万博の熱気をつなげ 生涯スポーツの祭典ワールドマスターズ関西決起大会を関経連、関西広域連合が開催 ミャクミャク、スフラ、武井壮さんらが気勢 大阪体育大学・藤本教授が進行役
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WMGは予選がなく、基本的に30歳以上であれば誰でも出場できる。5月14~30日の17日間に福井、鳥取、徳島県を含む関西一円で35競技が開催される。組織委員会は夏季オリンピックの4倍以上となる5万人の参加を見込んでいる。大会では、元気で活力ある生涯スポーツ社会の実現や多様な交流を通じた相互理解の増進を目指す。
一方で、WMGは選手の多くが競技を通じて観光を楽しむ「参加型スポーツツーリズム」の典型的な大会だ。経済効果は1400億円とも予測され、関西経済や地域活性化への寄与が期待されている。当初は2021年開催の予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大のため、6年延期されていた。
続いて記念シンポジウムに移り、パリオリンピック日本選手団長で東京2025世界陸上財団会長の尾縣(おがた)貢さんが基調講演。尾縣さんは「戦前、運動は軍隊教育に使われ、戦後も1964年東京オリンピックで勝利至上主義が美化され、その影響が部活動や学校体育にも及ぶなど、スポーツの価値はせばめられた。2020東京オリンピックでもスポーツは『不要不急』とされ、少なくない選手がメンタル面の不調に苦しめられた」とスポーツの不幸な歴史や過去を振り返った。そのうえで、「オリンピックのモットーの『より速く、より高く、より強く』に、『ともに』が2020東京五輪開幕直前に加わった。さらに、2022年に策定されたスポーツ基本計画第3期には『つくる/はぐくむ、あつまり、ともに、つながる』などが盛り込まれるなどスポーツの可能性は大きく広がった。誰もが参加できるワールドマスターズは五輪以上の可能性があり、大会の役割は極めて大きい」と講演した。
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