NPB令和通算7777号はロッテ角中勝也。7という数字に縁のあった大ベテランがエスコンで見せた勝ち越しの2ラン
試合後、記念のボールを手にした角中は「え?なんの記録ですか?どういうこと?なにの通算?」と周囲の喧騒とは対照的に状況をなかなか理解できずにただただキョトンとしていた。ようやく状況が分かると「狙っていました!」と決め顔を見せ、関係者を笑わせる陽気な一面をもっている。
好きな数字は背番号の「3」と「8」ではあるが、「7」には縁がある。06年 社会人・大学生ドラフト「7」位で独立リーグの高知ファイティングドッグスから入団をした。そして地元 石川県「七」尾市では、ふるさと大使を務めている(出身は田鶴浜町。04年10月に田鶴浜町が旧七尾市、中島町、能登島町の1市3町で合併)。そしてこの時は、37歳でプロ通算70本塁打目が令和7777号のメモリアル弾となった。7づくしの男だ。
「正直、自分自身はあまりメモリアルとか記録とかには興味がないのですが、まあ、みんなが喜んでくれるならいいかなあと思います。好きな番号は3と8です。もちろん7も、その次くらいに好きですよ」と豪快に笑った。
ホームランを打つ前夜はデーゲーム後に札幌市内の焼肉店で遠征に帯同している外野手を集めて食事会を開いた。話の中心はおのずと野球となるのはいつものことだ。「自分からあまり言うほうではないけど、聞かれたことは答える」という角中は、後輩たちからの打撃の質問に答えた。語り尽くした時間と素敵な空間を共有して迎えた試合だった。ちなみに参加をした外野手も7人。4月27日、外野手会に参加をしたDHのグレゴリー・ポランコ外野手を含む7人で7安打を放った。
「外野手で7本くらいヒットが出たので奢ったかいがあったと思います」と目を細めた。
今年はプロ通算1500試合出場を果たし来季はプロ20年目、39歳。角中はチーム最年長選手として迎える。個人記録は見据えていない。目指しているのはリーグ優勝、そして日本一のみ。打席で見せる圧倒的なオーラ―と貫禄。ラッキー7に愛されてやまない大ベテランが新生マリーンズを頂点へと導く。
文 千葉ロッテマリーンズ広報室 梶原 紀章
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