バルサ&レアルをビジャレアルが追走。ラリーガ EA SPORTS のタイトルレースは三つ巴の様相に
バルセロナ(16試合消化、勝ち点40)
ハンジ・フリック監督率いるバルセロナはここにきて再びギアを上げつつある。サンティアゴ・ベルナベウで行われたエル・クラシコに敗れ、レアル・マドリーに勝ち点5差を付けられた時点ではリーグ2連覇が遠のいたかに思われた。だがそれ以降はエルチェ、セルタ、アトレティック・クルブ、アラベス、アトレティコ、そしてベティスを立て続けに撃破。ここまで8戦全勝のホームでの強さは、本拠地スポティファイ・カンプノウへの帰還後にさらに増した感がある。
破壊力抜群の攻撃力は相変わらずながら、今季はフェラン・トーレスの活躍が際立つ。前節ベティス戦のハットトリックにより今季11ゴールとし、キリアン・エムバペに次ぐ得点ランキング2位に浮上。彼がラミン・ヤマル、ラフィーニャ、ロベルト・レバンドフスキらと共に好調を維持できれば、2017/18、2018/19シーズン以来となるリーグ連覇が現実味を帯びてきそうだ。
エル・クラシコの敗戦を境に快進撃をスタートしたバルセロナとは対照的に、レアル・マドリーは尻すぼみに調子を落としてきた。クラシコ以降の6試合は2勝3分1敗。その間には異例のアウェー4連戦があり、そのうち3試合(ラージョ・バジェカーノ、エルチェ、ジローナ)は引き分けに。さらに前節セルタ戦では痛恨の今季ホーム初黒星。その結果バルセロナとの勝ち点差は4ポイントまで広がっており、これ以上の取りこぼしは許されない状況にある。
ビジャレアルが首位争いに加わるのは今季が初めてのことではない。2007/08シーズンには3位バルセロナに10ポイントを付けて2位に入っているが、第15節終了時点での勝ち点35はそのシーズンをも上回る、クラブ史上最高ペースの快進撃となっている。
今季の成功は、マルセリーノ・ガルシア・トラル監督のチーム作りとクラブの戦力補強がうまくかみ合っていることをよく表している。実際、ここまで全公式戦で最多得点を挙げてきた4選手(アルベルト・モレイロ、タジョン・ブキャナン、タニ・オルワセジ、ジョルジュ・ミカウタゼ)はみな今季加入した新戦力ばかりだ。
バルセロナとレアル・マドリーが前倒しで消化した第19節に勝てば、ビジャレアルは勝ち点38の2位に浮上する。果たして「イエローサブマリン」はどこまで2強のタイトル争いに食らいつくことができるのか。年末にはバルセロナとの直接対決も控えており、今後が楽しみだ。
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