最新の散歩・ウォーキング推計実施人口

笹川スポーツ財団
チーム・協会
笹川スポーツ財団では、1992年から全国の18歳以上を対象に、「スポーツライフに関する調査(スポーツライフ・データ)」を隔年で実施し、運動・スポーツ実施状況、スポーツ観戦、好きなスポーツ選手、生活習慣など、国内のスポーツライフの現状を明らかにしてきました。最新の2024年調査から散歩・ウォーキング実施率と推計実施人口について解説します。

本文:水野 陽介(笹川スポーツ財団 シニア政策オフィサー)

【写真:Adobe Stock】

年1回以上の散歩・ウォーキング実施率:45.0%、推計実施人口4,611万人

 2024年の散歩・ウォーキング年1回以上実施率は45.0%であり、推計実施人口は4,611万人であった(図1)。年次推移をみると、調査年度による多少の増減はあるものの上昇傾向にあり、2020年以降はコロナ禍の影響と思われる増加もみられた。しかし2024年は2022年から3.3ポイント減少(48.3%→45.0%)し、5,000万人に近づいていた推計人口も4,611万人と見込まれる。

年1回以上の「散歩・ウォーキング」推計人口・実施率の年次推移(1996〜2024年): 全体(20歳以上) 【笹川スポーツ財団「スポーツライフに関する調査報告書」(1996~2024)より作成】

年代別による年1回以上の散歩・ウォーキング実施率:20~30歳代38.5%、40~50歳代44.9%、60~70歳以上50.1%

 年代別による年1回以上の散歩・ウォーキング実施率は、60~70歳以上50.1%、40~50歳代44.9%、20~30歳代38.5%の順に高く、若年層ほど実施率は低い傾向にある(図3)。年次推移をみると、60~70歳以上は2012年56.1%まで上昇し2022年まではほぼ横ばい、40~50歳代と20~30歳代は2010年前後まで漸次上昇したのち、ゆるやかな低下を経て2016年から2020年までは再び上昇に転じた。一方で2024年は全年代で2022年から減少がみられ、特に60~70歳以上では5.7ポイント減少(55.8%→50.1%)した。

年1回以上の「散歩・ウォーキング」実施率の年次推移(1996~2024年): 年代別(20歳以上) 【笹川スポーツ財団「スポーツライフに関する調査報告書」(1996~2024)より作成】


「スポーツライフ・データ2024」調査概要
【調査内容】運動・スポーツ実施状況、運動・スポーツ施設、スポーツクラブ・同好会・チーム、スポーツ観戦、スポーツボランティア、日常生活における身体活動、生活習慣・健康 他

【調査対象】全国の市区町村に居住する満18歳以上の男女3,000人(男性: 1,498人、女性1,502人)

【地点数】300地点(大都市90地点、人口10万人以上の市122地点、人口10万人未満の市64地点、町村24地点)

【調査時期】2024年6月7日~7月7日
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著者プロフィール

笹川スポーツ財団は、「スポーツ・フォー・エブリワン」を推進するスポーツ専門のシンクタンクです。スポーツに関する研究調査、データの収集・分析・発信や、国・自治体のスポーツ政策に対する提言策定を行い、「誰でも・どこでも・いつまでも」スポーツに親しむことができる社会づくりを目指しています。

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