比嘉一貴が日本人初のアジアンツアー年間王者に!日本ツアー賞金王獲得後の愚直な努力が、海外で実を結ぶ

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アジアンツアー年間王者に輝いた比嘉一貴 【©アジアンツアー】

日本とアジア、中東を往復しながら驚異の18週連続出場でアジアンツアーの最終戦に挑んだ比嘉一貴が、日本人として初めてアジアンツアーの年間王者に輝いた。2022年に日本ツアーで賞金王を獲得した後はさらなる高みを目指して海外に挑戦。厳しい環境の中で愚直に努力を重ねてきた結果が、ついに大きな実を結んだ。

「本当に、本当に嬉しいです!」と歓喜

12月10日(水)から13日(土)まで、サウジアラビアのディラブゴルフ&カントリークラブでアジアンツアー最終戦「サウジオープン by PIF」が開催された。この大会で7位に入った比嘉は、年間2,082.34ポイントを獲得。2位のスコット・ヴィンセント(ジンバブエ)に199.84ポイントの差をつけ、日本人初のアジアンツアー年間王者となった。

「本当に、本当に嬉しいです!これは大きな栄誉です。ただゴルフをすることが大好きなだけ。それがすべてです。早く家に帰って家族に会いたいです」そう喜びを語った比嘉は、年間王者のタイトルに加え、全英オープンの出場権も手にした。さらに比嘉は、「このために本当に努力してきました。昨年が転機となり、積み重ねてきた努力が実を結び始めました。今週、その成果がすべて表れたのは本当に素晴らしいことです」と付け加えた。

今季、比嘉はシーズン開幕から快進撃を続けた。開幕戦のスマート・インフィニティ・フィリピンオープンで8位タイ、インターナショナルシリーズ・インド by DFLで5位タイ、ニュージーランドオープン by Sky Sportで2位タイと、開幕から3試合連続でトップ10入りを果たした。

比嘉はその実力を9月以降、さらに発揮した。韓国で開催されたシンハンドンヘオープン、台湾で開催されたヤンダートーナメント・プレーヤーズチャンピオンシップで2週連続優勝を達成。10月下旬のインターナショナルシリーズ・フィリピンでも2位タイに入り、この結果でヴィンセントから年間ポイントランキングの首位を奪取。その後は誰にも追い抜かれることはなかった。

努力の結果、ドライバーの平均飛距離が今季大幅アップ!

アジアンツアー年間王者という結果は、比嘉にとって計画通りの到達点でもあった。2022年に日本ツアーの賞金王を獲得した後、比嘉は積極的に海外ツアーへと挑戦してきた。

海外ツアーで結果を残すため、比嘉はさまざまな努力を重ねてきた。さらなる飛距離アップを目指し、厳しいウエイトトレーニングと有酸素運動のプログラムにも自らを課した。「毎日、歯を磨くように」と語るほど、その取り組みは日常の一部となっていた。また、最適なクラブを使用するためドライバー契約を結ばず、飛距離を伸ばすためにショットでどれくらいドローやフェードをかけるかという調整にも取り組んでいた。

その努力は、明確な数字として表れている。ドライバーの平均飛距離は昨季までの284.41ヤードから、今季は297.91ヤードへと大きく伸びた。

日本ツアーの頂点に立った後も成長への歩みを止めることなく、挑み続けた比嘉一貴。愚直に努力を重ねてきた結果が、ついに大きな実を結んだ。
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著者プロフィール

アジアンツアー(Asian Tour)は、日本を除くアジアのプロゴルフツアーを統括する団体。本部はシンガポールにある。 1995年に設立され、98年にインターナショナル・フェデレーション・オブ・PGAツアーズ(世界6大ツアー)に加わった。 東南アジア地域をはじめとした各国で大会を実施。日本ツアーとの共催大会も行う。2025年は全20試合のラインナップがある。 2021年からはサウジアラビア政府系マネーを資本とする「リブゴルフ・インベストメント」PIFの出資を受け、インターナショナルシリーズを日程に組み入れている。

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