鬱憤を晴らすかのように、ゴールを積み重ねた。ゴールラッシュの始まりは8分。野口楓真が豪快なシュートを叩き込むと、その10分後にはコーナーキックを池戸柊宇が頭で合わせて追加点。さらに5分後、ロングスローを起点にチャンスを作り辻耕大がヘディングシュートを決めると、その5分後にも上岡士恩がゴール。前半だけで4-0とし東北地区第1代表・仙台大学を突き放した。大体大の攻撃は後半に入っても止まらず、67分に辻がこの日2ゴール目となる5点目を挙げると、73分に再びロングスローから西口大稀が決めてフィニッシュ。大量6得点を挙げた大体大が6-0で仙台大を下した。
 この結果、唯一2連勝の関学大はグループステージ突破が決定。一方、2連敗の仙台大は最終節を待たずしてグループステージ敗退が決まった。


 前年度王者が敗れるという波乱があったグループD。総理大臣杯の優勝チームでもある東洋大学に大金星を挙げた東海地区王者・東海学園大学は、関東第4代表の明治大学と対戦。試合は開始早々の7分、明大はスローインからのこぼれ球を坂上輝が押し込み、2試合連続ゴールで先制。30分には前澤拓城がボレーシュートを叩き込み、明大が前半だけで2点をリードする。明大はその後も危なげない試合運びで東園大の攻撃をシャットアウト。2-0のまま勝利し、2連勝を挙げた。

2試合連続ゴールの明治大・坂上輝 【©JUFA】

 一方前年度王者で総理大臣杯覇者の東洋大は、九州地区第2代表の九州産業大学と対戦。ともに黒星スタートで後がない両チームだが、先にスコアを動かしたのは九産大だった。開始早々の3分、最終ラインからのロングパスに走り込んだ岩永創太が、そのままゴールを決めて九産大が先制。だがその後は次第に東洋大がペースを掴み、26分に宮本新がミドルシュートを突き刺して試合を振り出しに戻す。1-1で迎えた後半は東洋大が主導権を握り、54分には鳥取内定・荒井涼のクロスに、前節にもゴールを決めた髙橋輝が合わせて東洋大が逆転に成功。62分にも荒井のドリブル突破から横パスを受けた髙橋が「得意な角度なので瞬時にイメージができた」というシュートを放ち3点目を挙げ、そのまま東洋大が3-1で勝利した。

2試合で3ゴールと好調な東洋大・髙橋輝 【©JUFA】


 最終節は東洋大と明大の"関東対決"。現在2勝でグループ首位の明大は、引き分け以上で首位通過が決定。対する東洋大は、勝利がグループステージ突破の絶対条件となるだけに激しいぶつかり合いとなりそうだ。

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 筑波大、関学大が準々決勝進出を決め、残る枠は6。関東・関西が優勢の中、東海、四国、九州代表はベスト8に生き残ることができるのか。運命のグループステージ最終戦は12月17日(水)に行われる。

※表示スコアは左側チーム対右側チームのスコアで表示。

(文・飯嶋玲子)

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全試合結果と得点者


阪南大 1(1-0)1 常葉大
 得点者)【阪南大】金本毅騎【常葉大】梅木翔斗

日本大 4(2-0)0 福岡大
 得点者)【日大】阿部水帆、平尾勇人、中川粋、五木田季晋

大阪体育大 6(4-0)0 仙台大
 得点者)【大体大】野口楓真、池戸柊宇、辻耕大×2、上岡士恩、西口大稀

明治大 2(2-0)0 東海学園大
 得点者)【明大】坂上輝、前澤拓城

筑波大 4(1-0)0 東海大
 得点者)【筑波大】篠田翼、小林俊瑛×2、小松悠太

国士舘大 0(0-1)1 日本体育大
 得点者)【日体大】篠田大輝

関西学院大 3(3-1)1 高松大
 得点者)【関学大】馬場悠平×2、篠原駿太【高松大】久德庵道

東洋大 3(1-1)1 九州産業大
 得点者)【東洋大】宮本新、髙橋輝×2【九産大】岩永創太
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著者プロフィール

一般財団法人全日本大学サッカー連盟は、大学サッカー界全体の競技力向上を目指すとともに、フェアプレーの実践やスポーツ文化の振興などを目的として活動しています。全日本大学選抜の活動をはじめ、全国9地域の大学代表が競う『全日本大学サッカー選手権大会』(インカレ)、『総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント』といった全国大会、選抜チーム地域対抗戦『デンソーカップチャレンジサッカー』、日韓両国の大学選抜が対戦する『DENSO CUPSOCCER 大学日韓(韓日)定期戦』などを実施しています。

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